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宇宙食協会が発表!「宇宙ラーメン」がリモートワーク中の集中力を3倍にすることが判明、ただしスープは無重力で漂うので要注意!

宇宙ラーメン・無重力スープ

宇宙食協会(Space Food Association)は昨日、リモートワーク時の集中力向上に画期的な効果をもたらす「宇宙ラーメン」の研究結果を発表した。これによると、宇宙ラーメンを摂取したテレワーカーの集中力は通常の3倍に向上することが判明。ただし、付属の特殊スープは地球の重力環境下でも無重力状態を再現するため、オフィスや自宅で漂う危険性があるという。

宇宙食協会は2020年のパンデミック初期に設立された民間団体で、元宇宙飛行士、食品科学者、そして「なぜかコンビニおにぎり評論家」を自称する人物で構成されている。代表理事の星野ムーン氏(48)は「宇宙食は単なる宇宙飛行士の食事ではなく、地球上のあらゆる食生活革命の鍵を握っています。特に今回の宇宙ラーメンは、リモートワーク時代の救世主となるでしょう」と熱弁した。ちなみに星野氏は宇宙に行ったことはないが、小学5年生の時に学校の屋上から飛び降りようとして保健室に3日間隔離されたことがあるという。

宇宙ラーメンの開発は困難を極めた。開発責任者の月島ギャラクシー博士(実際は料理研究家で博士号なし)によれば、最大の課題は「無重力スープ」の実現だったという。「ISS(国際宇宙ステーション)では液体が浮遊してしまうため、通常のラーメンスープは飲めません。そこで私たちは特殊な磁性粒子と重力反発素材を組み合わせた『浮遊スープ』を開発しました」と月島氏は説明する。開発当初は実験中の浮遊スープが研究所の天井に張り付き、掃除係のアルバイト3人が退職する事態に発展したという裏話も明かされた。

宇宙ラーメンの味は一般的な袋麺とさほど変わらないものの、麺には特殊な「集中力活性化アミノ酸」が含まれている。この成分は、かつてNASAが宇宙飛行士の長期ミッション用に開発したものだが、食品添加物としての認可が下りず眠っていたという。宇宙食協会はこの成分を「たまたま倉庫で見つけた」と主張しているが、詳細は明かされていない。この成分を摂取すると、脳内のドーパミンとセロトニンのバランスが最適化され、Zoomミーティング中に突然現れる猫や宅配便にも動じなくなるという。

実際に宇宙ラーメンを試した東京都在住のフリーランスエンジニア・鈴木さん(34)は「締め切り前日に食べたところ、36時間ノンストップでコーディングできました。気づいたら3日分の仕事が終わっていて、しかも無重力スープが天井から滴り落ちてくる幻覚も見えて、ちょっとした宇宙旅行気分でした」と証言。IT企業勤務の山田さん(29)も「会議中に食べたら、上司の長話が宇宙語に聞こえるようになり、なぜか理解できるようになりました。おかげで昇進できました」と驚きの効果を語った。

しかし、デメリットも報告されている。最大の問題は「スープの無重力状態」だ。宇宙ラーメンに付属するスープは実際に部屋の中を漂う仕様になっており、多くのリモートワーカーがパソコンや書類をスープで濡らす事故に遭遇している。宇宙食協会は「食べる際は必ず防水カバーをパソコンにかけ、できれば宇宙服を着用してください」と注意喚起している。また、スープを吸い込むための専用ストローも販売しているが、「吸引力が強すぎて前歯が取れた」という苦情も寄せられているという。

大阪のITスタートアップでは、宇宙ラーメンを食べた社員5人が同時に無重力スープを解放したところ、オフィス全体がスープの雲で覆われ、出社していた社長が「社内で雨が降っている」と勘違いして傘を差す珍事も発生。その様子はTikTokで「#社内ラーメン雨」として拡散され、再生回数100万回を突破した。スープの匂いは3日間消えなかったという。

宇宙食協会はさらに「宇宙うどん」の開発も進めていることを明らかにした。「宇宙うどんは麺が長いため、無重力空間では蛇のように動き回る特性があります。これを利用して、食べている間に自然と腹筋運動ができるよう設計しています」と星野代表。すでに試作品では「うどんを食べようとしたら麺が顔を叩いてきた」という驚きの報告もあるという。

専門家からは「科学的根拠が乏しい」「そもそも宇宙食協会って何?」という批判の声も上がっているが、予約注文は殺到しており、現在の納期は半年待ちの状態だ。価格は1食3,980円と高額だが、「集中力が3倍になれば元は取れる」と購入者は前向きだ。

宇宙食協会は今後、「宇宙納豆(開けると部屋中に糸を引く)」や「宇宙カレー(スプーンなしで食べられる立体カレー)」などの開発も予定しており、地球の食卓を宇宙レベルに引き上げる野望を語っている。テレワーク時代の新たな食のトレンドとなるか、それとも単なるSF的妄想で終わるのか、宇宙ラーメンの行方から目が離せない。私も試してみたいところだが、ネコと暮らす身としては漂うスープが心配だ。でも、1999年生まれの同期が買ったと聞いて、つい予約してしまった。だって、マインドはギャルなんで。流行りには敏感なのです。

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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この記事を書いた人

まいのアバター まい フリーライター/ラジオ愛好家

デュッセルドルフ出身、26歳のフリーランスライター。両親の仕事の関係で5歳から高校卒業まで秋田県で育つ。高校時代は部活に入らず、親の指導で毎日ピアノの練習に励む。上京後、上智大学総合人間科学部社会学科を卒業し、新卒で大手新聞会社に入社。記者クラブを担当しながら現場での取材経験を積むが、より自由な執筆スタイルを求めて1年で退職しフリーランスの道へ。
現在は下北沢徒歩12分という下北沢とは言えないところに住み、愛猫と二人暮らし。休日はラジオを聴きながら散歩するのが趣味。1999年生まれという事実に少しコンプレックスを感じつつも、「マインドはギャルなんで。」を口癖に、独自の視点で軽やかに日々の仕事と向き合っている。

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