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うろこ雲予知協会主催「未来予測オリンピック」、優勝者は雲の形から来週の天気を完璧に外す快挙!

天気図逆さポップ金メダル男

うろこ雲予知協会が主催する「第7回未来予測オリンピック」が先日、東京都内の某公園で開催され、大阪出身の山田太郎さん(42)が見事に優勝を飾った。同大会は、うろこ雲の形や動きから来週の天気を予測し、その「外し度」を競うという世界でも類を見ない大会だ。山田さんは7日間の予測をすべて完璧に外すという快挙を成し遂げ、満場一致で金メダルを獲得した。

うろこ雲予知協会は、2016年に設立された謎多き団体で、会員数は公称5万人。科学的根拠は一切なく、「雲から届くメッセージを読み解く」という独自の技術を用いて未来予測を行っている。会長の雲野空太氏(65)は「雲は宇宙からのFAXみたいなもの。受信できる人と受信できない人がいるだけ」と語る。活動内容は天気予報にとどまらず、宝くじの当選番号予測や恋愛相談まで多岐にわたる。先月発表された「うろこ雲恋愛診断」は、SNSで一部バズったものの、的中率は統計的に「完全なランダム」と専門家に指摘されている。

今回の大会には全国から156名が参加。競技は簡単で、参加者は同じ空を見上げ、同じうろこ雲を観察した上で、来週の7日間の天気を予測する。優勝の条件は「最も現実と乖離した予測をした者」。山田さんは「晴れる日は必ず雨と予測し、雨の日は必ず晴れと予測した」という単純明快な戦略で見事に全予測を外した。

「実は去年も出場したんですが、当時は真剣に当てようとして、5日分も当たってしまって最下位でした。今年は発想を転換して『逆張り』作戦に出たんです」と山田さん。優勝インタビューでは「雲さんの声に耳を傾けながらも、その声を完全に無視するという高等テクニックを編み出しました」と笑顔で語った。なお、山田さんの職業は気象予報士だという。

大会の盛り上がりを受け、うろこ雲予知協会は来月、「うろこ雲大学」の設立を発表。同大学では雲の形から株価変動やサッカーの試合結果を予測する特別コースが開講される予定だ。学費は「雲の形によって変動する」とのことで、入学希望者は「晴れた日に空を見上げて、財布から飛んでいく札束の形を思い浮かべるといい」とのこと。

「我々の活動は科学ではなく、芸術に近い」と語る雲野会長。「気象庁の予報が外れても誰も文句を言わないのに、うろこ雲予報が外れると『インチキだ』と言われる。それこそが差別だ」と持論を展開した。実際、協会の天気予報的中率は23%と、完全にランダム予測の25%をわずかに下回っているという研究結果もある。「これぞ真の才能」と雲野会長は胸を張る。

次回大会は「株価予測部門」と「恋愛成就部門」も新設される予定で、すでに参加申込者が殺到しているという。なお、当日の参加費は「曇りなら1000円、晴れなら2000円、雨なら無料」と、天気に応じて変動するシステムを導入。「当日の天気はどうなるか?それこそが我々にも分からない」と、雲野会長は意味深な笑みを浮かべた。

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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おだしょーのアバター おだしょー メディアライター/人間ドラマの語り部

どうも、おだしょーです。31歳、大阪府東大阪市出身。高校時代は「伝説の不良」と噂されつつも、実は優等生で社会学を学ぶために関西の大学に進学。地域密着型ジャーナリズムに興味を持ち、タウン誌でライターとしてスタート。その後、大阪の地方新聞社で商店街のインタビューを担当し、5年目で東京へ。現在はオンラインメディアで週刊誌風の記事を執筆中。高円寺のシェアハウスで暮らし、日々銭湯巡りや駅前のクレープ屋制覇を目指している。自分らしさを大切に、これからも挑戦を続けていくで。

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