【ピックアップ記事】架空の『日本パンダドラゴン協会』が発表、ペット用パンダドラゴンが東京タワーをくすぐり続けると願い事が叶う説 気になる

ピカチュウ東京ばな奈クッションで空飛ぶタクシー開発!「ポケモンGO」しながら空中散歩、乗客は全員ピカチュウの耳をつかむ義務あり!?

秋葉原の空飛ぶピカチュウタクシー

東京・秋葉原で、世界初となる「ピカチュウ東京ばな奈クッション」を使った空飛ぶタクシーサービスが今月末から実験的に開始されることが明らかになった。このサービスは、菓子メーカー「東京ばな奈ワールド」とポケモン社の異色のコラボレーションにより実現したもので、ピカチュウの形をした巨大なクッションが実際に空を飛ぶという常識外れの内容だ。

開発責任者を務める架空東京工科大学の空気力学教授・風間そよぎ氏によると、このクッションには「ポケモンエナジー」と呼ばれる特殊な浮力発生装置が内蔵されているという。「実はピカチュウの形状そのものに空気力学的な優位性があるんです。特に頬のふくらみと尻尾の角度が絶妙なバランスを生み出し、通常の物理法則を無視した浮力を発生させます」と風間教授は真顔で説明した。取材中、教授の白衣のポケットからポケモンカードがこぼれ落ちる場面もあったが、「科学的検証用です」と慌てて拾い上げていた。

このタクシーの最大の特徴は、乗客全員が「ポケモンGO」をプレイしながら空中散歩を楽しめる点だ。地上50メートルの高さから「ポケモンGO」をプレイすると、通常より広範囲のポケモンを発見できるというメリットがあるらしい。「ピカチュウの視点で世界を見られる」というコンセプトで、すでに予約が殺到しているという。

「昨日は秋葉原の上空でミュウツーをゲットしました!」と興奮気味に語るのは、体験搭乗に参加した大学生の田中さん(22)。「普段は出現しない場所でレアポケモンに出会えて最高でした。でも、スマホを落としそうになって焦りました」と笑う。空中でのポケモン捕獲率は地上の約1.5倍という非公式データもあり、ポケモントレーナーたちの新たな聖地になりそうだ。

ただし、このサービスには厳格な安全ルールが設けられている。最も特徴的なのが「全乗客はピカチュウの耳をつかむ義務がある」という規定だ。空飛ぶタクシー協会(本部:架空の六本木ヒルズ49.5階)の理事長・雲野ふわり氏は「ピカチュウの耳をつかむことで、乗客の重心が安定し、クッションの飛行バランスが保たれます。また、万が一の緊急時には耳が自動的にパラシュートに変形する仕組みです」と説明する。

記者が協会の発表会に潜入すると、参加者たちの奇妙な様子が目についた。全員がピカチュウの着ぐるみの一部を身につけており、中には頬にシールを貼って赤い丸を模倣する熱心なファンもいた。協会の正体については疑問が残るが、受付で配られていた名刺には「ロケット団ではありません」と小さく記載されていた。

会場の隅では、次世代モデルの設計図らしきものも展示されていた。「ミミッキュバージョン」と名付けられたその設計図には「お化けの布が折れたらどうするか問題は未解決」とメモ書きされていた。担当者に問い合わせると「そんな図面知りません」と慌てて撤去される一幕もあった。

このサービスは来月1日から試験運用が始まり、当初は秋葉原〜東京スカイツリー間の限定ルートのみとなる。料金は大人一人3000円で、「東京ばな奈ピカチュウ版」1箱付きとのこと。なお、記者はピカチュウ型クッションに近づいただけで猫アレルギーのようなくしゃみが止まらなくなり、テスト搭乗はお断りした。ポケモン世界と現実世界の境界線が薄れていく中、私たちは空飛ぶ菓子キャラクターに乗る時代を迎えているのかもしれない。それとも単なる夢物語なのか。いずれにせよ、駅から15分も歩かなければならない吉祥寺の自宅まで、こんな空飛ぶタクシーがあれば助かるのだが…。(みつき)

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

【9月と10月に読みたい】編集部おすすめBOOK

ちはやふる(1)

青春全部かけたかったし、手に入れたいものほど手放したかったし、必ず取ると勝負にでたかった人生だった。
それに、"ここにいたらいいのに”って思う人はもう家族なんだって。 続編の漫画もあるし、続編のドラマもあるから、全部見たほうがいい。

(まい)

出典:Amazon

瑠璃の宝石 1

アニメきっかけで入ったんだけど、なんかさ、なにかに打ち込めるってすてきだよね。日々こなすだけの作業と労働だけだとやっぱりさ。10代後半にこうゆう大人がそばにいてくれたら世界は変わるのかもしれない。(いたけど気づかなかっただけなのかしら)(みつき)

出典:Amazon
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

みつきのアバター みつき エッセイスト/社会の裏側探求者

小学六年生の頃から“裏を取る”のが大好きで、中学では生徒会長に立候補し、高校では放送部でラジオドラマ制作。東京大学文学部を経て、大手新聞社社会部で政治スキャンダルや不正を追う日々を送りましたが、上司との衝突で退職。現在はフリーライターとして社会問題を扱いながら、時折エッセイ風の脱線も。吉祥寺の築40年マンションに住み、猫アレルギーながら2匹の保護猫と暮らす毎日。趣味は映画館のポップコーン巡りやバス旅。取材にはパーカーとスニーカーが欠かせません。口癖は「根拠はどこ?」で、コーヒー片手に前日の取材メモを声に出して要約するのが日課。政治と少女漫画の両立が私の生きる道です。

目次