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飛行禁止令を無視!? 架空の国際鳥類連盟が「飛べない鳥専用ジェットパック」を発表、ペンギン外交が新時代へ突入!

ジェットパック飛ぶ陽気ペンギン

南極科学研究所と国連環境プログラムの後援を受けているとされる「国際鳥類連盟(International Avian Federation、通称IAF)」が、昨日、「飛べない鳥専用ジェットパック」の開発に成功したと発表した。この団体によると、飛行能力を持たない鳥類、特にペンギンの移動手段として革命的な装置だという。

「私たちは飛べない鳥たちに平等な移動の権利を!というスローガンのもと、5年の歳月をかけてこの装置を開発しました」と語るのは、IAF代表を名乗るフリッパー・マクフライ博士。「空の自由を体験できなかったペンギンたちが、ついに国境を越えた交流を実現できるのです」

この「ペンギンジェット3000」と名付けられた装置は、体重に合わせて調整可能なハーネスとマイクロ推進システムを搭載。南極の気候に対応した防水・防寒仕様で、最大飛行距離は約500km、最高時速は80kmとされている。推進力は魚油由来のバイオ燃料を使用し、環境にも配慮した設計になっているという。

「飛行禁止令?そんなものはありません」とマクフライ博士は笑う。「むしろ、これまで飛べなかったことこそが、彼らに課された不当な制約だったのです」

ジェットパックの使用規定によると、ペンギンはまず陸上での短距離飛行から始め、徐々に距離を伸ばしていくとのこと。また、急な高度変化による気圧の問題を回避するため、最高高度は300mに制限されている。操縦方法は、ペンギンの自然な動きに合わせた「フリッパーコントロール」を採用し、羽ばたきの強さで上昇・下降、体の傾きで方向転換ができるという、直感的な設計だ。

最も注目すべきは、このジェットパックがもたらす「ペンギン外交」の可能性だ。南極と亜南極に分かれて生息する17種のペンギンが、初めて種の壁を越えて交流できるようになる。IAFの予測では、今後5年以内に「ペンギン首脳会談」が実現する見込みという。

「キングペンギンとエンペラーペンギンの歴史的和解も夢ではありません」とマクフライ博士。「彼らは長年、名前の格付けを巡って確執があったと言われています」

すでに南極観測基地の間では「空飛ぶペンギン」の目撃情報が相次いでおり、科学者たちは「まるでメアリー・ポピンズの世界だ」と驚きを隠せないようだ。

本紙では「国際鳥類連盟」の存在を確認するため、独自取材を敢行。しかし、公式サイトに記載された住所はなぜか東京・秋葉原の某メイド喫茶だった。電話番号は不通で、SNSアカウントは先週作成されたばかり。マクフライ博士のプロフィール写真は、フリー素材の白衣の男性にペンギンのぬいぐるみを合成したものだった。

「本当にファンシーな団体ですね〜」と、私はカフェのメニューを眺めながらつぶやいた。実は、この取材のためにバイト代を全額つぎ込んで千葉から秋葉原まで来たのだ。母からもらったおやつのプリンを食べながら「これってエモくない?」と思わず呟いてしまった。

さらに調査を進めると、IAFのプレスリリースが、某動画サイトで人気の「空想科学チャンネル」から発信されていたことが判明。チャンネル運営者は「エイプリルフールのネタが遅れただけです」と説明している。

なお、このニュースを真に受けた一部の動物園では、ペンギン舎の上部に防護ネットを増設する動きもあるという。また、文化祭の出し物として「ペンギンジェットパック」の模型を作っていた都内の高校生グループは「先を越された」と肩を落としているとの情報も。飛べない鳥の夢は、残念ながらまだ地上に留まったままのようだ。

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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あんのアバター あん メモ帳ジャーナリスト/ハムスター調査員

幼稚園の卒園アルバムに「将来の夢はハムスター」と書き、先生を驚かせたのが最初のスクープ。中学では吹奏楽部に所属し、部内の人間関係を調整するのが得意で、高校では新聞部に入り、校内の七不思議や裏校則を暴露する記事で話題に。最近は文化祭の予算流用事件を暴き、大きな反響を呼びました。実家暮らしで門限は19時。取材メモはスマホではなく、可愛い小冊子に手書きするのがルール。SNSでは校内猫や新商品のレビューを投稿し、5,000人以上のフォロワーを持っています。趣味はK-POPダンスの練習と、公園での人間ウォッチング。夢は週刊誌デビューし、“あん砲”を撃ちまくることです!

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