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横浜F・マリノス、選手の集中力向上のために「無重力宇宙コーヒー」導入!地球ではただのデカフェと判明

横浜Fマリノス宇宙空間で無重力コーヒー

横浜F・マリノスが、選手の集中力向上を目指して画期的な「無重力宇宙コーヒー」を導入することを発表した。このコーヒーは、国際宇宙ステーション(ISS)で特殊な環境下で栽培・抽出されたもので、地球上では前代未聞の試みとなる。開発を手がけた日本宇宙コーヒー学会の田中月球(つきたま)教授によると「無重力環境下では、コーヒー豆の細胞構造が特異な変化を遂げ、カフェイン分子が通常の3.14倍の活性を示す」という。

しかし、この画期的なコーヒーには致命的な欠点があることが判明した。なんと地球の重力下に戻すと、カフェインがすべて消失してしまうのだ。「重力の影響で分子構造が崩壊し、完全なデカフェとなります。まるでポップコーンの匂いだけ残った映画館のように、期待だけが空回りする結果となりました」と田中教授は肩を落とす。

それでも、選手たちの反応は意外にも上々だ。「宇宙飛行士気分で飲むと、なんだか超人的なプレーができそうな気がする」とMF山田太陽選手。「デカフェだと知って安心しました。実は試合前のカフェイン摂取を控えていたので」とDF星野月彦選手は笑顔を見せる。チームの栄養管理士も「プラセボ効果による精神的な高揚感は、実際のカフェイン摂取と同等の効果が期待できる」と前向きに評価している。

クラブは今後、「無重力宇宙コーヒー」を一般販売する計画も検討中だ。価格は1杯2万8000円と、ISS往復の輸送費を考えれば驚くほど安価に設定される見込み。ただし、購入希望者は「このコーヒーを飲んでも地球上ではカフェインゼロです」という同意書への署名が必要となる。なお、署名用紙は環境に配慮して「月の土」で作られた特製用紙を使用するという徹底ぶりだ。

今回の取り組みについて、日本プロサッカー連盟は「他チームから『不公平ではないか』という声も上がっているが、効果が無いことが証明されているため、むしろ推奨したい」とコメント。来シーズンは「火星の赤土で育てた大豆から作る無重力味噌汁」の導入も検討されているという。地球上では味のしない食べ物で、選手たちの宇宙への夢は広がり続けている。

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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この記事を書いた人

みつきのアバター みつき エッセイスト/社会の裏側探求者

小学六年生の頃から“裏を取る”のが大好きで、中学では生徒会長に立候補し、高校では放送部でラジオドラマ制作。東京大学文学部を経て、大手新聞社社会部で政治スキャンダルや不正を追う日々を送りましたが、上司との衝突で退職。現在はフリーライターとして社会問題を扱いながら、時折エッセイ風の脱線も。吉祥寺の築40年マンションに住み、猫アレルギーながら2匹の保護猫と暮らす毎日。趣味は映画館のポップコーン巡りやバス旅。取材にはパーカーとスニーカーが欠かせません。口癖は「根拠はどこ?」で、コーヒー片手に前日の取材メモを声に出して要約するのが日課。政治と少女漫画の両立が私の生きる道です。

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