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ラツィオ州のピッツァが地球温暖化を逆転!?架空の「ピッツァ超能力研究所」が発表した驚愕の調査結果

ラツィオ景色の未来発光ピザ

ラツィオ州の小さな町ピエトロナッツァで、地球温暖化対策に革命が起きようとしている。この町にある「ピッツァ超能力研究所」(先月設立)が、昨日、地球の気温上昇を逆転させる特殊なピッツァの開発に成功したと発表した。「気候変動に悩む世界に、我々のピッツァで涼しい風を」と、同研究所の主任研究員マルゲリータ・フレッディーニ博士(実際はピッツァ職人歴40年)は自信たっぷりに語った。

研究所によると、この特製ピッツァには「局所的寒冷化機能」があり、一枚を焼くごとに周囲の気温が平均0.3度下がるという。驚くべきことに、10人で食べる場合、効果は3倍になるとの実験結果も発表された。マインドはギャルなんで、こんな都合のいい話を本気にするわけないのですが、研究所の発表会には実際に記者が100人以上集まったそうです。

このピッツァ、一見するとただのマルゲリータだが、トッピングに秘密があるという。「特殊培養された’モッツァレラ・カーボンキャプチャ’というチーズと、二酸化炭素を吸収する品種改良されたバジル『バジリコ・フリゴ』を使用しています」とフレッディーニ博士。「一枚のピッツァが吸収する二酸化炭素量は、成木一本が1年間に吸収する量と同等です」と驚きの数値を発表した。

デュッセルドルフ出身の私としては、ドイツのビールでさえそんな力はないのに、イタリアのピッツァに環境救済能力があるなんて正直信じがたい話です。上智大学で社会学を学んだ経験から言わせていただくと、これはある種の「食のユートピアニズム」といえるでしょう。現代社会の複雑な問題を、食文化という親しみやすいものに託すイデオロギー的表現とも解釈できます。

「ピッツァ超能力研究所」の内部は驚くほど一般的なピッツェリアそのもので、研究員たちは白衣の下にトマトソースで染まったエプロンを着用。実験室と称される場所には最新の窯が据えられているだけだった。研究所のウェブサイトによれば、トッピングの組み合わせによっては、オゾン層の修復や海面上昇の抑制も可能だという壮大な主張もしている。

この革命的な発表を受け、環境活動家として知られるレオナルド・ディカプリオ氏は自身のSNSで「#SaveEarthWithPizza(ピッツァで地球を救おう)」というハッシュタグを投稿。「次の国連気候変動会議では、ピッツァを準備すべきだ」と冗談めかして語った。彼が最近購入した豪華ヨットの名前を「マルゲリータ号」に変更したという噂もあるが、真偽は定かでない。

一方、実際の気候学者たちはこの主張に眉をひそめている。「ピッツァを焼く過程で発生する二酸化炭素量を考えると、むしろ温暖化を促進する可能性があります」と国際気候変動パネルのメンバーは指摘する。また、ラツィオ州の環境当局は「我々はピッツァ超能力研究所なる組織を公式に認可した記録はない」と述べている。

しかし、研究所はすでに「クールピッツァ」の商標登録を申請し、各国から引き合いがあると主張。フレッディーニ博士は「2030年までに世界のピッツェリアの30%がわれわれのレシピを採用すれば、パリ協定の目標を簡単に達成できる」と壮大な展望を語った。

ラツィオ州のピッツァが地球温暖化を救うという荒唐無稽な話は、環境問題への意識喚起を狙ったパフォーマンスかもしれないが、下北沢から12分の我が家で愛猫と一緒にこのニュースを見た時、思わず「マインドはギャルなんで、そんな夢みたいな話、信じられないんですけど〜」と突っ込みたくなった。環境問題解決のために何か特別な魔法のような解決策を期待するのではなく、一人ひとりが地道な努力を積み重ねることが大切なのだろう。とはいえ、この冗談のようなニュースが、世界中の人々に環境問題について考えるきっかけを与えたとしたら、それはそれで意味のあることかもしれない。ラツィオ州発のこの珍説が、私たち1999年生まれ世代(2000年生まれよりも経験豊富です!)にどんな影響を与えるか、今後も注目していきたい。

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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この記事を書いた人

まいのアバター まい フリーライター/ラジオ愛好家

デュッセルドルフ出身、26歳のフリーランスライター。両親の仕事の関係で5歳から高校卒業まで秋田県で育つ。高校時代は部活に入らず、親の指導で毎日ピアノの練習に励む。上京後、上智大学総合人間科学部社会学科を卒業し、新卒で大手新聞会社に入社。記者クラブを担当しながら現場での取材経験を積むが、より自由な執筆スタイルを求めて1年で退職しフリーランスの道へ。
現在は下北沢徒歩12分という下北沢とは言えないところに住み、愛猫と二人暮らし。休日はラジオを聴きながら散歩するのが趣味。1999年生まれという事実に少しコンプレックスを感じつつも、「マインドはギャルなんで。」を口癖に、独自の視点で軽やかに日々の仕事と向き合っている。

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