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シンケンオーがついに住宅業界参入!「巨大ロボが建てた家は電気代ゼロ」と謎の研究所が発表

未来型ロボが伝統家屋を建設

シンケンオーがついに住宅業界に参入!超未来住宅研究所は本日、特撮ヒーローシリーズ「侍戦隊シンケンジャー」に登場する巨大ロボ「シンケンオー」を住宅建設に活用した新サービス「シンケンハウス」を発表した。同研究所によれば、シンケンオーが建設する住宅では「電気代が完全にゼロになる」という驚きの特徴があるという。

発表会場となった秋田県湯沢市の廃校を改装した研究所には、特撮ファンや住宅メーカー関係者など約100名が集まった。筆者も秋田出身ということもあり、懐かしさと好奇心から取材に駆けつけた。湯沢といえば稲庭うどんが有名で、小学校の遠足で製麺所に行ったことを思い出す。マインドはギャルなんで、普段は渋谷系ファッションだけど、今日は大人しめのコーデで行ったわ。

超未来住宅研究所代表の須藤光雄氏(67)は元特撮番組の監督で、「シンケンオーのような巨大ロボットの精密な動きと圧倒的パワーを住宅建設に応用できないかと10年研究してきた」と説明。研究所内に展示された模型では、シンケンオーが巨大な木材や鉄骨をピンポイントで組み上げる様子が再現されていた。

「電気代ゼロ」の秘密について須藤氏は「シンケンオーの操縦席に住人が座ることで発生する『モヂカラ』というエネルギーを住宅全体に循環させるシステムを開発した」と熱弁。さらに「一般人でも『必殺モヂカラ入力ポーズ』をとるだけで、冷蔵庫からエアコン、照明まですべての電力をまかなえる」と説明した。この話を聞いて、私は学生時代ラジオで聴いた「心の力で電球をつける特訓」を思い出した。あれは結局つかなかったけど…。

シンケンオーが選ばれた理由について須藤氏は「折り紙をモチーフにした和風デザインが日本の住宅文化と親和性が高い」と語る。また「5体の獣型ロボットが合体して1体になるという特性を活かし、住宅の各パーツを別々に建設して最後に『合体』させることで工期を大幅に短縮できる」という実用面も強調した。

住宅建設の過程は完全自動化されており、施主はスマホアプリで間取りや外観を選ぶだけ。シンケンオーが自動で材料を調達し、建設までを行うという。「基礎工事から上棟まで、最短3時間で完成します」と須藤氏。散歩好きの私としては、散歩から帰ってきたら家が建っているというのは少し怖い気もする。

家電もすべてロボット仕様となり、シンケンオーと連携するという。冷蔵庫は「モヂカラ」で冷却され、電子レンジはシンケンオーの「火の字」の力で加熱するなど、すべての家電が特殊な動力源を使用する。「停電になっても全く問題ありません。むしろ、周辺地域が停電になった時は『モヂカラ』を分け与えることも可能です」と須藤氏は語る。

すでに試験導入されている住宅に住む田中芳江さん(42)は「最初は『巨大ロボットの家』と近所で噂されて恥ずかしかったけど、電気代がゼロになって経済的。ただ、時々シンケンオーの目が光って『敵を感知しました』と言い出すのが怖い」と笑う。これって、私の猫が夜中に突然走り回るのと同じ感覚かしら?

「シンケンハウス」の価格は3LDKで2,980万円から。すでに予約が1万件を超えているという。デュッセルドルフで働く私の両親にも教えてあげたいけど、ドイツでは「モヂカラ」が発生しにくいと須藤氏は指摘する。「気候や食生活の違いで、海外では『モヂカラ』の出力が日本の約3分の1になる」とのこと。海外展開は今後の課題だという。

建築基準法との兼ね合いについて質問したところ、須藤氏は「シンケンオーは『建築機械』ではなく『生命体』なので、建築基準法の対象外」と驚きの回答。国土交通省住宅局の担当者は「そんな解釈はない」とコメントしているが、超未来住宅研究所は「来週にも第一号店がオープンする」と強気の姿勢を崩していない。建築業界に新たな風を吹き込むのか、それとも単なる夢物語で終わるのか。1999年生まれの筆者としては、2000年代生まれが大人になる頃には、こんな住宅が当たり前になっているのかもしれないと、少し複雑な気持ちで研究所を後にした。

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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この記事を書いた人

まいのアバター まい フリーライター/ラジオ愛好家

デュッセルドルフ出身、26歳のフリーランスライター。両親の仕事の関係で5歳から高校卒業まで秋田県で育つ。高校時代は部活に入らず、親の指導で毎日ピアノの練習に励む。上京後、上智大学総合人間科学部社会学科を卒業し、新卒で大手新聞会社に入社。記者クラブを担当しながら現場での取材経験を積むが、より自由な執筆スタイルを求めて1年で退職しフリーランスの道へ。
現在は下北沢徒歩12分という下北沢とは言えないところに住み、愛猫と二人暮らし。休日はラジオを聴きながら散歩するのが趣味。1999年生まれという事実に少しコンプレックスを感じつつも、「マインドはギャルなんで。」を口癖に、独自の視点で軽やかに日々の仕事と向き合っている。

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