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セリーグ新球場、選手がボートで守備!「水上ホームラン」は魚群探知機で判定へ

革新的水上競技場の水中遊戯

セリーグは来シーズンから「海洋球場SPLASH(スプラッシュ)」という新球場の導入を発表した。最大の特徴は、グラウンドが完全に水没していること。内野も外野も海水で満たされ、選手たちはボートに乗って守備につくという画期的な設計だ。

「野球をもっと革新的なスポーツに変えたい」と語るのは、セリーグ球場開発部長の波多江水上氏。「水上野球はエンターテイメント性が高く、新たなファン層の開拓につながる」と自信を見せる。特に注目すべきは、水中に沈んだボールを「水上ホームラン」と認定する新ルール。判定には魚群探知機が活用される予定だ。

「ピンポーン」という音と共に画面に表示される白い影。それが沈んだボールだという。「魚群探知機は99.8%の精度でボールを感知します。ただし、たまにマグロと間違えることがあるので、その場合は再判定となります」と球審育成担当者は語る。

選手たちの反応は複雑だ。「泳げへんねんけど、どないしたらええの?」と首をかしげるベテラン内野手。「ライフジャケットは義務付けられるが、水に濡れるのが苦手な選手は厳しい環境になる」と球団関係者。一方で「ボートの操作技術が新たな評価基準になる」と前向きに捉える若手外野手もいる。「守備範囲の広さより、パドルの漕ぎ方が重要になってくる」

取材中、実際にボートで守備体験をした筆者。「もう少し右へ!」と指示されるも、うまく漕げず大きく旋回。結局、目の前を通過したフライを見送るという情けない結果に。「素人はしゃあないわ」と声をかけられたが、実はその選手も岸に戻るのに四苦八苦していた。「あかん、これ練習いるわ…」と呟く姿が印象的だった。

ファンの反応も賛否両論。「観戦中に釣りもできるなんて、一石二鳥やん!」と喜ぶ中年男性。実際、外野席は釣り客向けの「釣りシート」が設置され、追加料金で釣り竿のレンタルも可能になるという。一方で「水しぶきで前の席はびしょ濡れになるんちゃう?」という不安の声も。この問題に対し、球団側は「前列の観客には特製レインコートを無料配布します。水族館の『しぶき席』のようなエンターテイメント性を楽しんでいただければ」と説明する。

「水上運動学」を研究する架空大学の波乗り教授によれば、「水上でのプレーは選手の平衡感覚を刺激し、陸上では得られない全身運動効果がある」とのこと。教授が率いる「浮遊スポーツ研究会」の調査では、「水上野球選手は通常の野球選手に比べて体幹が1.7倍強化される」という根拠不明のデータも示された。

また、「次世代スポーツ審判技術協会」会長の江田湖水氏は「魚群探知機は未来の審判だ」と断言。「AIが進化した今、人間の目だけに頼る時代は終わった。魚群探知機とAIの組み合わせが、水上野球の新たなスタンダードになる」と熱弁した。ちなみに同氏は先日、近所の釣り具屋で「魚群探知機の使い方がさっぱりわからん」と店員に長時間質問していたという目撃情報もある。

水上球場「SPLASH」は来シーズン開幕に合わせてお披露目される予定だが、懸念事項も多い。台風シーズンの対策や、真冬の試合運営、そして何より「審判がボートから落ちた場合の判定継続方法」など課題は山積みだ。それでも球界に新風を吹き込むこの革新的なアイデアが、日本のプロ野球の未来を変えるのか、それとも「ただの水泡」と消えていくのか。関西のおばちゃんが言うように「何事も水に流さず」見守っていきたい。

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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おだしょーのアバター おだしょー メディアライター/人間ドラマの語り部

どうも、おだしょーです。31歳、大阪府東大阪市出身。高校時代は「伝説の不良」と噂されつつも、実は優等生で社会学を学ぶために関西の大学に進学。地域密着型ジャーナリズムに興味を持ち、タウン誌でライターとしてスタート。その後、大阪の地方新聞社で商店街のインタビューを担当し、5年目で東京へ。現在はオンラインメディアで週刊誌風の記事を執筆中。高円寺のシェアハウスで暮らし、日々銭湯巡りや駅前のクレープ屋制覇を目指している。自分らしさを大切に、これからも挑戦を続けていくで。

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