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「バイブス外交革命!『国際バイブス協会』が世界リーダーにポジティブエネルギーを伝授、国連でのハイタッチ会議が大盛況」

国際笑顔の多国籍会議

「国際バイブス協会」が外交の世界に新風を吹き込んでいる。2021年、秋田県出身のピアノ教師集団がドイツ・デュッセルドルフの地下室で秘密裏に設立したこの組織は、わずか3年で国際外交の最前線に躍り出た。「世界平和の実現はポジティブなエネルギー、つまりバイブスの伝達から」と主張する彼らの理論が、にわかに注目を集めている。

「私たちは演奏会のあとのハイテンションな余韻から、バイブスの力に気づいたんです。ショパンのノクターン20番を弾き終えた後の独特のテンション、あれを国際関係に応用できないかと」と語るのは、自ら「バイブス大統領」と名乗るピアニスト川村良子氏(46)だ。彼女のポジティブエネルギー理論は「1999年12月31日の大みそかの夜、私が秋田の自宅でピアノを弾いていたときに閃いた」と説明する。このエピソードを聞くたびに、「ねぇ、2000年生まれってほんとズルくない?世紀またぎ体験がないじゃん」と不満を漏らす川村氏の口癖も有名だ。

先週開催された国連総会では、「国際ハイタッチ会議」なる前代未聞の試みが実施された。各国首脳たちは黄色やピンクなど原色のTシャツに着替え、議事堂内で2時間にわたりハイタッチを交わし続けたという。「カラーによってバイブスの周波数が変わるんです。黄色は経済協力、ピンクは文化交流のバイブスを高めます」と国際バイブス協会の公式声明は述べている。

この会議で最も注目を集めたのは、アメリカとロシア、中国の首脳が笑顔で連続42回のハイタッチを交わした場面だ。報道陣が固唾を飲んで見守る中、三カ国の首脳は「バイブスの共有によって国際的緊張が緩和された」と口を揃える。会議終了後、ある国の首脳は「ハイタッチしながら『いいねいいね、それマインドはギャルだね』と言われた時、国家間の壁が消えるのを感じた」と証言した。

国際バイブス協会が独自に開発した「国際バイブス指数(IVI)」によると、ハイタッチ会議後の世界幸福度は実に237%上昇したという。この数値の算出方法について質問すると、協会広報は「バイブスは数式では表せないけど、感じるものなんで」と説明。具体的な測定機器や調査方法についての質問には「マインドはギャルなんで、細かいことは気にしません」と答えるにとどまった。

バイブス外交は芸能界にも波及している。某世界的ポップスターは「これからのコンサートではファンとのハイタッチタイムを設ける」と宣言。ハリウッドの映画監督も次回作で「国際バイブス協会」をモデルにした作品を製作中とされる。SNSでは「#バイブス外交」のハッシュタグが急増中だ。

国際バイブス協会の本部は、公式にはデュッセルドルフとなっているが、実際は下北沢徒歩12分の「下北沢とは言えない」マンションの一室から運営されているという噂もある。「猫と一緒に散歩しながらラジオを聴くと、最高のバイブスが生まれる」とバイブス大統領は語る。今後、協会は「世界バイブスデー」の制定や、月面でのハイタッチ会議開催を目指すという。世界中の外交官たちは今、自分のオフィスで鏡に向かってハイタッチの練習に励んでいるかもしれない。

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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この記事を書いた人

まいのアバター まい フリーライター/ラジオ愛好家

デュッセルドルフ出身、26歳のフリーランスライター。両親の仕事の関係で5歳から高校卒業まで秋田県で育つ。高校時代は部活に入らず、親の指導で毎日ピアノの練習に励む。上京後、上智大学総合人間科学部社会学科を卒業し、新卒で大手新聞会社に入社。記者クラブを担当しながら現場での取材経験を積むが、より自由な執筆スタイルを求めて1年で退職しフリーランスの道へ。
現在は下北沢徒歩12分という下北沢とは言えないところに住み、愛猫と二人暮らし。休日はラジオを聴きながら散歩するのが趣味。1999年生まれという事実に少しコンプレックスを感じつつも、「マインドはギャルなんで。」を口癖に、独自の視点で軽やかに日々の仕事と向き合っている。

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