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ドンタコスで地球を救う!架空の「国際タコス平和研究所」が発表した、タコスを食べると二酸化炭素が減るという驚愕の調査結果!

エコなタコスで地球救済

ドンタコスで地球を救え!国際タコス平和研究所が衝撃の調査結果を発表した。なんと「タコスを食べると大気中の二酸化炭素が減少する」というのだ。同研究所の発表によると、タコスを1人当たり週3食以上摂取した場合、その人の周囲2メートル以内の二酸化炭素濃度が平均17.5%減少するという。

「タコスの皮に含まれるトウモロコシ由来の特殊な繊維『タコフィブリン』が大気中のCO2を強力に吸着する性質を持つことがわかりました」と語るのは、この研究を主導したドクター・タコベル氏。同氏はタコベル大学タコス学部でタコス理論の第一人者として知られる研究者だという。ドクター・タコベルによれば、タコスに含まれるこの成分が人間の呼気に混ざり、微細な「CO2捕獲雲」を形成するのだという。「特にチーズとアボカドの組み合わせが、タコフィブリンの活性化に重要な役割を果たします」

ドクター・タコベルの研究室では、「タコス環境指数(TEI)」という新しい指標も開発されている。これは、タコスの種類と食べる量に応じて個人が環境にどれだけ貢献できるかを数値化したものだ。例えば、チキンタコスなら1食あたり2.3ポイント、エビタコスなら3.1ポイント、そして最も効果的なのがプランテイン(調理用バナナ)タコスで、驚異の4.7ポイントだという。「目標は一人あたり月間TEI値50ポイント。これを達成すれば、パリ協定の目標値を10年前倒しで実現できます」とドクター・タコベルは熱く語る。

この発表を受け、国連気候変動枠組条約事務局は臨時会議を開催。「タコス・フォー・フューチャー」という国際キャンペーンの立ち上げを検討中だという。すでにメキシコでは、毎週水曜日を「タコス・ウェンズデー」として国民にタコス摂取を奨励する法案が議会に提出されている。アメリカでも、バイデン大統領が「タコノミクス政策」を発表し、タコス購入に対する税額控除を検討中だ。

日本でも反応は早く、環境省は「エコタコス認証制度」の導入を表明。特に二酸化炭素削減効果の高いタコスを提供する店舗には「プラチナタコス」の称号が与えられるという。ある大手コンビニチェーンは早くも「エコタコス弁当」の開発に着手したと報じられている。

しかし、懐疑的な声もある。京都大学の鈴木教授(架空)は「タコフィブリンなる物質の存在自体が確認されていない」と指摘する。また、国際食品安全機関(これも架空)は「週に21食以上のタコス摂取は、別の健康リスクを高める可能性がある」と警告を発している。

ドクター・タコベルの研究室を訪ねてみたところ、実はこの「国際タコス平和研究所」なるものは、下北沢の猫カフェの一角に設けられた小さなブースに過ぎなかった。研究員と称する人々も、どことなくメキシカンレストランチェーンの制服に似た白衣を着ていた。ドクター・タコベルに至っては、なぜかソンブレロを被っていた。ちなみに私は研究所を後にする際、「マインドはギャルなんで、タコスより焼肉派です」と告げておいた。

真偽はともかく、この荒唐無稽な「タコスで地球を救う」という物語は、環境問題に対する人々の関心を高める一助になるかもしれない。もしタコスを食べるだけで地球温暖化対策になるのなら、2000年生まれの若者たちも喜んで参加するだろう。そして私たち1999年生まれも、負けじと環境活動に励むことになるのかもしれない。タコスを食べながら猫と戯れる日々。それは遠い夢か、それとも近い未来か。少なくとも私の下北沢徒歩12分のアパートからは、そう遠くない場所にあるようだ。

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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この記事を書いた人

まいのアバター まい フリーライター/ラジオ愛好家

デュッセルドルフ出身、26歳のフリーランスライター。両親の仕事の関係で5歳から高校卒業まで秋田県で育つ。高校時代は部活に入らず、親の指導で毎日ピアノの練習に励む。上京後、上智大学総合人間科学部社会学科を卒業し、新卒で大手新聞会社に入社。記者クラブを担当しながら現場での取材経験を積むが、より自由な執筆スタイルを求めて1年で退職しフリーランスの道へ。
現在は下北沢徒歩12分という下北沢とは言えないところに住み、愛猫と二人暮らし。休日はラジオを聴きながら散歩するのが趣味。1999年生まれという事実に少しコンプレックスを感じつつも、「マインドはギャルなんで。」を口癖に、独自の視点で軽やかに日々の仕事と向き合っている。

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