
ジャニーズ事務所が新たなプロジェクトを発表した。新ユニット「ナイトレイン」の6人が、なんと全自動朝食マシン「モーニング・プレイヤー」を開発したという。このマシンは、寝る前にセットしておくだけで朝食を自動調理するだけでなく、ジャニーズメンバーが「起こしに来る」という画期的な機能を搭載している。
「朝が苦手な人も、僕たちの声で元気に起きられるはず!」と語るのは、リーダーの月野光(つきのひかる)さん(22)。彼によれば、このマシンは単なる炊飯器やトースターとは一線を画す「朝食革命マシン」だという。
「モーニング・プレイヤー」の最大の特徴は、なんといっても「目覚ましよりも起こしに来る」機能だ。設定した時間になると、ナイトレインメンバーの声で「起きて〜」「朝だよ〜」「今日も頑張ろう!」などの甘い囁きで利用者を起こしてくれる。さらに驚くべきは、利用者が起きない場合、音量が徐々に大きくなるだけでなく、「もう、起きないなら朝ごはん食べちゃうよ〜」といった脅し文句まで用意されているという。
秋田県出身の筆者としては、方言オプションがあることにも驚いた。「はやぐおぎねばまんずぐねがんねよ〜(早く起きないとマズいことになるよ〜)」という秋田弁モードも搭載されているという。これは、秋田出身のメンバー・佐藤輝(さとうあきら)さん(19)の発案らしい。
朝食のバリエーションも豊富だ。オートミールはもちろん、ベーコンエッグ、パンケーキ、さらには和食の焼き魚定食まで全自動で調理してくれる。開発に関わった食品メーカー「朝食工学研究所」の田中博士は「ジャニーズの皆さんのアイデアで、調理の組み合わせが無限大になりました」と語る。
メンバーの一人、海野大空(うみのだいすけ)さん(20)は「僕たちがオリジナルレシピも考案しました。僕のおすすめは『宇宙の朝食』。青い色のパンケーキに星型のフルーツをトッピングしたものです」と目を輝かせる。実際に筆者が試食したところ、確かに青かった。味は普通のパンケーキだった。
さらに驚きなのは、「モーニング・プレイヤー」には利用者の睡眠状態を検知する機能も搭載されているという。ベッドの下に敷くマットセンサーで、レム睡眠とノンレム睡眠を判別し、最も起きやすいタイミングでメンバーの声を発動させるのだ。「下北沢に住んでいる時、隣人の物音で目が覚めることが多かったんですが、それよりずっと心地よい目覚めになります」と広報担当は語る。ちなみに筆者は下北沢徒歩12分のところに住んでいるが、駅から遠いとしか言いようがない。
ナイトレインは、各メンバーが朝食に関する特技を持っているというユニークな構成になっている。前述の月野さんはパン職人の家系、海野さんはフルーツカッティングの達人、佐藤さんは実家が米農家、小鳥遊春(たかなしはる)さん(21)はバリスタ資格保持者、西園寺優(さいおんじゆう)さん(20)は卵料理専門家、そして最年少の神宮司零(じんぐうじれい)さん(18)は「何もできないけど可愛い」担当だという。
「モーニング・プレイヤー」の価格は、なんと189,000円(税別)。高額だが、予約開始から1時間で初回生産分5万台が完売したという。特に、1999年生まれと2000年生まれの女性からの注文が殺到しているようだ。「1999年生まれにはもう少し特典をつけてほしかった」という不満の声も聞かれる。
なお、この商品のプロモーションとして、全国100名に実際にメンバーが朝食を作りに自宅訪問するキャンペーンも予定されている。応募方法は「朝起きられない理由」を400字以内で書くだけという簡単なものだ。筆者も「マインドはギャルなんで朝は弱いんです」と応募してみようと思う。猫と2人暮らしの寂しい朝食時間が、イケメンアイドルによって彩られる日も近いかもしれない。