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観客全員が超能力で馬に変身!葵ステークス、史上初の「人馬一体」優勝者続出事件発生!

中京競馬場の馬変身レース

先週末、愛知県で行われた中京競馬場の葵ステークスにて、前代未聞の事態が発生した。レース開始直後、観客席から突如として「ヒヒーン!」という馬の鳴き声が響き渡り、約3万5000人の観客全員が次々と馬へと変身。競馬場は文字通り「馬だらけ」の状態となった。

「最初は会場の音響効果かと思ったんです」と語るのは、変身を免れた唯一の人物、売店アルバイトの高橋さん(23)。「でも振り向いたら、お客さん全員が馬になってて。たてがみが揺れて、蹄が鳴って…まるでウマ娘の世界観が現実になったみたいでした」

この異変の原因について、名古屋超常現象研究所の鈴木教授は「レース直前に観客全員が食べていた『名古屋めし』に秘密がある」と指摘する。特に当日限定で販売された「超・台風コーチン味噌かつサンド」に含まれる成分が、人間の脳内にある未知の「馬化遺伝子」を活性化させた可能性があるという。

しかし驚くべきことに、変身した観客たちは混乱するどころか、競走馬と一体化した意識で自らもレースに参加。葵ステークスは予定の18頭に加え、3万5000頭以上の馬が一斉にスタートするという前代未聞の事態となった。結果、ゴールテープを一斉に切った3248頭が同着優勝という競馬史上最大の記録が誕生した。

「人間の意識で走るとこんなに速いとは!」と興奮気味に語るのは、優勝馬の一頭となった元・会社員の佐藤さん(45)。「普段はエレベーターで3階も上るのがめんどくさいと思ってたのに、馬になったら芝1400mが楽々走れちゃいました。これなら通勤も捗りますね」

名古屋市民の反応も様々だ。「私も馬になりたかった!」と悔しがる三宅さん(28)は「名古屋めしには元々パワーがあるけど、まさか超能力まで引き出すとは」と驚きを隠せない様子。名古屋市は早速「超能力めぐり観光ツアー」を企画し、「次は人間が味噌カツになる体験イベントも検討中」と前向きだ。

一方、競馬界からは悲鳴も上がっている。「もはや馬券が買えない!」と嘆く競馬ファンの山田さん(52)は「全頭同着優勝なんて、的中率100%だけど配当が1円以下になっちゃう」と複雑な心境を語る。JRAは緊急対応として「人馬一体レース」という新カテゴリーの創設を検討中だ。

名古屋市内にある超能力研究機関「NARA(名古屋あやしい力研究協会)」の田中所長は「この現象は珍しいが、実は名古屋の水道水には微量の『変身誘発物質』が含まれている」と仮説を立てる。「これまでは人間が小倉トーストに変わる程度の軽微な事例しかなかったが、ついに馬化現象として顕在化した」と分析している。

観客たちはレース終了後、約6時間かけて徐々に人間の姿に戻ったという。しかし一部の参加者からは「もう少し馬のままでいたかった」「人間に戻ってからも、なぜか草が美味しく感じる」という声も上がっている。

なお、この超常現象は愛知県内にとどまらず、SNS上で拡散され「#わたしも馬になりたい」がトレンド入り。ユーザーたちは競馬場の芝生を食べる動画や、四つん這いで走る様子を投稿し、新たなムーブメントとなっている。

専門家たちはこの現象について「単なる集団幻覚の可能性もある」と慎重な見方を示すが、今回の出来事が競馬界や私たち日常生活に与える影響は計り知れない。特に注目すべきは、変身した観客同士で生まれたとされる「馬カップル」の存在だ。互いをひと目見て「運命の相手」と分かる「馬の第六感」が働いたという彼らの尊い物語は、まるでラブコメ漫画のような展開で多くの人々を魅了している。馬になることで初めて気づく本当の気持ち——。それは人間社会では見えなかった、新たな絆の形かもしれない。

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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この記事を書いた人

みつきのアバター みつき エッセイスト/社会の裏側探求者

小学六年生の頃から“裏を取る”のが大好きで、中学では生徒会長に立候補し、高校では放送部でラジオドラマ制作。東京大学文学部を経て、大手新聞社社会部で政治スキャンダルや不正を追う日々を送りましたが、上司との衝突で退職。現在はフリーライターとして社会問題を扱いながら、時折エッセイ風の脱線も。吉祥寺の築40年マンションに住み、猫アレルギーながら2匹の保護猫と暮らす毎日。趣味は映画館のポップコーン巡りやバス旅。取材にはパーカーとスニーカーが欠かせません。口癖は「根拠はどこ?」で、コーヒー片手に前日の取材メモを声に出して要約するのが日課。政治と少女漫画の両立が私の生きる道です。

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