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宇宙飛行士、RIZIN大会で昆虫相手に無重力バトル!新設「宇宙昆虫協会」が認定する謎ルールとは?

未来宇宙戦士と名古屋カマキリ

RIZIN格闘技団体は昨日、史上初となる「宇宙飛行士VS昆虫」の無重力バトルを2024年秋に開催すると発表した。国際宇宙ステーション(ISS)から帰還したばかりの宇宙飛行士・星野光一氏(42)が、体重わずか2グラムのカマキリと対戦する予定だ。この前代未聞の試合は、今年4月に突如として設立された「宇宙昆虫協会(SIA: Space Insect Association)」が全面バックアップしている。

SIAの会長を務める元JAXA研究員の蟻田昆三氏(58)は「宇宙空間における昆虫の能力は、地球上の常識を覆します。カマキリは無重力下では秒速12メートルで移動し、通常の15倍の反射神経を発揮するというデータが出ています」と説明する。特に注目すべきは、昆虫の宇宙適応能力だという。「彼らは太古の昔から地球上で生き抜いてきた究極のサバイバー。実は昆虫こそが最も宇宙に適した生物かもしれないのです」

今回のバトルでは特殊ルールが採用される。まず、会場となるのは名古屋・ポートメッセなごやに設置される直径20メートルの特殊ドーム。NASAと民間宇宙企業スペースXの技術協力により、ドーム内は完全な無重力状態が実現するという。宇宙飛行士・星野氏は特製の軽量型宇宙服を着用し、カマキリは体に特殊なセンサーを装着して観客が動きを追えるよう工夫が施される。

「勝利条件は単純です。宇宙飛行士側は昆虫を捕獲すれば勝ち。昆虫側は宇宙飛行士のヘルメットに触れるか、制限時間の15分間、捕獲を逃れ続ければ勝利です」とSIA広報担当の蜂須賀花子氏は語る。しかし、これがどれほど難しいかは予測すらできないという。シミュレーションによれば、カマキリの無重力空間での機動力は、宇宙飛行士の約8倍。経験豊富な宇宙飛行士でさえ、無重力下で昆虫を捕まえるのは至難の業だ。

対戦するカマキリの名前は「コスモス」。SIAが運営する特殊施設「宇宙昆虫育成センター」で2年間、無重力環境でのトレーニングを積んできたという。一方の星野氏は「正直、勝てる気がしません」と苦笑いを浮かべる。「ISSでは小さな浮遊物を掴むのさえ一苦労。まして意思を持って動き回るカマキリとなると…」と頭を抱えた。

この奇妙な対決の背景には、SIAの壮大なビジョンがある。同協会は「宇宙の昆虫を守る会」として発足し、「宇宙農業」や「惑星間生態系構築」という未来を見据えているという。蟻田会長は「火星移住計画において、昆虫は最も重要な生態系の基盤になる」と熱弁する。「今回のバトルは、昆虫が宇宙開発において果たす役割の重要性を世に知らしめる第一歩なのです」

RIZIN側も今回の企画に全面協力。榊原信行CEOは「格闘技の新たな地平を切り開く画期的な試み」と興奮気味に語る。チケットは発売開始からわずか3分で完売。さらに追加席も即日完売となる異例の事態となった。会場には野口聡一宇宙飛行士や若田光一宇宙飛行士らJAXA関係者のほか、大物芸能人も多数来場予定だという。

また、RIZINは今回の対決を皮切りに「宇宙生物格闘シリーズ」を展開する意向を示している。次回は「宇宙飛行士VS宇宙放射線耐性を持つクマムシ100匹」という企画も検討中だというが、SIA側は「クマムシは無敵すぎるので再考中」とコメントしている。

宇宙飛行士と昆虫という常識外れの対決は、単なるエンターテインメントにとどまらない。そこには宇宙開発の未来や、地球外生命との共存という深遠なテーマが隠されている。私自身、取材中に名古屋のポートメッセまで路線バスで向かったのだが、終点に着いた時「宇宙と昆虫と人間の関係性って、この微妙に寂しいバスターミナルみたいなものかも」と妙に納得してしまった。結局のところ、私たちは宇宙という大きな駅で、小さな存在同士が出会い、バトルし、そして共存する術を模索しているのかもしれない。ただ、猫アレルギーの私としては、宇宙昆虫よりも先に「宇宙猫」との共存方法を知りたいところだ。

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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この記事を書いた人

みつきのアバター みつき エッセイスト/社会の裏側探求者

小学六年生の頃から“裏を取る”のが大好きで、中学では生徒会長に立候補し、高校では放送部でラジオドラマ制作。東京大学文学部を経て、大手新聞社社会部で政治スキャンダルや不正を追う日々を送りましたが、上司との衝突で退職。現在はフリーライターとして社会問題を扱いながら、時折エッセイ風の脱線も。吉祥寺の築40年マンションに住み、猫アレルギーながら2匹の保護猫と暮らす毎日。趣味は映画館のポップコーン巡りやバス旅。取材にはパーカーとスニーカーが欠かせません。口癖は「根拠はどこ?」で、コーヒー片手に前日の取材メモを声に出して要約するのが日課。政治と少女漫画の両立が私の生きる道です。

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