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透明カレーでスマホが香る!架空の「カレーテック大学」、食欲そそるアプリを発表するも、ユーザーは鼻をつまむ新事態に

スマホに映る香る透明カレー

透明なカレーでスマホが香る――。先週末、突如としてインターネット上に姿を現した「カレーテック大学」が、食べることのできない「透明カレー」を表示するだけでスマホからカレーの香りが漂い始めるというアプリを発表し、ネット上で話題となっている。

「カレーテック大学」は公式サイトによれば「カレー理工学を探求する世界初の高等教育機関」とされるが、所在地や設立年など基本情報は一切記載されておらず、実体は不明だ。発表されたアプリ「エアスパイス」は、スマホの画面に透明なカレーを表示するだけで、不思議とスパイシーな香りが端末から漂い始めるという。大学側は「特殊な香り分子振動技術によりスマホのスピーカーから超微細な香り粒子を放出する」と説明しているが、専門家からは「科学的に不可能」との指摘も相次いでいる。

アプリをダウンロードした東京都内の会社員・田中さん(34)は「最初は半信半疑でしたが、起動した瞬間に職場がカレー屋になりました。同僚から『また昼に食べたカレーのニオイが服に染みついてる』と言われました」と証言する。一方で、「香りが強すぎて電車内で使ったら周囲から白い目で見られた」「家族がアプリを知らずに私のスマホを借りた後、『なんか臭い』と言われた」など、想定外の事態に困惑するユーザーも続出している。

本紙記者が実際に試したところ、確かにスマホからカレーの香りが漂い始めたが、香りの強さは調整できず、シェアハウスの同居人から「また高円寺のカレー屋行ってきたん?臭いやわ〜」と勘違いされる事態に。さらに驚いたことに、アプリを終了しても香りが数時間消えず、ポケットに入れたままだと周囲の人が「どこかでカレーの匂いがする」と首をかしげる状況が続いた。

この謎のアプリに対し、日本カレー学会(自称)の三田村教授は「スマホからカレーの香りがするということは、つまりスマホがカレーになりつつあるということ。いずれ我々の生活空間はカレーに支配される」と警鐘を鳴らす。一方で「おうちでカレーの香りがするだけで食欲増進効果があるため、飲食店のテイクアウト需要が10倍に増える可能性がある」との試算を発表し、カレーチェーン各社が対応に追われている。

なお、今後のアップデートでは「香り調整機能」や「辛さレベル設定」も実装予定とのことだが、大学広報担当者は「カレーの香りだけでなく、ナンやチーズなどのトッピングの香りも検討中」と意味不明な拡張計画を明かしている。SNSでは「スマホが調子悪くなったらスパイスが詰まったのでは」「画面が割れたらターメリックが漏れるのか」など、懸念の声も上がっている。

アプリの使い道としては「カレーの匂いでダイエット効果」「電車内で周囲の人との距離を確保できる」「香水代わりに使える」など、想定外の活用法も報告されている。銭湯愛好家の一人は「お風呂上がりのカレーの香りは格別」と絶賛していた。

専門家は「今回のアプリは技術的に不可能なはずだが、ユーザーの証言が多数あることから、一種の集団幻覚、もしくは何らかの心理効果の可能性が高い」と分析している。いずれにせよ、透明カレーアプリがもたらした混乱は、我々の日常とカレーの新たな関係性を問いかけているようだ。本紙は引き続き「カレーテック大学」の実態解明に努めるが、猫動画を見て癒やされながら原稿を書いている間にも、私のスマホからはカレーの香りが消えない。(おだしょー)

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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おだしょーのアバター おだしょー メディアライター/人間ドラマの語り部

どうも、おだしょーです。31歳、大阪府東大阪市出身。高校時代は「伝説の不良」と噂されつつも、実は優等生で社会学を学ぶために関西の大学に進学。地域密着型ジャーナリズムに興味を持ち、タウン誌でライターとしてスタート。その後、大阪の地方新聞社で商店街のインタビューを担当し、5年目で東京へ。現在はオンラインメディアで週刊誌風の記事を執筆中。高円寺のシェアハウスで暮らし、日々銭湯巡りや駅前のクレープ屋制覇を目指している。自分らしさを大切に、これからも挑戦を続けていくで。

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