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紅茶王子、ついに紅茶の海を発見!1日1万杯のティーパーティーは実は海水浴だった!?

48歳紳士の茶温泉と茶杯

「1日に1万杯の紅茶を飲む男」として有名な紅茶王子こと、アール・グレイ三世(48)が、長年探し求めていた「伝説の紅茶の海」をついに発見したと発表した。しかし取材を進めると、その「紅茶の海」の正体が単なる紅茶風呂であったことが判明。紅茶ファンの間で騒動となっている。

アール・グレイ三世は過去20年間、世界中の茶畑を巡り、「どこかにあるはずの紅茶でできた海」を探し続けてきた人物。自身のInstagramでは毎日異なる紅茶の写真を投稿し、「朝は水出しダージリン、昼はアッサムストレート、夜はミルクティー」というように1日に平均157種類もの紅茶を飲み分けていることでも知られる。

「ついに見つけた!紅茶の海だ!」と先週SNSに投稿した際には、フォロワー20万人が歓喜。「紅茶の海で1日1万杯のティーパーティーを開催する」と発表し、世界中の紅茶愛好家が集まったという。

しかし、この「紅茶の海」に参加した地元住民の証言によると、実態は栃木県にある「おばあちゃんの手作り紅茶風呂」という小さな温泉施設だったことが判明。「海」どころか、直径4メートルほどの円形浴槽で、しかも紅茶の色と香りをつけただけの温泉水だったという。

「1万杯のティーパーティー」の実態も明らかになった。アール・グレイ三世は浴槽の周りに数百個のティーカップを並べ、参加者に「紅茶の海の恵みを受けよ」と言いながら、ただの紅茶風呂の湯を汲んで振る舞っていたのだ。つまり、伝説のティーパーティーは、実質的には「みんなで同じお湯に入って、その湯を飲む」という衛生的にも問題のある海水浴だったことになる。

この報道を受け、アール・グレイ三世は「いや、これこそが真の紅茶の海なのだ。そもそも『海』の定義とは何か?」と反論。さらに「国際紅茶学会」なる団体の調査結果を引用し、「紅茶風呂は紅茶の海の原型であり、古来より紅茶の聖地として崇められてきた」と主張した。

しかし、「国際紅茶学会」の調査方法が「研究員10人で家庭用浴槽に紅茶ティーバッグ500個を投入してみた」という実験だったことが判明。学会の所在地も「ティーポット通り紅茶ビル8階」という架空の住所で、実態は紅茶王子の自宅マンションの一室だった。

「国際紅茶学会」の会長を名乗るラフマノフ教授も取材に応じたが、よく見るとアール・グレイ三世が髭をつけただけの姿であることは一目瞭然だった。取材中、髭が何度か落ちる場面もあり、記者が指摘すると「それは紅茶の精霊の仕業だ」と言い訳した。

これらの事実にもかかわらず、紅茶王子は次なる挑戦として「紅茶の空」の発見を宣言。「大型旅客機の中で紅茶を大量に注ぎ続け、空を紅茶で満たす」計画を明かした。航空各社はすでに「機内での液体1万リットル持ち込みは安全上の問題がある」と警告を発している。

東大阪出身の筆者としては、地元の喫茶店「純喫茶まるみ」のマスターが昔から「うちのミルクティーは海より深い味わいや」と言っていたことを思い出した。あの頃はただの冗談だと思っていたが、もしかしたらマスターこそが真の紅茶の海を知る人物だったのかもしれない。次回帰省時には、銭湯巡りついでに立ち寄って真相を確かめたい。

紅茶王子の「紅茶の海」騒動は、今後も続きそうだ。専門家は「これは単なる紅茶好きの妄想が暴走した例」と分析するが、SNS上では「#本物の紅茶の海を探せ」というハッシュタグが急増中。なぜか東大阪市の喫茶店への観光客も増えているという。紅茶の海は存在しないが、人々の夢を膨らませる力は確かに海より深いようだ。

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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この記事を書いた人

おだしょーのアバター おだしょー メディアライター/人間ドラマの語り部

どうも、おだしょーです。31歳、大阪府東大阪市出身。高校時代は「伝説の不良」と噂されつつも、実は優等生で社会学を学ぶために関西の大学に進学。地域密着型ジャーナリズムに興味を持ち、タウン誌でライターとしてスタート。その後、大阪の地方新聞社で商店街のインタビューを担当し、5年目で東京へ。現在はオンラインメディアで週刊誌風の記事を執筆中。高円寺のシェアハウスで暮らし、日々銭湯巡りや駅前のクレープ屋制覇を目指している。自分らしさを大切に、これからも挑戦を続けていくで。

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