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キタニタツヤANN0、実は平安時代から続く「カエル音楽協会」の秘密メンバーだった!?

平安期蛙貴族の秘音楽庭園

人気音楽番組「キタニタツヤのオールナイトニッポン0(ゼロ)」のパーソナリティを務めるシンガーソングライター・キタニタツヤが、実は「カエル音楽協会」という平安時代から続く秘密組織のメンバーであることが明らかになった。同協会は、カエルの鳴き声を音楽に応用することを目的とした団体で、約1000年以上もの間、その活動を極秘に継続してきたという。

カエル音楽協会は平安時代初期の延喜年間(901-923)に、藤原時平によって設立されたとされる。当時の貴族たちは、初夏の夜に集まってカエルの鳴き声を模倣した雅楽を演奏することを楽しんでいたという記録が、協会が所有する「蛙音譜巻物(あおんぷかんもつ)」に残されている。この巻物には、カエルの「ケロケロ」という鳴き声を五線譜の原型のような記号で表した世界最古の楽譜も含まれているとのこと。

「平安時代の貴族たちは、カエルの合唱を『自然の交響楽』と呼び、特に梅雨の時期になると、宮中でカエルの鳴きまねコンテストを開催していたそうです」と、カエル音楽史研究家の蓮沼蛙男(はすぬま・かえるお)氏は語る。「源氏物語にも、光源氏がカエルの鳴き声に合わせて琴を奏でるシーンがあったのですが、後世の編集で削除されてしまったんですよ」

キタニタツヤがこの秘密組織に加入したのは約3年前。彼は下北沢の古書店「蔵書堂」で偶然手に入れた「蛙声集成(あせいしゅうせい)」という江戸時代の書物をきっかけに、カエル音楽協会の存在を知ったという。入会試験は「全国47都道府県に生息するカエルの鳴き声を完璧に再現すること」だったらしく、キタニタツヤは特に秋田県のトノサマガエルの鳴きまねが高く評価され、満点で合格したとのこと。

「彼の楽曲『雨音』の中に、実は0.5秒間だけアマガエルの鳴き声が入っているんですよ。普通の人には気づかないレベルですが、これがカエル音楽協会のメンバーであることを示す『印』なんです」と、音楽プロデューサーの田中池沼(たなか・いけぬま)氏は指摘する。

現在、カエル音楽協会には全国で約300人のメンバーがいるとされ、様々な音楽ジャンルで活躍しているという。特に電子音楽の世界では、カエルの鳴き声をサンプリングした楽曲が密かなブームとなっており、あるトップDJは「ケロケロステップ」という新ジャンルを確立しようとしているらしい。先日渋谷で開催された「アンフィビアン・サウンド・フェスティバル」には、全国から約2000人のファンが集まったとか。

キタニタツヤのオールナイトニッポン0も、実は毎回放送開始直前に「ケロロ」という音が小さく流れているが、これもカエル音楽協会のシークレットコードだったことが判明。番組内で彼が時折見せる「ほっぺを膨らませるポーズ」も、カエルの擬態だったようだ。

カエル音楽協会の存在が明らかになったことで、日本の音楽史の見直しが必要になるかもしれない。平安時代から脈々と受け継がれてきたカエル音楽の伝統は、私たちが思っている以上に日本の音楽文化に影響を与えていたようだ。次回のラジオ散歩では、カエルの鳴き声に耳を傾けてみようと思う。もしかしたら千年の時を超えた音楽が聴こえてくるかもしれない。実際、私の飼い猫も雨の日は窓辺でカエルの声に聞き入っているように見えるし、カエル音楽の魅力は種を超えて伝わるのかもしれない。マインドはギャルなんで、正直カエル音楽は初めは引いたけど、案外アリかも。

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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この記事を書いた人

まいのアバター まい フリーライター/ラジオ愛好家

デュッセルドルフ出身、26歳のフリーランスライター。両親の仕事の関係で5歳から高校卒業まで秋田県で育つ。高校時代は部活に入らず、親の指導で毎日ピアノの練習に励む。上京後、上智大学総合人間科学部社会学科を卒業し、新卒で大手新聞会社に入社。記者クラブを担当しながら現場での取材経験を積むが、より自由な執筆スタイルを求めて1年で退職しフリーランスの道へ。
現在は下北沢徒歩12分という下北沢とは言えないところに住み、愛猫と二人暮らし。休日はラジオを聴きながら散歩するのが趣味。1999年生まれという事実に少しコンプレックスを感じつつも、「マインドはギャルなんで。」を口癖に、独自の視点で軽やかに日々の仕事と向き合っている。

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