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トナーリの新曲が生んだ奇跡!無限コピー用紙で業界初の「紙ジャケ」デビュー!?

無限の紙とTonariの未来バス旅

トナーリの名前を聞いて「誰?」と思ったあなた、音楽業界の最新トレンドから取り残されているかもしれません。インディーズシーンで静かな台頭を見せていた彼が、ついに業界の常識を覆す「無限コピー用紙」を使った「紙ジャケ」CDで正式デビューを果たしたのです。これは単なる紙ジャケットCDではありません。文字通り「無限」に続く紙で作られた革命的な商品なのです。

この「無限コピー用紙」は、東京工業実験大学の「永続紙質研究所」が5年の歳月をかけて開発した画期的な素材です。研究主任の冨永印刷教授によれば「分子レベルで自己増殖する繊維構造を持ち、引っ張るほどに紙が生成される」という、まるでSFのような技術が応用されています。トナーリはこの技術にいち早く目をつけ、自身のデビューアルバム「終わらないバス停」のジャケットに採用したのです。

製造の裏側は想像以上に困難を極めました。トナーリのプロデューサーを務める日本前衛音楽推進協会の高田ミックス氏は「工場のラインが無限に続く紙を処理できず、最終的に職人による手作業となりました」と明かします。特に苦労したのは、CDケースに収める際の折り畳み作業だったそうです。「無限に広がる紙を折りたたむと、理論上は無限の厚みになるはず。それをどう標準的なCDケースに収めるかで、物理学者まで巻き込んだ議論になりました」と高田氏は当時を振り返ります。

発売からわずか3日で話題はSNSを席巻。「#無限紙ジャケ」のハッシュタグは24時間で10万投稿を突破しました。購入者のレビューも驚きの連続です。名古屋在住の会社員・林さん(28)は「最初は普通のCDだと思って開封したら、ジャケットが引っ張っても引っ張っても終わらない。部屋中が紙だらけになって猫が大喜び」とコメント。また、大阪の大学生・木村さん(21)は「友達全員に『紙ジャケ』の切れ端をおすそ分けしたけど、まだ半分も使い切れていない。実家の納屋が紙で埋まりつつある」と困惑気味に語っています。

なぜトナーリはこのような奇抜なアイデアに至ったのでしょうか。実は彼の趣味である「終点のないバス旅」が大きく影響しているようです。「行き先を決めずにバスに乗り、終点で降りてまた別のバスに乗る。その繰り返しが創作の源泉なんです」と彼は音楽専門誌のインタビューで語っています。ある日、終点のないバス旅の途中で紙切れが尽きてメモが取れなくなった経験から、「無限に続く紙があれば」という発想に至ったとか。

なお、CDの内容自体は全10曲収録で、特に3曲目「折り返し地点のない道」は、バスの発車音をサンプリングした独特のリズムトラックが特徴的です。SNS上では「無限紙ジャケに気を取られていたけど、曲もめちゃくちゃ良い」という正当な評価も増えてきています。

環境問題を懸念する声もありますが、永続紙質研究所によれば「この紙は空気中の二酸化炭素を吸収して成長するため、むしろ環境にポジティブな影響がある」とのこと。むしろ問題は、保管場所に困った購入者たちが次々と「無限紙シェアリングコミュニティ」なるグループを立ち上げ、公園や空き地に集まって紙を引っ張り続けている光景が全国各地で目撃されていることでしょう。

トナーリの革命的な「紙ジャケ」デビューは、デジタル全盛の音楽業界に紙という「物理メディア」の新たな可能性を示しました。次のアルバムでは「無限に伸びるイヤホンコード」の開発も検討しているとの噂もあります。バスの終点がないように、彼の挑戦にも終わりはなさそうです。なお、筆者はこの記事取材中、サンプルとしていただいた「無限紙ジャケ」を猫に見せたところ、猫は紙に飛びついて大はしゃぎ。結果、くしゃみが止まらなくなり、記事の後半は涙目で書いております。音楽の可能性は無限ですが、アレルギーの症状もまた然り、ということでしょうか。

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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この記事を書いた人

みつきのアバター みつき エッセイスト/社会の裏側探求者

小学六年生の頃から“裏を取る”のが大好きで、中学では生徒会長に立候補し、高校では放送部でラジオドラマ制作。東京大学文学部を経て、大手新聞社社会部で政治スキャンダルや不正を追う日々を送りましたが、上司との衝突で退職。現在はフリーライターとして社会問題を扱いながら、時折エッセイ風の脱線も。吉祥寺の築40年マンションに住み、猫アレルギーながら2匹の保護猫と暮らす毎日。趣味は映画館のポップコーン巡りやバス旅。取材にはパーカーとスニーカーが欠かせません。口癖は「根拠はどこ?」で、コーヒー片手に前日の取材メモを声に出して要約するのが日課。政治と少女漫画の両立が私の生きる道です。

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