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宇宙飛行士、SNS依存症で地球との交信を忘れ、火星で「いいね!」を求める旅に出る

火星背景の宇宙飛行士自撮り

火星探査ミッション「マーズ・ホライゾン」に参加中の宇宙飛行士・星野清志氏(42)が、任務中にSNS依存症に陥り、地球管制センターとの定期交信を72時間以上無視し続けていたことが明らかになった。NASAと宇宙航空研究開発機構(JAXA)の合同調査によると、星野氏は過去2週間で火星表面での自撮り写真を約1,200枚撮影し、特殊開発された「宇宙SNSアプリ」にアップロードし続けていたという。

「彼は『いいね!』獲得に執着するあまり、本来の任務である土壌サンプル採取や大気分析を放棄してしまいました」と語るのは、JAXAの藤村明子主任(38)。「交信に応答しない星野氏を心配した我々が緊急連絡を試みたところ、『フォロワー増やし中なので後で』という自動返信が届いただけでした」

星野氏はミッション開始当初、火星の赤い砂漠をバックに撮影した自撮り写真に「#火星なう」「#宇宙飯テロ」などのハッシュタグを付けて投稿。宇宙食の乾燥イチゴをふわふわと無重力空間で浮かせる動画は地球で80万いいねを獲得し、SNSへの没頭が始まったとされる。

「火星での孤独は想像を絶するもの。SNSでの承認欲求が精神安定に繋がったのでしょう」と分析するのは、火星SNS研究所のディレクター、マーティン・レッドストーン博士(架空)。同研究所が発表した「宇宙空間におけるSNSと精神健康の相関図」によれば、「いいね!」1回につき宇宙飛行士の孤独感は0.3%減少するという驚きの結果が出ているという。

最も物議を醸したのは、星野氏が火星の有名な岩層「シャープマウンテン」を背景に、宇宙服のヘルメットを外して「本当の火星フェイス」と称した自撮り写真。もちろん実際にはヘルメットを外していないが、AI合成技術を駆使したこの投稿は、地球で一時「#本気で心配」というハッシュタグとともに拡散された。

星野氏の行動は地球でもセレブリティたちの間でトレンドに。実業家のイーロン・マスクはTwitter(現X)で「彼は先駆者だ。火星コロニーには最高のWi-Fi環境を整備する」と投稿。歌手のレディー・ガガは「次のMVは火星で撮影予定」と発表し、#火星いいねチャレンジなるハッシュタグが世界中で1,500万回以上使用される事態となった。

火星からの帰還が迫る中、星野氏は最新の投稿で「地球の皆さん、大変ご心配をおかけしました。管制センターからSNS禁止令が出たので、しばらくオフラインになります」と謝罪。これに対し火星SNS研究所は「SNS依存症からの回復には、まず『いいね!』への執着を手放すことから始まる」とする「宇宙飛行士SNS依存症回復プログラム」を発表した。

JAXAでは今回の事態を受け、将来の宇宙ミッションでは「SNSタイム」を公式スケジュールに組み込むことを検討中だという。星野氏の前代未聞の「いいね!旅」は、デジタルネイティブ世代の宇宙進出に伴う新たな課題を浮き彫りにした。専門家は「人類が火星に足跡を残す前に、まずはインスタグラムに残したかったのでしょう」と結論づけている。私も散歩中にラジオで聞いたこのニュース、1999年生まれとしては「2000年代生まれはもっとヤバいSNS依存になるはず」と思わず呟いてしまった。マインドはギャルなんで、火星でもインスタ映えは大事だと思うけど、ね。

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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この記事を書いた人

まいのアバター まい フリーライター/ラジオ愛好家

デュッセルドルフ出身、26歳のフリーランスライター。両親の仕事の関係で5歳から高校卒業まで秋田県で育つ。高校時代は部活に入らず、親の指導で毎日ピアノの練習に励む。上京後、上智大学総合人間科学部社会学科を卒業し、新卒で大手新聞会社に入社。記者クラブを担当しながら現場での取材経験を積むが、より自由な執筆スタイルを求めて1年で退職しフリーランスの道へ。
現在は下北沢徒歩12分という下北沢とは言えないところに住み、愛猫と二人暮らし。休日はラジオを聴きながら散歩するのが趣味。1999年生まれという事実に少しコンプレックスを感じつつも、「マインドはギャルなんで。」を口癖に、独自の視点で軽やかに日々の仕事と向き合っている。

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