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「かき氷で政界を救え!架空の『午後3時のかき氷革命会議』が国会で大炎上、議員たちの舌が凍結状態に」

議会でポップかき氷政治家風刺画

かき氷で政界に革命の風が吹き始めた。先週の国会において「午後3時のかき氷革命会議」なる架空の組織が突如として発足し、与野党を問わず議員たちが氷を片手に大騒ぎとなった。「涼感活性化政策」と名付けられたこの前代未聞の取り組みは、暑気払いという名目で始まったものの、いつしか政治の本質を変える革命的な試みとして一部議員から熱烈な支持を受けるに至ったという。

「午後3時になると議場が一変するんです」と証言するのは、国会職員の山田太郎さん(仮名)。「突然、議員席にかき氷マシンが並び、議論の途中でも『かき氷タイム』と称して全員で一斉に食べ始める。特に予算委員会では、イチゴ、ブルーハワイ、宇治金時など、派閥ごとに味が分かれていました」

しかし、この奇妙な「かき氷革命」は先日、予期せぬ事態を招いた。過剰摂取による「脳凍結」が集団発生したのだ。重要法案の採決中、突如として複数の議員が「あたたたた!」と叫び声を上げ、頭を抱える姿が中継映像に映し出された。特に財務大臣は「予算凍結」という言葉を発しようとした矢先に舌が凍り、「よっさん、とうけつ」と意味不明の言葉を繰り返し、議事が一時中断する事態となった。

この騒動の背景には、架空の学術団体「日本氷菓学会」の存在がある。同学会が発表したという「かき氷摂取による政治的ストレス軽減効果」なる研究が、この奇妙な政策の科学的根拠とされているのだ。学会の代表を名乗る鈴木冷子教授は「かき氷の脳への刺激は、対立を緩和し、与野党の垣根を溶かす効果がある」と主張する。しかし取材を進めると、この「氷菓学会」なる組織の事務所は新宿の雑居ビルの一室にあるとされるが、訪問すると「かき氷専門店 ひえひえハウス」という店舗しか存在しなかった。

さらに興味深いのは、この「かき氷革命」が持つ社会風刺的側面だ。「政治家は冷たいものを食べると温かい政策が生まれる」というスローガンを掲げる議員もいれば、「舌が痺れるほどの刺激を味わえば、国民の痛みもわかる」と真顔で語る政治家も現れた。特に注目すべきは、かき氷の味の選択が政治的主張と不思議な一致を見せている点だ。環境政策を重視する議員は抹茶味を、経済政策を重視する議員はマンゴー味を好む傾向があるという。

「実はこれ、夏場の眠気対策なんですよ」と内部告発したのは、ある無所属議員だ。「午後3時は居眠り議員が続出する時間帯。かき氷を食べれば目が覚めるし、何より『活動的な議会』というイメージ作りになる。それに味の好みで議員の本性がわかるから、派閥工作にも使えるんです」

この「かき氷革命」は今後も続くのだろうか。今週の国会では「かき氷による政策凍結」を防ぐため、議場にホットコーヒーを導入する動きも出てきた。しかし、「ホットとアイスの二項対立を超えた政治を」と主張する議員も現れ、今度は「温冷交互浴政治学」なる新たな学問分野まで誕生しつつある。

ちなみに私は取材中、国会議事堂の食堂で「憲法9条ソーダ味」という謎のかき氷を試食した。不思議なことに食べ始めると口の中で二つの味に分かれ、どちらを先に味わうべきか迷う絶妙な仕上がりだった。政治とかき氷、一見無関係な組み合わせが生み出す「涼感革命」の行方は、この夏の政局を大きく左右しそうだ。個人的には、朝日新聞政治部時代の上司も、あの厳しい表情でかき氷を食べる姿を想像すると、なんだか人間味が増して許せる気がしてくる。政治家も同じなのかもしれない。

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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この記事を書いた人

みつきのアバター みつき エッセイスト/社会の裏側探求者

小学六年生の頃から“裏を取る”のが大好きで、中学では生徒会長に立候補し、高校では放送部でラジオドラマ制作。東京大学文学部を経て、大手新聞社社会部で政治スキャンダルや不正を追う日々を送りましたが、上司との衝突で退職。現在はフリーライターとして社会問題を扱いながら、時折エッセイ風の脱線も。吉祥寺の築40年マンションに住み、猫アレルギーながら2匹の保護猫と暮らす毎日。趣味は映画館のポップコーン巡りやバス旅。取材にはパーカーとスニーカーが欠かせません。口癖は「根拠はどこ?」で、コーヒー片手に前日の取材メモを声に出して要約するのが日課。政治と少女漫画の両立が私の生きる道です。

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