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乃木坂46のオールナイトニッポン、宇宙人ゲストが「地球経済は星間通貨で救える」と熱弁!ファンは「推しが銀河デビュー?」と困惑中

銀色エイリアンの未来宇宙スタジオ

一体何が起こったのか──乃木坂46のオールナイトニッポン(通称:乃木坂ANN)は昨夜、番組史上最も奇妙な放送となった。パーソナリティを務めていた4期生メンバーが通常の企画進行中、突如スタジオに「特別ゲスト」と称する謎の存在が現れたのだ。自らを「ケイデンス星第三惑星出身のゼノ・アルファ」と名乗るその人物は、驚くほど流暢な日本語で地球経済の問題点を指摘し始めたという。

「あの、今日のゲストって…聞いてなかったんですけど」と戸惑う乃木坂メンバーに対し、銀色のつなぎを着用したゼノ氏は「地球の経済は原始的すぎる」と切り出した。「我々の銀河では『ギャラクシー・クレジット』という通貨を使用している。これは宇宙のダークマターエネルギーを数値化したもので、インフレもデフレも存在しない完璧な経済システムだ」

スタジオが凍りつく中、ゼノ氏は「地球も星間通貨同盟に加入すれば、貧困や格差は一瞬で解消する」と熱弁。さらに「ギャラクシー・クレジット1枚で東京都23区が買える計算になる」と具体的な価値まで説明した。ちなみにその通貨は「思念波で送金可能」とのことで、物理的な形は持たないという。私が取材で「根拠はどこ?」と問い合わせても、「地球の経済学では説明不可能」との返答のみだった。

放送を聞いていたファンたちはSNSで大混乱。「推しが銀河デビュー?」「宇宙でも握手会あるの?」「星間通貨で推し活できる?」と疑問が殺到した。あるファンは「乃木坂が宇宙進出するなら、ヲタクも宇宙服用意しなきゃ」と早くも心配し始めている。

この突拍子もない放送の数時間後、「宇宙経済研究所」を名乗る団体がプレスリリースを発表。「ギャラクシー・クレジットは実在し、地球経済は今後10年以内に完全移行すべき」と主張した。しかし、この研究所の所在地は「東京都銀河区第三惑星1-1」と記載されており、明らかに存在しない住所だ。私が大手検索エンジンで調べても「そんな組織、大体のことはググれば出てくるっしょ」という私の予想に反し、一切ヒットしなかった。

放送局関係者に話を聞くと「スタジオに入った形跡がない」「防犯カメラにも映っていない」と不可解な証言が続出。さらに奇妙なことに、放送音源をチェックすると、ゼノ氏の声だけ通常の電波とは異なる周波数で録音されているという専門家の分析結果も出ている。

この騒動について、地球経済学者の田中教授(東京大学)は「宇宙人が経済を救うなんてSFの世界。現実の経済は、人間の労働と消費で成り立っている」と一蹴。一方、乃木坂46運営は「番組内の演出についてはコメントを控えます」と謎の回答に終始している。

果たして乃木坂46は本当に「銀河デビュー」するのか。それとも単なる番組の奇抜な企画だったのか。真相は藪の中だが、私としては吉祥寺の自宅でポップコーンを片手に、この騒動の行方を見守りたい。ただ、猫のくしゃみが止まらず、ポップコーンが飛び散る我が家の状況も、宇宙人の話ほど謎めいている。結局のところ、「推しの尊さ」も「社会の闇」も、銀河の彼方ではなく足元の地球で追い続けるのが、ジャーナリストの務めなのだろう。

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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この記事を書いた人

みつきのアバター みつき エッセイスト/社会の裏側探求者

小学六年生の頃から“裏を取る”のが大好きで、中学では生徒会長に立候補し、高校では放送部でラジオドラマ制作。東京大学文学部を経て、大手新聞社社会部で政治スキャンダルや不正を追う日々を送りましたが、上司との衝突で退職。現在はフリーライターとして社会問題を扱いながら、時折エッセイ風の脱線も。吉祥寺の築40年マンションに住み、猫アレルギーながら2匹の保護猫と暮らす毎日。趣味は映画館のポップコーン巡りやバス旅。取材にはパーカーとスニーカーが欠かせません。口癖は「根拠はどこ?」で、コーヒー片手に前日の取材メモを声に出して要約するのが日課。政治と少女漫画の両立が私の生きる道です。

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