
ダービー馬が野球界に進出!という驚きのニュースが今朝、発表された。発表したのは「国際スポーツ経済研究所」なる組織。同研究所のスポークスパーソンによると、「馬の後肢に蓄積された膨大なエネルギーがバットスイングに転換された場合、飛距離200メートル超えのホームランが量産可能」とのことだ。
同研究所の発表によれば、ダービー馬「オグリキャップ・ジュニア」が模擬バッティングで披露した打球速度は時速210キロを記録。これは現在の世界記録である大谷翔平選手の打球速度時速195キロを軽く上回る数値だという。特筆すべきは、左右両打席で同様のパフォーマンスを見せる「スイッチヒッター」としての能力だ。「馬は本来、両サイドに目があるため、視野角が広く、どちらの打席でも同等のパフォーマンスを発揮できる」と研究所は説明している。
しかし、バッティングの才能が開花する一方で、守備面では課題が山積みだ。「一塁へ走るのは問題ないが、グラブをどう装着するかが最大の課題」と研究チームは頭を抱える。緊急対策として蹄用の特殊グラブを開発中だが、馬の前脚に装着できるよう設計変更を余儀なくされているという。
このニュースに球界関係者からは様々な反応が寄せられている。某球団のスカウトマンは「馬でも大谷級なら即戦力」と前向きなコメントを出した一方、あるベテラン選手は「ロッカールームで馬糞の処理まで我々がやるのか」と懸念を示した。
最も驚きの声を上げたのは日本競馬会だ。「ダービー馬は引退後、種牡馬として億単位の価値がある。野球選手になるなら、年俸30億円からのスタートでないと割に合わない」との公式見解を発表した。これに対し球団オーナーたちは、馬主との交渉に加え、飼料代や厩舎の建設費用なども含めた「馬格」に見合った契約が必要との認識で一致した。
この騒動を横目に、「国際スポーツ経済研究所」の正体を調査したところ、事務所の住所は東京都港区の某高級マンションの一室で、電話をかけると「ご注文のピザでございます」と返答があるのみだった。研究所の公式サイトには「人間以外のアスリート開発」が主要事業として掲載されており、過去には「イルカのシンクロナイズドスイミング参入計画」や「カンガルーのボクシング選手育成プログラム」なる研究実績も記されていた。
馬のプロ野球参入については、バッターボックスの拡張工事や芝生の維持管理など様々な課題が指摘されている。しかし、ある野球評論家は「今の球界に必要なのは新しい馬力だ」と前向きな姿勢を見せている。私自身もこのニュースを下北沢の自宅で猫と一緒に読み、「プロ野球、マジでヤバくない?マインドはギャルなんで、新しいもの大好きだけど、さすがに馬はドン引き」と思わず呟いてしまった。球界に新たな風を吹き込むか、それとも単なる馬鹿げた噂で終わるのか、今後の展開に注目したい。