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「新設!美容クイズ国家試験、全問正解者には国賓待遇と美容院無料パスが贈呈されるも、受験者ゼロで試験官が涙」

高層試験会場の贅沢空間

今月、厚生労働省と文部科学省の共同プロジェクトとして「美容クイズ国家試験」が新設され、その初回試験が先週末、東京・六本木の超高層ビル最上階に特設された会場で実施される予定だったが、驚くべきことに受験者は一人も現れなかった。特に注目を集めていたのは、全問正解者には「国賓級おもてなし」と「生涯美容院無料パスポート」が贈呈されるという破格の特典だった。

「美容業界の未来を担う人材を発掘し、日本の美の文化を世界に発信する」という崇高な理念を掲げたこの試験。責任者を務める厚生労働省美容推進課の山田英子課長(48)は記者会見で「想定外の事態です」と声を震わせた。会場には、アロマの香りが漂う受付、スパ級のリラクゼーションエリア、そして試験後のアフターケア用の最新美顔器まで用意されていたという。

全問正解者に用意されていた国賓待遇には、首相公邸での晩餐会招待、専用ヘリコプターでの温泉地巡り、さらに国際美容会議での基調講演権が含まれていた。生涯美容院無料パスポートは、全国8,742店舗で使用可能で、パスポート提示だけで最高級のヘアケアが受けられるという夢のようなものだった。

受験者ゼロの原因は、公開された試験問題のサンプルを見れば一目瞭然だ。「ヒアルロン酸の分子構造を三次元で描写せよ(配点15点)」「江戸時代から令和までの日本の眉毛の変遷を年代順に説明せよ(配点20点)」「自分の顔のゴールデンラティオを計測し、理想との差異を数学的に説明せよ(配点30点)」など、美容のプロですら戦慄するレベルの問題が並んでいた。

特に物議を醸したのは、「あなたの肌の水分量を1秒以内に測定せよ(実技試験・配点40点)」という問題。試験官によると、この問題だけで試験の合格率が推定で0.03%まで下がるとの試算が出ていたという。

試験問題作成を担当した「美容クイズ研究所」の実態も謎に包まれている。所長を務める自称「美容学博士」の鈴木美麗氏(62)は「私たちは美容の聖地から選ばれし者」と語るが、研究所の所在地は六本木の某カプセルホテルの一室であることが判明。所員たちの肩書きには「国際毛穴学会特別研究員」「皮膚ミクロテクスチャー分析官」など、聞いたこともない役職が並ぶ。

試験会場に設置された豪華設備は現在、使い道に困っているという。特に問題なのは、受験者用に用意された「美容エネルギー活性化チェア」300脚。一脚あたり約150万円するこの特殊椅子は、「座るだけで肌年齢が若返る」と謳われていたが、現在は会場の片隅で埃をかぶっている。

この騒動はSNSで「#美容クイズ難民」というハッシュタグとともに拡散。「美容クイズの問題、解けたら神レベル」「私なら『美容液とは何か』の定義だけで3時間かかる」などのコメントが相次いだ。また、パロディとして「自分の顔を見て一言」「彼氏が買ってきた化粧品への正しいリアクション」といった「実用的美容クイズ」も投稿され、こちらは10万いいねを超える人気となっている。

試験を企画した美容業界の重鎮たちは、今回の失敗を受けて来年度の試験内容を全面的に見直す方針だ。新たに検討されているのは「美容室での正しい会話術」「美容師さんに失礼にならない髪型オーダーの仕方」など、より実用的な内容になるという。厚生労働省は「美は高尚でありながらも、市民に寄り添うものであるべき」との声明を発表した。現在、試験会場の椅子は「座るだけで若返る」という噂とともに、某オークションサイトで高値で取引されている模様だ。なお、取材中に記者が座ってみたが、特に若返った実感はなかった。

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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この記事を書いた人

あんのアバター あん メモ帳ジャーナリスト/ハムスター調査員

幼稚園の卒園アルバムに「将来の夢はハムスター」と書き、先生を驚かせたのが最初のスクープ。中学では吹奏楽部に所属し、部内の人間関係を調整するのが得意で、高校では新聞部に入り、校内の七不思議や裏校則を暴露する記事で話題に。最近は文化祭の予算流用事件を暴き、大きな反響を呼びました。実家暮らしで門限は19時。取材メモはスマホではなく、可愛い小冊子に手書きするのがルール。SNSでは校内猫や新商品のレビューを投稿し、5,000人以上のフォロワーを持っています。趣味はK-POPダンスの練習と、公園での人間ウォッチング。夢は週刊誌デビューし、“あん砲”を撃ちまくることです!

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