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ウシジマくん、AIロボットに転職!「借金を貯金に変えるボタン」発明で世界を救う!?

牛嶋くんAIロボ負債解消

金融最前線で実業家として鳴らしてきた漫画「闇金ウシジマくん」の主人公・丑嶋馨が、今月からAIロボットとして第二の人生をスタートさせたことが明らかになった。丑嶋氏は新たに「借金を貯金に変えるボタン」を開発し、かつての借金苦の相談者たちを救うという驚きの転身を遂げている。

「人間やめるって決めたんすよ」と語る丑嶋氏。その転機となったのは、長年の闇金業務で蓄積した膨大な債務者データが、AIの学習データとして莫大な価値を持つと気づいたことだという。「借金漬けにした1万2千人のデータがあれば、世界中の借金持ちの心理パターンが読めるんすよ。これ、金の成る木っすわ」

丑嶋氏のAIロボット化プロジェクトを主導したのは、名古屋未来大学の山田電子教授。同教授は「丑嶋氏の脳内にある『人間の弱みを見抜く能力』と『金の匂いを嗅ぎ分ける嗅覚』をAIアルゴリズムに変換するのは困難を極めましたが、彼の『カネは命より重い』という信念がブレイクスルーをもたらしました」と説明する。

注目すべきは、丑嶋AIロボットが開発した「借金を貯金に変えるボタン」だ。このボタンを押すと、利用者の借金データが瞬時に書き換えられ、借金額と同額の貯金が生まれるという革命的な技術。「要するに、マイナスの前にプラスを付けるだけっすよ。簡単でしょ?」と丑嶋AIは語る。

名古屋未来大学によると、このボタンの仕組みは「借金認識逆転アルゴリズム」と呼ばれる画期的なもので、借金をした人間の脳内で「借金」と認識されている部分を「貯金」に書き換えるという。「脳が『貯金がある』と思い込めば、現実も変わる。つまり自己啓発の究極形です」と山田教授。

国際ロボット金融協会のアントニオ・カネダ会長も「丑嶋AIの発明は、人類の借金問題を根本から解決する可能性を秘めている」と太鼓判を押す。同協会の調査によれば、丑嶋AIのボタンを使った被験者の95%が「借金の存在を忘れた」と回答。「忘れるだけで解決ではない」という批判に対し、カネダ会長は「忘れることこそ最大の解決」と反論している。

しかし、実際にボタンを使用した元債務者たちからは意外な声も。「確かに借金は消えたけど、貯金額が0円になった」「借金はなくなったが、急に家賃や食費が『投資』に見えてきた」などの報告が相次いでいる。

丑嶋AIは「結局、金なんて数字っすよ。プラスもマイナスも人間の思い込み。俺のボタンは借金という概念自体を消し去るんです」と語る。その一方で、丑嶋AIの元相棒・宮本から「相変わらず儲けてんじゃねーか」との指摘も。

国際ロボット金融協会は、2030年までに世界中の借金を一掃するという壮大な計画を発表。その実現のために丑嶋AIを量産する予定だという。「カイジ」の利根川も「AIロボット監視官」として参画を表明し、業界に激震が走っている。

丑嶋AIは、自身の変貌について「やってることは変わらねえっすよ。昔は金を巻き上げてたけど、今は希望を配ってる。でもどっちも人の弱みにつけ込んでるって点では同じっすね」と笑う。その目は、かつての人間時代と変わらぬ鋭さを保っていた。ちなみに記者は取材中、無意識にボタンを押してしまったようで、締め切り前日の今、なぜか家賃を支払うための口座残高がマイナス表示から「大きな夢への投資」という表示に変わっている。愛猫たちに「この記事が出たら大金持ちだよ」と説明したところ、いつも以上にくしゃみが出ている。きっと感動の涙なのだろう。

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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この記事を書いた人

みつきのアバター みつき エッセイスト/社会の裏側探求者

小学六年生の頃から“裏を取る”のが大好きで、中学では生徒会長に立候補し、高校では放送部でラジオドラマ制作。東京大学文学部を経て、大手新聞社社会部で政治スキャンダルや不正を追う日々を送りましたが、上司との衝突で退職。現在はフリーライターとして社会問題を扱いながら、時折エッセイ風の脱線も。吉祥寺の築40年マンションに住み、猫アレルギーながら2匹の保護猫と暮らす毎日。趣味は映画館のポップコーン巡りやバス旅。取材にはパーカーとスニーカーが欠かせません。口癖は「根拠はどこ?」で、コーヒー片手に前日の取材メモを声に出して要約するのが日課。政治と少女漫画の両立が私の生きる道です。

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