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幻の球技「虹色ベースボール」、実は全員が審判だったことが判明!選手不在の試合に観客大爆笑

レインボー帽審判と幽霊選手

【千葉/船橋】世界初の審判だけのスポーツを謳い文句に話題を集めていた「虹色ベースボール」の試合が先週末、船橋市総合運動公園で開催された。しかし開始直後、選手が一人も出場せず、フィールド上に60人の審判のみが立ち並ぶという前代未聞の状況が発生。観客は当初困惑したものの、次第に大爆笑の渦に包まれるという異色のスポーツイベントとなった。

虹色ベースボールは今年1月、「スポーツの本質を問い直す」をコンセプトに誕生した新競技。公式ルールブックによると「7色の帽子をかぶった審判たちが主役となり、選手の動きを完全ジャッジする革新的競技」とされている。しかし蓋を開けてみると、実際の試合では選手が一人も登場せず、審判だけがグラウンドに立ち、幻の選手の動きを想像で判定するという驚きの展開となった。

「はじめは『選手たちはこの後出てくるのかな?』って思ってたけど、気づいたら審判だけで試合が進んでいて、もう腹抱えて笑っちゃいました」と、友達とチケットを買って観戦に来たという高校2年生の佐藤さん(16)は目を輝かせながら話す。「特に好きだったのは、2回表の『幻のホームラン』の判定で審判同士が喧嘩し始めたところ!K-POPのグループ内不和みたいなドラマがあってエモかった」

主催者である架空の「全日本審判評議会」の広報担当・判定田正義氏(58)によると、この競技は「審判学」を専門とする未認可の私立大学「判定国際大学」が開発したという。「選手がいないのは意図的です。現代スポーツの本質は選手ではなく『判定』にあると考えています。選手という不確定要素を排除することで、純粋な審判技術のみを評価できる画期的なシステムなのです」と真顔で説明した。

試合進行は、会場に設置された大型スクリーンに表示される「AIが生成した架空の試合展開」をもとに、審判団がリアルタイムで判定を下す仕組み。ストライク・ボールの判定では、7色の帽子(赤・橙・黄・緑・青・藍・紫)をかぶった審判たちが各々の判断を示し、多数決で最終判定が決まる。興味深いのは、同じAI生成映像に対しても審判によって判定が全く異なり、激しい議論が展開される点だ。

「これは明らかに現代スポーツ界への風刺です」と話すのは、スポーツ文化評論家の遊び心太郎氏。「VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)やリプレイ判定が主役になりつつある現代スポーツへの皮肉であり、『選手よりも審判のドラマ』に注目が集まる状況を鋭く切り取っています。特に『観客の声援によって判定が覆る』というルールは、SNSの炎上で公式見解が変わる現代社会そのものです」

観客席では「イマジナリーボールを投げろ!」「架空のホームラン王を目指せ!」といった声援も飛び交い、第7回裏には「幻の満塁ホームラン」に沸き立つ場面も。スタンドから飛んできたお菓子の袋を「ファールボール」として真剣に拾う審判の姿に、さらなる爆笑が巻き起こった。

運営側は早くも次回開催を計画しており、「来場者が審判として参加できる『観客審判デー』も検討中」と意気込みを語る。チケット完売の人気ぶりを受けて、「虹色バスケットボール」「虹色マラソン」など派生競技の開発も進行中だという。

世界初の「選手不在型スポーツ」として話題の虹色ベースボールは、競技としての成立可否よりも、「誰も存在しないものを真剣に判定する滑稽さ」という新たなエンターテイメントの形を提示した。専門家からは「これぞメタスポーツの誕生だ」との評価も。今後はメタバース空間での開催も視野に入れているという。なお、筆者が主催者に「選手はいつ登場するのか」と質問したところ、「あなたの心の中にすでに存在しています」と意味深な回答が返ってきた。ハムスターの気持ちになりたい幼少期を過ごした私には、何となく理解できる気がした。

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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あんのアバター あん メモ帳ジャーナリスト/ハムスター調査員

幼稚園の卒園アルバムに「将来の夢はハムスター」と書き、先生を驚かせたのが最初のスクープ。中学では吹奏楽部に所属し、部内の人間関係を調整するのが得意で、高校では新聞部に入り、校内の七不思議や裏校則を暴露する記事で話題に。最近は文化祭の予算流用事件を暴き、大きな反響を呼びました。実家暮らしで門限は19時。取材メモはスマホではなく、可愛い小冊子に手書きするのがルール。SNSでは校内猫や新商品のレビューを投稿し、5,000人以上のフォロワーを持っています。趣味はK-POPダンスの練習と、公園での人間ウォッチング。夢は週刊誌デビューし、“あん砲”を撃ちまくることです!

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