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NASA公認!?地元サンドイッチ店が「宇宙サブウェイ」計画発表、宇宙飛行士も驚愕の具材選びに挑戦!

宇宙舞うサンドウィッチ(大阪下町)

【アメリカ・ヒューストン発】アメリカ航空宇宙局(NASA)が「公認」したとされる驚きの「宇宙サブウェイ」計画が、大阪府東大阪市の商店街にある老舗サンドイッチ店「サンドおっちゃん」から発表された。店主の田中太郎さん(58)は、自作の「NASA公認証明書」を掲げながら、「我々の味を宇宙に届ける時が来た」と熱弁。記者会見には、店の常連客10人と、なぜか宇宙服を着た中学生2人が参加した。

計画によると、同店は地元の食材だけを使った「宇宙仕様サンドイッチ」を開発し、国際宇宙ステーション(ISS)に提供するという。特に注目を集めているのが、驚異の具材選定だ。「たこ焼きソース×明太子×わらび餅」という前代未聞の組み合わせは、試食に訪れた元NASA職員を自称する男性(実際は隣町の自動車整備工)を「これぞ宇宙の味や!」と唸らせたという。

「地球の重力下では考えられへん組み合わせやけど、宇宙では味覚が変わるからな。これが絶品になるんや」と田中さんは自信たっぷり。実際、宇宙では味覚が鈍るという科学的知見はあるものの、「たこ焼きソースが宇宙で活きる」という研究結果はどこにも存在しない。

この壮大な計画を後押ししているのが、「国際宇宙食学会」なる組織だ。同学会の日本支部長を名乗る高山宇宙博士(73)は「東大阪の味は宇宙食として最適である」と太鼓判を押す。博士の肩書きは「宇宙味覚生理学Ph.D.」。ただし取材を進めると、この学会の事務所は商店街の空き店舗を間借りしており、高山博士は以前「占い師ヒマラヤン」として同じ商店街で営業していたことが判明した。

「地球の味を宇宙へ」をスローガンに掲げたキャンペーンでは、商店街の各店舗が宇宙食バージョンの商品を開発。隣の定食屋は「無重力カレー」(実際は普通のカレーに星型の人参が浮いている)、100円ショップは「宇宙服カバー」(実際はビニール傘袋)を発売するなど、商店街全体が一体となった取り組みを見せている。

本計画の裏には、大手チェーン店に押され気味の商店街の苦肉の策という側面もある。「確かに宇宙は遠いけど、大型ショッピングモールよりは近いと思うねん」と田中さんは複雑な表情を見せる。過疎化が進む商店街と遠い宇宙という対極的な存在を結びつけたこの奇策は、現代社会への皮肉とも受け取れる。

計画発表会では、試食中のサンドイッチの具が天井に張り付くというハプニングも発生。「宇宙では食べ物が浮くからちょうどええ」と田中さんは苦笑いしながら対応したが、実は店員が天井に仕掛けた磁石と具材に混ぜた鉄粉によるトリックだったことが後に発覚。「まあ、宇宙飛行士さんはこんな苦労をしてるんやなって体験してもらいたかった」と釈明した。

なお、本記事の取材中、記者は田中さんの「特製宇宙コーヒー」を勧められたが、「香りを肺いっぱいに入れてから飲む」という独自ルールを実践している間に冷めてしまい、再度淹れ直す一幕もあった。果たして「宇宙サブウェイ」計画は実現するのか。NASA広報部に問い合わせたところ「What?(なにそれ?)」という回答が返ってきたが、田中さんは「NASAは忙しいから、俺らの計画を把握してへんだけや」と意気軒高だ。この壮大な計画の行方から、今後も目が離せない。(虚構新聞大阪支局・おだしょー)

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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この記事を書いた人

おだしょーのアバター おだしょー メディアライター/人間ドラマの語り部

どうも、おだしょーです。31歳、大阪府東大阪市出身。高校時代は「伝説の不良」と噂されつつも、実は優等生で社会学を学ぶために関西の大学に進学。地域密着型ジャーナリズムに興味を持ち、タウン誌でライターとしてスタート。その後、大阪の地方新聞社で商店街のインタビューを担当し、5年目で東京へ。現在はオンラインメディアで週刊誌風の記事を執筆中。高円寺のシェアハウスで暮らし、日々銭湯巡りや駅前のクレープ屋制覇を目指している。自分らしさを大切に、これからも挑戦を続けていくで。

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