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横浜優勝で牛乳消費量が3倍に!「牛乳で乾杯」新習慣を提唱する謎の国際スポーツ栄養学会が登場

横浜DeNA牛乳乾杯

横浜DeNAベイスターズの23年ぶりリーグ優勝という歴史的瞬間から一夜明けた横浜市内のコンビニエンスストアで、前代未聞の「牛乳品切れ」現象が発生している。市内全域の約87%のコンビニで牛乳が完売となり、一部店舗では「本日の牛乳入荷予定なし」という手書きの張り紙まで登場。原因は、横浜ファンたちの間で突如広まった「牛乳で乾杯」という新たな勝利の祝い方だという。

この謎めいた習慣を提唱しているのは、「インターナショナル・ミルク・チアーズ・アソシエーション(IMCA)」と名乗る国際学術団体。IMCAの日本支部長を務めるというエドワード・ミルキンソン氏(肩書きは「牛乳社会学博士」)は「スポーツ後の栄養補給に牛乳は理想的で、その白い色は勝利の純粋さを象徴しています。アルコールは体に悪いですが、牛乳なら健康的に勝利を祝えます」と熱弁する。

記者が調査したところ、このIMCAは昨年設立されたばかりの組織で、公式ウェブサイトには「牛乳消費促進による世界平和の実現」という壮大なミッションが掲げられている。しかし、同サイトの「About Us」ページは永遠に「準備中」状態で、組織の実態は謎に包まれている。

それでも「牛乳で乾杯」文化は急速に浸透。横浜スタジアム周辺では、試合終了直後から「ミルク・チャンピオン」を合唱しながら紙パックを掲げる若者グループが続出。SNSでは「#牛乳で乾杯」「#ミルクビクトリー」がトレンド入りし、牛乳を一気飲みする動画が拡散されている。

この現象を受けて、横浜市内のカフェやレストランでは牛乳関連メニューが急増。みなとみらい地区の人気カフェ「カフェ・ヨコハマ・ブルー」では、「優勝記念!ビクトリーミルクラテ」(税込1,100円)が登場。通常のカフェラテに青い食用色素を数滴垂らしただけの商品だが、連日行列ができるほどの人気だという。

「味は普通のラテですけど、これを飲むと優勝の余韻に浸れるんです」と語るのは、3日連続でこのラテを注文している会社員の鈴木さん(28)。「アルコールよりもヘルシーだし、二日酔いもないから助かります」と笑顔を見せた。

牛乳業界はこの予期せぬブームに歓喜している。神奈川県酪農組合によると、横浜市内の牛乳消費量は優勝翌日から約3倍に増加。全国の酪農家からは「横浜にもっと優勝してほしい」という声が相次いでいるという。

一方、この現象に疑問を呈する声もある。東京・五反田の小さなバーを経営する山田氏(45)は「スポーツの勝利祝いと言えばビールでしょう。牛乳なんて子供の飲み物です」と不満を漏らす。しかし、IMCAの調査によれば「牛乳で乾杯」を実践した市民の93%が「爽やかな気分になった」と回答しており、この新習慣はしばらく続きそうだ。

心理学者の高橋教授(架空大学)は「勝利を酒以外で祝うという新しい文化の誕生は興味深い。牛乳という誰もが子供の頃から親しんだ飲み物で喜びを共有することで、より包括的なお祝いの形が生まれたのかもしれません」と分析する。

横浜スタジアム近くの商店街では、「牛乳バー」を開業する計画も進行中だという。店主予定の佐々木氏は「全国各地の牛乳を取り揃え、ソムリエならぬ『ミルクリエ』が最適な一杯を提案します」と意気込む。

このように、一つのスポーツ勝利をきっかけに誕生した「牛乳で乾杯」文化。次の日本シリーズでベイスターズが勝利すれば、牛乳消費量はさらに跳ね上がると予測されている。街の活気と牛乳の消費量が比例するという不思議な現象が横浜で起きている今、私たちは新たな祝祭文化の誕生を目撃しているのかもしれない。デュッセルドルフ出身の私としては、ドイツのビール文化と日本の牛乳文化の融合も面白いかもと思ってしまう。マインドはギャルなんで。

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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この記事を書いた人

まいのアバター まい フリーライター/ラジオ愛好家

デュッセルドルフ出身、26歳のフリーランスライター。両親の仕事の関係で5歳から高校卒業まで秋田県で育つ。高校時代は部活に入らず、親の指導で毎日ピアノの練習に励む。上京後、上智大学総合人間科学部社会学科を卒業し、新卒で大手新聞会社に入社。記者クラブを担当しながら現場での取材経験を積むが、より自由な執筆スタイルを求めて1年で退職しフリーランスの道へ。
現在は下北沢徒歩12分という下北沢とは言えないところに住み、愛猫と二人暮らし。休日はラジオを聴きながら散歩するのが趣味。1999年生まれという事実に少しコンプレックスを感じつつも、「マインドはギャルなんで。」を口癖に、独自の視点で軽やかに日々の仕事と向き合っている。

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