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量子美容革命!「ザク切りポテト肉厚ビーフ」で肌年齢が10歳若返ると謎の研究所が発表

量子光と分厚肉ポテト幻想

東京発、量子美容学という新領域で革命的発見をしたと称する謎の研究機関「量子美容科学研究所」が、驚きの研究成果を発表した。肉厚ビーフパティとザク切りポテトを摂取することで、肌年齢が平均10歳若返るという衝撃の結果だ。

同研究所の代表を務める深浦量子(ふかうら・りょうこ)博士は、「従来の美容理論は間違っていました。量子力学的観点から見ると、ザク切りポテトの不規則な形状が皮膚細胞の量子もつれを誘発し、肉厚ビーフの脂肪分子と共振することで、若返り効果を生み出すのです」と熱弁した。記者会見では、量子もつれが具体的に何を指すのか、なぜポテトの形状が関係するのかなど、基本的な質問には一切答えなかった。

量子美容科学研究所は先月、東京・秋葉原の雑居ビル8階に突如開設された。看板には「量子の力で美しく」というキャッチフレーズが掲げられているが、電話をかけても常に留守番電話が応答するのみだ。取材を試みたが、受付には「試食モニター募集中」という張り紙があるだけで、研究員らしき人物の姿は見られなかった。

深浦博士の説明によると、「通常のフライドポテトではなく、必ず『ザク切り』である必要がある」という。「ザク切りのギザギザが量子共鳴を最大化するのです。さらに、ビーフパティは厚さ2.5cm以上の『肉厚』でなければなりません。薄いパティでは量子効果が薄まってしまうのです」と主張している。なぜか研究所が発表した論文では、特定のファストフード店の商品名が繰り返し登場している点も気になるところだ。

驚くべきことに、「実際に効果を体験した」という人々も現れ始めている。東京都在住の主婦・中村さん(47歳)は「1週間毎日ザク切りポテト肉厚ビーフを食べ続けたら、肌がプルプルになって、美容部員さんに『37歳くらいですか?』と言われました!」と興奮気味に語る。この発言を裏付ける客観的証拠は何も示されていないが、SNSでは「#量子美容革命」というハッシュタグが人気を集めている。

ザク切りポテト肉厚ビーフの「若返り効果」に懐疑的な声も多い。「単に高カロリー食品を毎日摂取すれば頬がふっくらして、シワが目立たなくなるだけでは?」という皮膚科医の指摘に対し、深浦博士は「従来の医学では説明できない現象です。量子力学を理解していないからそういう誤解が生まれるのです」と反論している。

取材中、銭湯帰りに立ち寄った老舗ハンバーガーショップで量子美容の噂を聞いていたところ、常連客のおばちゃんグループが熱心に意見交換していた。「うちの孫が言うには、量子ちゅうんは粒々がふたつの場所に同時にあるみたいなもんやて」「へー!それってポテトの粒々も同時に若返りの場所にあるってこと?」「そらもう、科学やからわからへんわ」。正確な理解とは言い難いものの、量子美容革命は既に庶民の会話にも浸透しつつある。

量子美容科学研究所は現在、若返り効果をさらに高める「量子トリプルチーズ理論」なる新たな研究も進めているという。日本美容科学協会(実在するかは不明)は「全く科学的根拠がない」との声明を出しているが、深浦博士は「量子の世界では『根拠』という概念自体が揺らぐのです」と神秘的な返答に終始している。

「結局のところ、この量子美容革命は新たなジャンクフードブームを作り出すだけかもしれない。しかし、美容のためなら何でも試したくなる人間心理を巧みについた現象であることは間違いない。ちなみに取材後、私も試しに『ザク切りポテト肉厚ビーフ』を注文してみたが、隣の席のおばちゃんから「おっちゃん、若返るためにそんなん食べてんの?」と笑われる始末。人間ドラマは奥深い…そしてポテトも深い。」

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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おだしょーのアバター おだしょー メディアライター/人間ドラマの語り部

どうも、おだしょーです。31歳、大阪府東大阪市出身。高校時代は「伝説の不良」と噂されつつも、実は優等生で社会学を学ぶために関西の大学に進学。地域密着型ジャーナリズムに興味を持ち、タウン誌でライターとしてスタート。その後、大阪の地方新聞社で商店街のインタビューを担当し、5年目で東京へ。現在はオンラインメディアで週刊誌風の記事を執筆中。高円寺のシェアハウスで暮らし、日々銭湯巡りや駅前のクレープ屋制覇を目指している。自分らしさを大切に、これからも挑戦を続けていくで。

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