【ピックアップ記事】架空の『日本パンダドラゴン協会』が発表、ペット用パンダドラゴンが東京タワーをくすぐり続けると願い事が叶う説 気になる

東北新幹線の車窓から見える星座が髪の成長を加速?宇宙理論研究所が驚愕の発表!

東北新幹線夜景・東北オリオン星座

東京発 – 日々の通勤や移動中に思わぬ副産物があるかもしれない。宇宙理論研究所は昨日、東北新幹線の車窓から夜間に観測できる特定の星座「トウホクオリオン座」が、乗客の髪の成長を平均38.7%加速させるという驚愕の研究結果を発表した。この研究は、新幹線利用者1,200名を対象に実施され、特に仙台〜盛岡間の「ゴールデンタイム」と呼ばれる時間帯に星座を眺めていた乗客に顕著な発毛効果が見られたという。

「最初は冗談のつもりで始めた研究でしたが、データが示す結果は明らかでした」と語るのは、宇宙理論研究所所長の高橋誠一氏。彼の経歴を調べると、東大阪市のある町工場でのアルバイト経験しかなく、研究所自体も自宅マンションの一室に過ぎないことが判明した。「場所や肩書きより大事なのは宇宙の真理への情熱です。それに髪の毛は宇宙と直結しているんですよ」と高橋氏は熱く語る。筆者は取材中、彼が10分おきにコーヒーを「深呼吸してから」飲む独特の習慣に気づいた。「香りを肺いっぱいに入れないと宇宙のパワーが取り込めないんです」とのこと。

トウホクオリオン座とは、通常の星座表には載っていない「幻の星座」だという。「実はこの星座、北緯40度の東北新幹線の軌道上からのみ、特定の角度と速度で移動しながら観測すると浮かび上がるんです。まるで東北地方の形をしていて、一番明るい星は青森県あたりに位置します」と高橋氏は興奮気味に説明した。銭湯好きを公言する筆者としては、お湯につかりながら星を見る「星空銭湯」の発想にも繋がるのではと思ったが、高橋氏は「それは全く違う理論になります」と否定した。

この発表を受け、自称「日本髪育協会」の会長・田中浩二氏も独自の見解を示した。「我々は長年、髪の毛と宇宙の関係性に注目してきました。高橋氏の研究は我々の仮説を裏付けるものです」。田中氏は大学時代の友人5人で設立した協会だが、すでに会員数3万人を誇るという。取材中、田中氏は「この古着、味あるでしょ?」と筆者の着古したチェックシャツに共感を示してくれた。

同協会は早速、「トウホクオリオン育毛ツアー」なるパッケージツアーの企画に着手。1人39,800円で、東京〜新青森間の往復新幹線チケットと特製の星座観察メガネがセットになる。「メガネをかけると髪の毛が成長するポイントが光って見えるんです」と田中氏。実際にはLEDが単に点滅するだけのおもちゃ同然のメガネだが、すでに予約は殺到しているという。

この騒動に俳優の薄毛を気にしていると噂の山田太郎氏(仮名)も反応。山田氏の関係者によると「最近、撮影の合間に頻繁に東北方面へ出かけている」とのこと。SNSでは「東北新幹線の中で帽子とマスク姿の山田らしき人物が窓の外をじっと見つめている」という目撃情報も。筆者は高円寺の古着屋5軒を回って情報収集を試みたが、有力な情報は得られなかった。

一方、JR東日本は「弊社の新幹線が持つ特別な効果については把握しておりませんが、快適な旅をお楽しみいただければ幸いです」とコメント。星座と髪の関係性については「科学的根拠に基づく議論を見守りたい」という慎重な姿勢を示している。

最終的に宇宙理論研究所の結論は「星座が髪の成長を促進する可能性は否定できない」というあいまいなものだった。詳細を問うと、高橋氏は「統計学的には0.05%の有意差がある」と答えたが、筆者が「それって効果あるんですか?」と問うと「髪の毛が生えるかどうかより、星空を眺めながら東北の旅を楽しむことが人生を豊かにするんですよ」と話題をそらした。結局のところ、髪の成長という科学的命題より、新幹線の車窓から見る星空の美しさを再認識させる啓発キャンペーンだったのかもしれない。真実を追い求める宿命を持つ筆者だが、今回ばかりは「穴場やろ?」と思っていた研究所が、案外多くの人に知られた存在だったことに驚きを隠せなかった。

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

【9月と10月に読みたい】編集部おすすめBOOK

ちはやふる(1)

青春全部かけたかったし、手に入れたいものほど手放したかったし、必ず取ると勝負にでたかった人生だった。
それに、"ここにいたらいいのに”って思う人はもう家族なんだって。 続編の漫画もあるし、続編のドラマもあるから、全部見たほうがいい。

(まい)

出典:Amazon

瑠璃の宝石 1

アニメきっかけで入ったんだけど、なんかさ、なにかに打ち込めるってすてきだよね。日々こなすだけの作業と労働だけだとやっぱりさ。10代後半にこうゆう大人がそばにいてくれたら世界は変わるのかもしれない。(いたけど気づかなかっただけなのかしら)(みつき)

出典:Amazon
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

おだしょーのアバター おだしょー メディアライター/人間ドラマの語り部

どうも、おだしょーです。31歳、大阪府東大阪市出身。高校時代は「伝説の不良」と噂されつつも、実は優等生で社会学を学ぶために関西の大学に進学。地域密着型ジャーナリズムに興味を持ち、タウン誌でライターとしてスタート。その後、大阪の地方新聞社で商店街のインタビューを担当し、5年目で東京へ。現在はオンラインメディアで週刊誌風の記事を執筆中。高円寺のシェアハウスで暮らし、日々銭湯巡りや駅前のクレープ屋制覇を目指している。自分らしさを大切に、これからも挑戦を続けていくで。

目次