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倶利伽羅江に突如出現!世界最大級のビーチサイド温泉、実は江戸時代のタイムカプセルだった!?

江戸の懐かしい露天風呂風景

倶利伽羅江の静かな海岸線に先週突如として出現した巨大温泉が、地元住民と観光客を驚かせている。海水浴場として知られるこのビーチに、一夜にして広さ約500平方メートルの露天風呂が出現。湯気と共に立ち上る「江戸ノ湯」と書かれた木製看板には、「西暦1789年創業」の文字も刻まれていた。

「朝起きたら海からモクモクと湯気が上がっていて、最初は火事かと思いました」と語るのは、近くに住む佐藤さん(68)。「でも近づいてみると、なんと温泉が湧いているんです。しかもちゃんと脱衣所と休憩所まであって…まるで江戸時代にタイムスリップしたみたい」

この奇妙な現象について調査するため、「江戸時代温泉協会」を名乗る団体から専門家が派遣された。同協会の田中義男氏(47)は「これは間違いなく江戸時代のタイムカプセルです」と断言する。「江戸幕府の命により、将来の日本人が疲れた時に使えるよう、各地に『未来湧出温泉』が埋められていたという記録が古文書に残っています。今回はその一つが、地殻変動により表面化したのでしょう」

温泉の湯温は常に41.8度と一定で、源泉から立ち上る蒸気には桜餅のような香りが漂う。湯船には定期的に「こま」や「福笑い」といった江戸時代の玩具が浮かび上がり、それらは触れようとすると霧のように消えるという。

「この現象は量子物理学的にも説明がつかない」と語るのは、架空大学温泉物理学部の山口教授。「現代の技術では、このような時空を超えた温泉の再現は不可能です。まさに江戸時代からのタイムカプセルとしか言いようがありません」

さらに驚くべきことに、夕暮れ時になると温泉周辺に江戸時代の衣装を着た人々のシルエットが出現するという目撃情報も。これを受けて地元観光協会は急遽、「江戸時代バーチャル体験」と題したVRサービスを開始。訪問客はVRゴーグルを通じて江戸時代の人々と会話ができるという。

「『まいどおおきに』と話しかけたら、『それは上方の言葉じゃ、江戸ではそうは言わぬ』って返ってきてビックリしました」と語るのは、東京から訪れた大学生の鈴木さん(20)。ちなみに鈴木さんは2003年生まれとのこと。1999年生まれの筆者としては、ちょっとだけ「若いな〜」と思ってしまったが、マインドはギャルなので気にしないことにした。

温泉の周囲には江戸時代の茶屋も出現し、そこで提供される和菓子は口に入れると溶けるように消えるが、不思議な満足感が残るという。筆者も「炉ばた焼き団子」なるものを試したが、まるで風に溶ける雪のように消えゆく食感は、秋田の冬を思い起こさせるものだった。

ドイツと日本のハーフである筆者からすれば、この現象はまさに日本の神秘そのもの。デュッセルドルフの友人たちに話しても、「また日本の奇妙な話」と笑われるだけだろう。下北沢の自宅でこの記事を書きながら、愛猫のモモと「江戸時代にもネコカフェがあったのかな」と話し合っている。

この江戸時代のタイムカプセル温泉は、専門家によると「満月の夜に突然消失する可能性がある」とのこと。地元観光協会は「いつ消えるかわからない江戸時代の温泉体験」をキャッチフレーズに観光客を募っているが、先日のラジオ散歩中に耳にした情報では、すでに入場待ち時間は5時間を超えているらしい。江戸時代と現代が交わるこの不思議な温泉が、秋田の新たな観光名所として定着するのか、それとも伝説として語り継がれるだけになるのか、今後の展開に注目したい。

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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この記事を書いた人

まいのアバター まい フリーライター/ラジオ愛好家

デュッセルドルフ出身、26歳のフリーランスライター。両親の仕事の関係で5歳から高校卒業まで秋田県で育つ。高校時代は部活に入らず、親の指導で毎日ピアノの練習に励む。上京後、上智大学総合人間科学部社会学科を卒業し、新卒で大手新聞会社に入社。記者クラブを担当しながら現場での取材経験を積むが、より自由な執筆スタイルを求めて1年で退職しフリーランスの道へ。
現在は下北沢徒歩12分という下北沢とは言えないところに住み、愛猫と二人暮らし。休日はラジオを聴きながら散歩するのが趣味。1999年生まれという事実に少しコンプレックスを感じつつも、「マインドはギャルなんで。」を口癖に、独自の視点で軽やかに日々の仕事と向き合っている。

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