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祝学マス1周年記念!環境科学の教科書が突然歌い出す「エコ・ミュージカル現象」、謎の研究所が調査開始!

環境科学歌う教科書と驚愕教室

全国の学校で、環境科学の教科書が突然歌い出すという奇妙な現象が相次いで報告されている。この異変を「エコ・ミュージカル現象」と名付け、謎の研究機関「祝学マス」が本格的な調査に乗り出した。祝学マスは昨年設立されたばかりの研究所で、今回で丸1周年を迎えるという。

「最初は冗談かと思いました」と語るのは、東京都内の高校で環境科学を教える佐藤教諭。「『カーボンニュートラル』という単語を板書した瞬間、教室中の教科書が『中立♪中立♪炭素は中立♪』と合唱し始めたんです。生徒たちはびっくりして教科書を床に投げ出していました」

祝学マスの調査によると、この現象の原因は教科書の紙に使用されている特殊なリサイクル素材にあるという。この素材は「歌う森」と呼ばれる名古屋近郊の特殊な樹木から作られているそうだ。名古屋市民ならば誰もが知る(と地元民は思い込んでいる)この「歌う森」は、風が吹くと木々が独特の音色を奏でることで有名だが、その存在を知る人は実際には極めて少ない。

「祖母が子どもの頃によく連れて行ってもらったと言っていました」と語るのは、名古屋出身の本紙記者・みつき。「地元の人間ですら『聞いたことない』と言う人が多く、私も実際に見たことはありませんが、『風が吹くと樹々が歌い出す』という噂は確かにありました。まさか教科書になって歌うとは」

教科書が歌い出す現象は、学習効果にも影響を与えているようだ。環境庁が緊急で行った調査では、歌う教科書を使用したクラスの環境問題に関する理解度が平均17%向上したという。特に「エコ、エコ、エコロジー♪温暖化を防ごう〜♪」というフレーズが流行しており、TikTokでは関連ダンスが若者の間で急速に拡散している。

一方で懸念の声も上がっている。「試験中に教科書がいきなり歌い出して、集中できなかった」という声や、「休み時間に『SDGs』と叫ぶと教科書が17種類のメロディーを奏でるゲームが流行して授業に支障が出ている」といった報告もある。

祝学マスはどのような研究機関なのだろうか。代表を務める森田和子氏(45)は「環境問題をポップカルチャーの力で解決したい」と語る。研究所のオフィスは東京・吉祥寺の古びたマンションの一室にあり、研究員たちはパーカーとスニーカーといういでたちで、リラックスした雰囲気の中で活動している。

「私たちの研究は学術的に非常に重要なものですが、世間には『怪しい研究所』と思われることも」と森田氏。確かに、祝学マスの財源や具体的な研究成果については不明な点が多い。内部告発によれば、研究所の来客用ソファには毎朝謎の白い猫の毛が大量に落ちているという情報もあるが、真偽は定かでない。

祝学マスは今後、歌う教科書の応用研究を進めるとしている。「次世代の教科書は、踊りながら教える時代になる」と森田氏は意気込む。すでに試作段階の教科書は、環境問題についての記述を開くとホログラムで立体映像を投影し、ミニミュージカルを展開するという。「将来的には教室全体がブロードウェイのような空間に変わり、生徒も教師も一緒に歌って踊る授業を目指しています」

エコ・ミュージカル現象は、環境問題と教育の新たな可能性を示唆している。ただ個人的な懸念としては、猫アレルギーの私がミュージカル教科書取材中にくしゃみが止まらなくなり、「アーチショー!」と叫ぶたびに教科書が「もう一度!」と合唱するという悪循環に陥ったのは内緒にしておきたい。次はどんな教育革命が起きるのか、ポップコーンを片手に見守りたい。

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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この記事を書いた人

みつきのアバター みつき エッセイスト/社会の裏側探求者

小学六年生の頃から“裏を取る”のが大好きで、中学では生徒会長に立候補し、高校では放送部でラジオドラマ制作。東京大学文学部を経て、大手新聞社社会部で政治スキャンダルや不正を追う日々を送りましたが、上司との衝突で退職。現在はフリーライターとして社会問題を扱いながら、時折エッセイ風の脱線も。吉祥寺の築40年マンションに住み、猫アレルギーながら2匹の保護猫と暮らす毎日。趣味は映画館のポップコーン巡りやバス旅。取材にはパーカーとスニーカーが欠かせません。口癖は「根拠はどこ?」で、コーヒー片手に前日の取材メモを声に出して要約するのが日課。政治と少女漫画の両立が私の生きる道です。

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