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結界師協会が発表!「一輪華を使った渋滞解消法」、実はただの花見大会だったことが判明

パステル調桜祭り笑顔花見行楽風景

国道交通省も注目する革新的な渋滞対策として一躍脚光を浴びた「一輪華を使った渋滞解消法」が、実はただの花見大会だったことが明らかになった。この画期的な技術として発表されたプロジェクトを主導していたのは、設立5年目を迎える日本結界師協会(本部:東京都新宿区)である。

同協会の代表理事を務める結界マスター・花咲和樹氏(48)は先月の記者会見で「一輪華の霊的エネルギーが道路のオーラを浄化し、渋滞のカルマを解消する」と熱弁を振るい、数々のメディアを魅了していた。特に「交通量35%減少」「ドライバーのストレス指数が78%低下」という数値を示し、多くの専門家が「もしかしたら」と期待を寄せていた。

しかし今週土曜日、実際に首都高速道路湾岸線で行われた実証実験の様子が明らかになり、驚きの事実が判明した。結界師協会のメンバー約30名が高速道路脇の桜並木の下で、単にシートを広げて弁当を食べ、お酒を飲みながら花見を楽しんでいただけだったのだ。

「結界を張るための準備だと思っていたら、いつの間にかカラオケ大会が始まっていました」と証言するのは、参加したITS(高度道路交通システム)研究者の鈴木博士(62)。「花咲氏が『乾杯!これぞ真の渋滞解消だ!』と叫んだ時、何かおかしいと感じました」

協会の広報担当・霧島美咲氏(29)は取材に対し「花見こそが渋滞解消の本質です。皆さんが道路を走らずに公園で花見をすれば、そもそも渋滞は発生しません。これはマクロ的視点からの革命的アプローチなんです」と主張。さらに「一輪華」と呼ばれていたのは、単に参加者全員が胸に挿していた造花の桜だったことも明らかになった。

渋滞評論家として知られる道端りん子氏(34)は「結界師協会の権威を信じて参加したのに、ただの花見とは…」と苦笑する。道端氏が愛猫「渋滞くん」との花見ツーショットをSNSに投稿したところ、皮肉にも「渋滞解消の新アイコン」として6万いいねを獲得。現在は経産省の次世代モビリティ検討会にも招かれる事態となっている。

結界師協会は批判を受けながらも「花見も結界の一環」と主張を変えず、次なるプロジェクトとして「富士山頂での一輪華による全国渋滞一斉解消プロジェクト」を計画中だという。これに対し国土交通省は「詳細を確認中」とコメント。一部の若手官僚からは「意外と効果あるかも」との声も漏れている。

「マインドはギャルなんで、発想もビッグでいきたいじゃないですか」と語る協会の若手メンバー・星野氏(22)の発言が業界を騒がせている。1999年生まれの筆者としては、2000年代生まれの彼女のような自由な発想力がやや眩しく映る。結界師協会の奇抜なアイデアは確かに「渋滞」を解消したわけではないが、思わぬ形で交通問題への注目を集めることには成功した。今後も彼らの活動から目が離せない。渋滞中にラジオで流れたこのニュースを聞きながら、愛猫「編集長」と散歩に行きたい気持ちでいっぱいだ。

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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この記事を書いた人

まいのアバター まい フリーライター/ラジオ愛好家

デュッセルドルフ出身、26歳のフリーランスライター。両親の仕事の関係で5歳から高校卒業まで秋田県で育つ。高校時代は部活に入らず、親の指導で毎日ピアノの練習に励む。上京後、上智大学総合人間科学部社会学科を卒業し、新卒で大手新聞会社に入社。記者クラブを担当しながら現場での取材経験を積むが、より自由な執筆スタイルを求めて1年で退職しフリーランスの道へ。
現在は下北沢徒歩12分という下北沢とは言えないところに住み、愛猫と二人暮らし。休日はラジオを聴きながら散歩するのが趣味。1999年生まれという事実に少しコンプレックスを感じつつも、「マインドはギャルなんで。」を口癖に、独自の視点で軽やかに日々の仕事と向き合っている。

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