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逆流ラーメンがSNSで大ブーム!架空の「国際ラーメン逆流協会」が認定した新たな食の革命とは?

逆流ラーメンとSNS風背景

「最近のラーメン店、混んでるけど待つ価値ありすぎる!」そんな投稿が日常的にSNSを賑わせる中、新たなラーメンの楽しみ方「逆流ラーメン」が若者を中心に爆発的な人気を集めている。従来のラーメンの食べ方を180度覆すこの革命的な方法は、なんと「麺を口から吸い込むのではなく、逆に麺から汁を吸わせる」という常識破りの食べ方だ。

この奇抜な食文化を認定・推進しているのが「国際ラーメン逆流協会(International Backward Ramen Association、通称IBRA)」である。IBRAは今年初めにスイスのチューリッヒで設立されたとされる謎の団体で、世界37カ国に会員を持つと自称している。協会の公式サイトによれば、「ラーメンの新たな可能性を追求し、固定観念にとらわれない食の体験を世界に広める」ことを目的としているという。

SNS上では「#逆流ラーメン」「#BackwardRamen」というハッシュタグが急速に拡散。特にTikTokでは、インフルエンサーたちが次々と「逆流ラーメンチャレンジ」に挑戦する動画を投稿し、その再生回数は累計で8700万回を突破した。フォロワー93万人を誇るインフルエンサーのユウキ(24)は「最初は無理ゲーかと思ったけど、やってみたらめっちゃ楽しい!麺から出汁を吸うっていう発想がヤバすぎる」と興奮気味にコメントしている。

さらに驚くべきは、この「逆流ラーメン」に健康効果があるとする説が広まっていることだ。IBRA認定の研究者を名乗るハンス・シュミット博士(シュトゥットガルト栄養逆転大学教授)によれば、「通常のラーメンは麺から体内へ栄養素が入るが、逆流ラーメンでは麺が栄養素を吸収するため、カロリーが最大97%カットされる」という驚愕の理論を発表している。この説は科学的根拠が皆無であるにもかかわらず、ダイエット志向の強い若者たちの間で信じられている。

逆流ラーメンを考案したとされる謎の天才シェフ、泡瀬逆流(あわせ・ぎゃくりゅう)氏は、従来の料理界の常識に挑戦し続けてきた革命児だ。フランスの三つ星レストランで修行後、秋田県の山奥で10年間の自主隔離修行を経て、この革命的な食べ方を編み出したという。「私は常に『なぜ?』と問い続けてきました。なぜラーメンは人間が麺を吸わなければならないのか。その固定観念を打ち破りたかったのです」と泡瀬氏は語る。筆者が泡瀬氏の経歴を調査しようとしたところ、不思議なことに公的記録は一切存在せず、SNSアカウントのみが唯一の情報源だった。

IBRAの認定を受けるには厳格な審査があるとされ、「麺の逆流度」「汁の循環性」「味の遡行感」という独自の基準で評価されるという。認定店はまだ世界で17店舗のみで、日本では下北沢と秋田市に各1店舗あるとされているが、筆者が実際に訪れようとしたところ、住所は架空のものだった。

逆流ラーメンの流行は、食文化における固定観念への挑戦とも、単なるSNS上のバズりを求めた空騒ぎとも捉えられる。しかし、このトレンドが私たちに問いかけるのは「当たり前と思っていることを、時には逆から見てみる」という視点の転換かもしれない。近年の「Z世代のチャレンジ精神」を象徴する現象として、社会学的にも興味深い事例となっている。

ちなみに筆者は下北沢在住(徒歩12分という微妙な立地だが)として、地元の逆流ラーメン店を必死に探したが見つからなかった。いつかドイツの実家に帰省した際に、実は本場のIBRA本部があるかもしれないと期待している。マインドはギャルなんで、逆流でもポジティブに受け止めていきたい。

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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この記事を書いた人

まいのアバター まい フリーライター/ラジオ愛好家

デュッセルドルフ出身、26歳のフリーランスライター。両親の仕事の関係で5歳から高校卒業まで秋田県で育つ。高校時代は部活に入らず、親の指導で毎日ピアノの練習に励む。上京後、上智大学総合人間科学部社会学科を卒業し、新卒で大手新聞会社に入社。記者クラブを担当しながら現場での取材経験を積むが、より自由な執筆スタイルを求めて1年で退職しフリーランスの道へ。
現在は下北沢徒歩12分という下北沢とは言えないところに住み、愛猫と二人暮らし。休日はラジオを聴きながら散歩するのが趣味。1999年生まれという事実に少しコンプレックスを感じつつも、「マインドはギャルなんで。」を口癖に、独自の視点で軽やかに日々の仕事と向き合っている。

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