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「世界初!ゴンソリンで空飛ぶ自転車、観光スポットの新名物に!ただし、飛行距離は3メートル限定」

漫画風空飛ぶ自転車と温泉町

観光地の活性化に一石を投じる革新的な乗り物が誕生した。先週、「空想科学研究センター」が発表した「ゴンソリン式空飛ぶ自転車」が全国の注目を集めている。この自転車は特殊燃料「ゴンソリン」を使用することで、なんと空中を飛行できるという画期的なものだ。ただし、飛行距離はわずか3メートルに限定されている。

ゴンソリンとは、センター独自開発の特殊燃料で、「ごん」と音を立てて空中に浮上する効果があるという。センター広報担当の三浦氏は「ゴンソリンの主成分は企業秘密ですが、強いて言えば『夢』と『希望』が80%、残りは水素と何かです」と説明する。なぜ飛行距離が3メートルなのかという質問には「4メートル飛ぶと電波法に抵触するから」と謎の回答。取材を進めると、実は航空法の認可を得るための膨大な書類作業を避けるための便宜的な制限であることが判明した。

空想科学研究センターは今回が初の公の場での発表となったが、設立経緯や所在地については明確な情報がない。取材を進めると、この研究センターのスタッフ6名全員が元マジシャンという驚きの事実が判明。代表の川村博士は「科学とマジックの境界線はとても曖昧です。実験中に帽子からウサギが出てきても誰も驚きません」と語った。同センターのオフィスは都内のマンションの一室とされるが、訪問すると「ただいま実験中につき、5分間姿を消しております」との張り紙があるだけだった。

それでも、この「空飛ぶ自転車」は早くも観光地の新名物として注目を集めている。長野県の温泉街では、「空飛ぶ自転車体験コーナー」を設置。わずか3メートルの飛行体験に、大人2,000円、子ども1,500円という料金設定にもかかわらず、連日長蛇の列ができているという。地元商店街の山田会長は「観光客が増えて、うちのだんご屋も大繁盛です。特に『空とぶ団子』という新メニューが人気で、実際には何も飛んでないのに売れています」と笑顔を見せた。

一方で、観光客からは「3メートルって…庭の植木を飛び越える程度じゃん」「子どもの頃の自転車ジャンプの方が飛んでた」といったツッコミの声も。それでも「非日常感があって楽しい」「SNS映えする」と好意的な反応も多い。実際、ハッシュタグ「#3メートルだけ空飛ぶ自転車」は若者を中心に拡散している。大阪から訪れた佐藤さん(28)は「友達に『いやこれジャンプと一緒やん』って言われたけど、『ワイの自転車空飛んでんねん!』って言い返せるのが気持ちいい」と熱弁した。

安全面については懸念の声も。空想科学研究センターは「高さ30cmからの落下なので、銭湯の脱衣所で滑る程度の危険性です」と説明するが、地元当局は「空飛ぶ」という言葉のインパクトから、特別なヘルメット着用を義務付けた。このヘルメットには「わずか3メートルですが、一応空を飛んでます」という文字が印字されており、体験者からは「自虐的でおもろい」と好評だ。

今後の展望について、センターは「飛行距離5メートル版の開発を検討中」と発表。「革命的な進化」と自画自賛するが、専門家からは「たった2メートル増えても大して変わらんやろ」との声も。それでも同センターの川村博士は「われわれの最終目標は東京-大阪間を結ぶゴンソリン自転車ハイウェイ。まあ、その前に銭湯の湯船の端から端まで飛べるようになれば御の字ですけどね」と語った。

この「空飛ぶ自転車」は、科学的根拠は曖昧ながらも人々に夢と笑いを提供している。実用性より「空を飛ぶ」という人類の夢をわずか3メートルだけ実現した象徴として、今後も観光客の心をつかみ続けるだろう。センターは次回作として「海の上を歩ける靴」を開発中とのことだが、歩ける距離は「潮の満ち引きによる」とのことで、新たなツッコミどころ満載の発明となりそうだ。

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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この記事を書いた人

おだしょーのアバター おだしょー メディアライター/人間ドラマの語り部

どうも、おだしょーです。31歳、大阪府東大阪市出身。高校時代は「伝説の不良」と噂されつつも、実は優等生で社会学を学ぶために関西の大学に進学。地域密着型ジャーナリズムに興味を持ち、タウン誌でライターとしてスタート。その後、大阪の地方新聞社で商店街のインタビューを担当し、5年目で東京へ。現在はオンラインメディアで週刊誌風の記事を執筆中。高円寺のシェアハウスで暮らし、日々銭湯巡りや駅前のクレープ屋制覇を目指している。自分らしさを大切に、これからも挑戦を続けていくで。

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