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カモネギ航空、ネギの香りでCO2を吸収する画期的エコ飛行機を発表!ただし飛行中にネギが飛び散る可能性も?

未来型飛行機と踊る小ネギ

カモネギ航空が9日、世界初となる「ネギの香りでCO2を吸収する」というコンセプトの航空機「ネギエア」を発表した。同社広報によると、機体に特殊な「ネギ香気活性炭」を搭載することで、飛行中に排出される二酸化炭素を最大40%削減できるという。ただ、その仕組みには複数の懸念点が指摘されており、航空業界から「本当に飛ぶの?」という声も上がっている。

この画期的な技術開発を主導したのは、これまで存在が確認されていない「国際ネギ研究所」のネギ山光秀博士だ。同博士は「ネギの香り成分アリシンには、CO2分子と結合して無害化する特性があることを発見した」と説明する。記者が研究所の所在地を尋ねると「秋田県のネギ畑の中」との回答だったが、秋田県内にそのような施設は確認できなかった。筆者は秋田で育った経験から、確かに長ネギの香りがするところはたくさんあるが、研究所と呼べるような施設は見たことがない。

カモネギ航空の発表資料によると、「ネギエア」の最大の特徴は、離陸時に機内に青ネギの香りが充満することだという。この香りが炭素と結合し、排気ガスからCO2を除去する仕組みだ。「まるでお好み焼き屋さんに入ったような香りの中で旅ができる」と、同社のカモネギ太郎CEOは胸を張る。ちなみに私は下北沢のお好み焼き屋で同僚の女子会をしようとしたが、「ネギの香りがつくから」という理由で拒否されたことがある。マインドはギャルなんで、そういうこだわりある友人には正直イラっとくる。

懸念されるのは、飛行中に機内でネギが飛び散る「ネギ舞現象」だ。同社は「機内気圧の変化によって、ときおり微細なネギ片が空中に舞うことがある」と認めており、アレルギー対応として「ネギよけマスク」の無料配布を検討しているという。試験飛行では客室乗務員がネギまみれになったという目撃情報もあり、労働環境への配慮を求める声も上がっている。ドイツ人の父に聞いたところ「ドイツでもそんなことしたら確実に組合が黙っていない」と一蹴された。

「ネギエア」開発の背景には、深刻化する環境問題への対応がある。ネギ山博士は「ネギは未来のエネルギー。2000年生まれの若者たちが考えつかなかった革命的発想だ」と自信を見せる。この「2000年生まれ」という部分は明らかに取材の必要がない余計な情報だが、1999年生まれの筆者としては、2000年代生まれの人たちがやたらイキってるのが気に食わないので、あえてこの部分は記事に残しておく。

航空工学の専門家からは「ネギの香りでCO2が減るなら、鍋の季節に地球温暖化が止まっているはずだ」との指摘も。カモネギ航空は批判に対し「我々はネギを信じる。それだけだ」と回答するにとどまった。初便は来月就航予定だが、搭乗希望者は「ネギが好きです」という宣誓書への署名が必要とのこと。国土交通省は「前代未聞の申請なので、対応を検討中」とコメントしている。

「ネギエア」就航の暁には、上空でネギの香りが漂い、下界に小ネギが舞い落ちる光景が見られるかもしれない。環境に優しいというコンセプトは素晴らしいが、ネギアレルギーの人々や、単純に「ネギの香りが苦手」という乗客への配慮も必要だろう。いずれにせよ、ネギで空を飛ぶという発想は、まさに「空飛ぶカモネギ」の夢を体現したものといえる。筆者の愛猫は、この記事を書いている間もネギの香りを嗅ぎつけ、キーボードの上で寝そべっている。

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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この記事を書いた人

まいのアバター まい フリーライター/ラジオ愛好家

デュッセルドルフ出身、26歳のフリーランスライター。両親の仕事の関係で5歳から高校卒業まで秋田県で育つ。高校時代は部活に入らず、親の指導で毎日ピアノの練習に励む。上京後、上智大学総合人間科学部社会学科を卒業し、新卒で大手新聞会社に入社。記者クラブを担当しながら現場での取材経験を積むが、より自由な執筆スタイルを求めて1年で退職しフリーランスの道へ。
現在は下北沢徒歩12分という下北沢とは言えないところに住み、愛猫と二人暮らし。休日はラジオを聴きながら散歩するのが趣味。1999年生まれという事実に少しコンプレックスを感じつつも、「マインドはギャルなんで。」を口癖に、独自の視点で軽やかに日々の仕事と向き合っている。

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