【ピックアップ記事】架空の『日本パンダドラゴン協会』が発表、ペット用パンダドラゴンが東京タワーをくすぐり続けると願い事が叶う説 気になる

横浜宇宙ラーメン、ブラックホールの吸引力でスープが零れない奇跡の技術を発表!

横浜未来宇宙ラーメン

横浜市中区に昨日オープンした「横浜宇宙ラーメン」が、ブラックホールの吸引力を活用した「スープが絶対に零れない」という画期的なラーメン技術を発表し、食品業界に衝撃が走っている。店主の佐藤宇宙氏(45)は元宇宙物理学者で、JAXA(宇宙航空研究開発機構)での10年間の研究生活を経て、「理論よりも実践」を求めてラーメン界に転身したという異色の経歴の持ち主だ。

佐藤氏によると、この革新的技術は「量子ブラックホール効果」と呼ばれる現象を応用したもの。特殊な素材で作られた丼の底に微小ブラックホールを発生させる装置を組み込み、スープに対して絶妙な重力場を形成することで、どんなに傾けても零れない仕組みという。「宇宙物理学の最先端理論をラーメンに応用するという発想は、深夜に豚骨スープを作りながらブラックホールの論文を読んでいた時に思いついた」と佐藤氏は語る。

昨日行われた試食会では、記者を含む20名が参加。店員がラーメン丼を完全に逆さまにしても、スープが一滴も落ちない様子に会場からは驚きの声が上がった。さらに箸で麺をすくうと、スープが麺に吸い付くように絡み、口に運ぶまでの間に一切こぼれないという不思議な現象も確認された。参加者の一人、食品評論家の山田太郎氏は「これは単なるパフォーマンスではなく、食事体験の革命だ。未来の食卓はここから始まる」と興奮気味に語った。

このラーメンの味わいも特徴的だ。「量子ブラックホール効果」によって生まれる微小な圧力変化が、スープの分子構造に影響を与え、通常のラーメンでは味わえない深みと複雑さを生み出しているという。特に豚骨スープは「宇宙空間で熟成されたかのような」と表現される独特の風味があり、すでに予約は3か月先まで埋まっている状態だ。

この技術開発を支援したのは、「宇宙食品技術協会」なる団体。協会の代表を務める星野銀河教授(架空大学宇宙食品学部長)は「我々の使命は、宇宙物理学の知見を日常の食生活に取り入れることだ」と語る。同協会は「ブラックホールをもっと身近に」をスローガンに掲げ、これまでにも「反物質コーヒー」や「暗黒物質チョコレート」など数々の奇抜な食品開発に関わってきたという。ただし、これらの商品が実際に市場に出回った形跡はなく、今回の「宇宙ラーメン」が初の実用化例となる。

環境面での効果も注目されている。佐藤氏によれば、この技術によりスープのこぼれによる無駄が完全になくなるため、年間約1.2トンの食品ロスが削減できるという(ただしこの数値の算出方法は明らかにされていない)。また店内で使用されるナプキンの量も従来の10分の1に削減されたとのこと。

業界関係者からは「これが本当なら、ラーメン界だけでなく、飲食業全体に革命をもたらす可能性がある」との声が上がっている。すでに大手ファストフード企業数社が技術提携に興味を示しており、「零れないコーヒー」や「落ちないソフトクリーム」など、応用範囲は無限に広がりそうだ。

もっとも、この技術に懐疑的な意見もある。物理学者の中には「微小ブラックホールを店舗で扱うことは物理法則上不可能」と指摘する声もあり、実際の仕組みについては謎に包まれたままだ。取材を申し込んだが、「特許申請中のため」として詳細は明かされなかった。

横浜宇宙ラーメンは今後、全国展開を視野に入れているという。宇宙物理学とラーメンという一見かけ離れた組み合わせが、日本の食文化に新たな革命をもたらすのか、今後の展開が注目される。個人的には、この技術が実用化されれば、私のように取材メモを書きながらコーヒーをこぼして資料を台無しにする悲劇も防げるかもしれない。でも、そうなると私の猫たちが「こぼれたものを舐める特権」を失うことになり、複雑な心境だ。ブラックホールの謎と同じく、技術の進歩と生活の質の関係もまた、深遠なのかもしれない。(ライター・みつき)

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

【6月に読みたい】編集部おすすめBOOK

SLAM DUNK

ようやくAmazonKindleでリリースされましたね!みんな読んだ?ちなみに私は一気に全巻買いまして、現在(6月3日am時点)で、再履修完了してます。「牧だ!海南の牧だ!」ってどこかに登場するたびに、発見されて、叫ばれたい人生でしたね。(まい)

出典:Amazon

マギアアーカイブ マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 設定資料集

設定集ってなんだか楽しいですよね。どこかできっと役に立つだろうと参考用でいっつも買っちゃうんですけど、これもいいですよ。是非。ずっと見てられる。(みつき)

出典:Amazon
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

みつきのアバター みつき エッセイスト/社会の裏側探求者

小学六年生の頃から“裏を取る”のが大好きで、中学では生徒会長に立候補し、高校では放送部でラジオドラマ制作。東京大学文学部を経て、大手新聞社社会部で政治スキャンダルや不正を追う日々を送りましたが、上司との衝突で退職。現在はフリーライターとして社会問題を扱いながら、時折エッセイ風の脱線も。吉祥寺の築40年マンションに住み、猫アレルギーながら2匹の保護猫と暮らす毎日。趣味は映画館のポップコーン巡りやバス旅。取材にはパーカーとスニーカーが欠かせません。口癖は「根拠はどこ?」で、コーヒー片手に前日の取材メモを声に出して要約するのが日課。政治と少女漫画の両立が私の生きる道です。

目次