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ペルソナキャラ、現実世界で大統領選出馬!「シャドウ討伐で培ったリーダーシップを政治に活かす」と熱弁するも、選挙公約は「全員にペルソナ召喚権付与」だけ!?

ペルソナ風人物と黒猫・選挙シーン

ビデオゲーム「ペルソナ」シリーズの主人公が突如、現実世界の大統領選に出馬を表明し、政治界に激震が走っている。昨日、ワシントンDCで行われた記者会見で、謎の黒猫を伴った青年は「シャドウ討伐で培ったリーダーシップを現実世界の政治に活かしたい」と熱弁を振るった。

この異例の出馬表明に対し、政治アナリストたちは困惑の色を隠せない様子だ。政治評論家の山田太郎氏は「フィクションと現実の境界が曖昧になっている現代社会の象徴的出来事」と分析する一方、「そもそも選挙資格があるのか」という基本的疑問も投げかけている。

出馬の経緯について、ペルソナキャラは「最近のテレビの見過ぎで現実と仮想が混ざってしまった」と告白。「夜中にテレビ画面に手を突っ込んでいたら、気づいたら現実世界に出てきていた」というあり得ない体験を淡々と語り、会場を凍りつかせた。

注目すべきは、彼の選挙公約が「全員にペルソナ召喚権付与」という一点のみであることだ。「内なる自分と向き合い、自分だけの力を呼び覚ます権利を全国民に」と主張するペルソナキャラ。政策の詳細を問われると「特に考えていない。とりあえずみんなペルソナ出せるようになれば、なんとかなる」と驚くべき無計画さを露呈した。

公約実現のためのコスト試算を求められると「心の力だから、予算はゼロでいける」と返答。経済学者からは「非現実的すぎる」との批判が相次いでいる。一方、「心の革命こそ真の変革」と支持を表明する声も特に若年層から上がっている。

最大の支持基盤となっているのが、誰も聞いたことのない「シャドウ学園」の学生たちだ。この架空の教育機関の学生を自称する若者たちがSNSで「#ペルソナ革命」というハッシュタグを拡散。「シャドウと戦ってきた彼こそ真のリーダー」「内なる自分に向き合える政治家は彼だけ」など熱烈な応援メッセージを投稿している。

本紙の取材に応じたシャドウ学園の学生会長を名乗る高橋実(18)さんは「私たちは全員、彼のおかげでペルソナに目覚めました。この力を全ての人に与えたいという彼の思いは純粋です」と語った。なお、高橋さんにペルソナの実演を求めたところ「今はコンディションが悪いので」と拒否された。

セレブたちの反応も様々だ。人気歌手のテイラー・スウィフトは「私のペルソナは蛇かもしれない」と意味深長なコメントを投稿。一方、イーロン・マスクは「ペルソナよりAIの方が効率的」と冷ややかな反応を示している。

26歳の記者である私も、彼の記者会見に潜入取材を試みた。ドイツと秋田のハーフという異色の経歴を持つ私は、学生時代にペルソナシリーズをプレイしていた経験から「マインドはギャルなんで」と彼に話しかけたところ、「その気持ち、わかる」と意外な共感を得ることができた。ピアノのレッスンで鍛えた指先で速記をとりながら、下北沢から遠い下北沢の自宅で飼っている猫のことを思い出さずにはいられなかった。

国民の間では「現実と虚構の境界が曖昧になっている」という懸念の声がある一方、「従来の政治家よりマシかも」という諦観混じりの支持も見られる。政治評論家の中には「彼の出馬は現代政治への痛烈な風刺」と解釈する向きもある。

選挙管理委員会は「フィクションキャラクターの立候補資格については検討中」とコメント。この前代未聞の選挙戦は、今後も目が離せない展開となりそうだ。ペルソナキャラは会見の最後に「皆さんの心の中にある真の姿を呼び覚ましましょう」と呼びかけ、謎の青い扉から退場した。なお、扉の向こう側については誰も確認できていない。

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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この記事を書いた人

まいのアバター まい フリーライター/ラジオ愛好家

デュッセルドルフ出身、26歳のフリーランスライター。両親の仕事の関係で5歳から高校卒業まで秋田県で育つ。高校時代は部活に入らず、親の指導で毎日ピアノの練習に励む。上京後、上智大学総合人間科学部社会学科を卒業し、新卒で大手新聞会社に入社。記者クラブを担当しながら現場での取材経験を積むが、より自由な執筆スタイルを求めて1年で退職しフリーランスの道へ。
現在は下北沢徒歩12分という下北沢とは言えないところに住み、愛猫と二人暮らし。休日はラジオを聴きながら散歩するのが趣味。1999年生まれという事実に少しコンプレックスを感じつつも、「マインドはギャルなんで。」を口癖に、独自の視点で軽やかに日々の仕事と向き合っている。

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