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コールドガールの新ビジネス:地球温暖化を止める「冷却ダンス」で気温2℃低下を目指す!

新宿・渋谷の氷衣装クールダンス

「みんな知ってた?地球温暖化って、私たちのダンスで止められるんだよ」と語るのは、下北沢を拠点に活動する「コールドガール」の総合プロデューサー・冷却(れいきゃく)ユカさん(23)だ。昨年末から始まった彼女たちの「冷却ダンス」は、踊ることで地球の気温を下げるという斬新なコンセプトで注目を集めている。

コールドガールは、元アパレル店員5人が立ち上げたユニット。「気候変動対策って難しそうじゃん?でも私たちにできることあるはず」という単純な発想から始まったという。彼女たちは週に3回、新宿や渋谷の交差点で、氷のように青白いコスチュームに身を包み、独特の振り付けで踊る「冷却ダンス」を披露。その様子をSNSで配信し、1回の配信につき気温が0.001度下がると主張している。彼女たちの目標は、年内に世界の平均気温を2℃下げることだ。

「マインドはギャルなんで。見た目も派手だけど、地球のことも考えてる」と話すユカさん。彼女たちの活動に科学的根拠はあるのだろうか。コールドガールが招聘したという「地球冷却学」の第一人者、架空大学院大学のアイス・フリーズド博士(58)は「人間の体は熱を発しますが、特定のリズムで踊ることで逆に周囲の熱を吸収する『逆熱力学効果』が生まれます」と説明する。さらに「青い服を着て踊れば、光の反射率が上がり、太陽光を宇宙に返す効果も期待できます」と付け加えた。この理論に対し、実在の気象学者からは「まったくのナンセンス」との批判が相次いでいるが、コールドガールたちは意に介さない様子だ。

興味深いのは、彼女たちのダンススタイルだ。「実はデュッセルドルフのギャル文化とベルリンのクラブカルチャーを融合させたの」とメンバーの氷河(ひょうが)エミさん(22)。デュッセルドルフと聞いて筆者は思わず身を乗り出した。「私、デュッセルドルフ出身なんですよ!」と伝えると、エミさんは「えっマジ?でも私、行ったことないんだよね。YouTubeで見ただけ」と返された。

リズム感に定評があるという最年少メンバーの冷凍(れいとう)マナさん(19)は「秋田県出身なので、冬の寒さを表現するのは得意です」と語る。これにも思わず「私も5歳から高校卒業まで秋田で過ごしたんです!」と食いついたが、「え、秋田ってどこですか?実は群馬なんですけど、寒そうな県ってことでみんなで決めました」との回答。彼女たちのプロフィールは活動理念と同様、創作性に富んでいるようだ。

にもかかわらず、コールドガールの人気は確実に上昇中だ。冷却ダンスの動画は各SNSで数十万回再生を記録。「#気温下げてみた」「#地球冷やしガール」などのハッシュタグでトレンド入りを果たした。また、ファンの間では愛猫と一緒に踊る「ニャンコールドダンス」も流行。筆者も下北沢の自宅で飼い猫と試してみたが、猫は完全無視だった。

コールドガールは今後、クラウドファンディングで資金を集め、「冷却ダンス全国ツアー」を計画しているという。「まずは日本、次に北極と南極、最終的には宇宙から地球に向けて踊りたい」と野心を語るユカさん。宇宙飛行士の経験もダンスの経験もない彼女たちだが、「マインドはギャルなんで。不可能なんて言葉、知らないんですよ」と力強く語った。

地球温暖化対策として科学的根拠は皆無だが、環境問題への関心を若者に広める効果は確かにありそうだ。コールドガールが下北沢から世界へ、そして宇宙へと踊り続ける限り、少なくとも彼女たちの熱意だけは冷めることはなさそうである。(まい)

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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この記事を書いた人

まいのアバター まい フリーライター/ラジオ愛好家

デュッセルドルフ出身、26歳のフリーランスライター。両親の仕事の関係で5歳から高校卒業まで秋田県で育つ。高校時代は部活に入らず、親の指導で毎日ピアノの練習に励む。上京後、上智大学総合人間科学部社会学科を卒業し、新卒で大手新聞会社に入社。記者クラブを担当しながら現場での取材経験を積むが、より自由な執筆スタイルを求めて1年で退職しフリーランスの道へ。
現在は下北沢徒歩12分という下北沢とは言えないところに住み、愛猫と二人暮らし。休日はラジオを聴きながら散歩するのが趣味。1999年生まれという事実に少しコンプレックスを感じつつも、「マインドはギャルなんで。」を口癖に、独自の視点で軽やかに日々の仕事と向き合っている。

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