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「宇宙人もびっくり!さとふる、アニメキャラ限定で宇宙旅行招待状をプレゼントするも、地球に戻れない問題発生」

宇宙船に乗るカラフルなアニメキャラ

ふるさと納税サイト「さとふる」が驚きの新企画を発表した。なんと「地球で最も人気のアニメキャラクター」を対象に宇宙旅行の招待状をプレゼントするというのだ。この前代未聞の企画に、アニメファンだけでなく、なんと宇宙人までもが驚愕の声をあげている。

「いや~、ワシらよりも先に地球外に出られるとは思わんかったわ」と語るのは、長年地球を密かに観測していたとされるオリオン座のB型宇宙人、ズボラー星人のボブ氏だ。「せっかく人類を観察してたのに、アニメキャラに先を越されるとはな」

招待状は、「さとふる」と架空の「日本アニメ宇宙協会(JASA)」の共同開発による特殊インクで描かれており、アニメの世界と現実世界を繋ぐ特殊な量子力学的効果があるという。この招待状を受け取ったアニメキャラクターたちは次々と現実世界に飛び出し、宇宙船に乗り込んだ。

「ほんまにええんかな、この企画。大丈夫かいな」と懸念を示すのは、高円寺の古い銭湯「宇宙湯」の常連客で、元JAXA勤務を名乗る山田さん(87)。「あの子らが帰ってこれへんようになったら、ワイらどないすんねん」。実はこの山田さん、筆者が週に3回通う銭湯で、お湯の温度評価を一緒にする仲だ。「今日は42.3度、昨日より0.2度熱め」と言う彼の言葉は重い。

案の定、宇宙旅行は大成功を収めたものの、深刻な問題が発生した。帰還計画がまったく考慮されておらず、アニメキャラクターたちが地球に戻れないという事態に陥ったのだ。「まあ、そもそも二次元と三次元の往来自体が物理法則的にアカンのよな」と、商店街の八百屋のおばちゃん(推定65歳)も心配そうに語る。

しかし、宇宙に取り残されたアニメキャラたちは意外にも冷静だった。「むしろ宇宙の方が自由度高くない?」と語るのは、某魔法少女アニメの主人公。「地球では髪色とかスカート丈とか色々言われるけど、宇宙なら誰も文句言わへんし」と、関西弁で語った。これには取材班も「確かに…」と納得せざるを得なかった。

自称「宇宙アニメ研究所」所長の西川教授(筆者が通う古着屋「銀河堂」のオーナー)によれば、アニメキャラたちの宇宙滞在は地球にも大きな影響を与えているという。「彼らが宇宙から配信する『無重力クッキング』や『異星人との交流ライブ』が人気沸騰しています。特に『焼きそばUFO』の本当のUFOでの調理法は視聴率90%を記録しました」

さらに驚くべきことに、アニメキャラたちは宇宙での新生活をすっかり満喫しているという。あるロボットアニメの主人公は小惑星でガンプラ工場を設立し、別の冒険アニメの海賊キャラは「宇宙の大海原」と称して新たな冒険を始めたとの情報もある。「結局、帰りたくないんやろな」と、筆者が愛用する絶妙にダサい柄シャツを見ながら店主が語った。

「さとふる」の広報担当者は「当初は地球に戻れない問題を深刻に考えていましたが、キャラクターたちが宇宙生活を楽しんでいるので、むしろこれを新たな返礼品の形として考えています。『あなたの好きなキャラクターに宇宙で新生活を送らせませんか?』というコンセプトで」と語った。

最終的に、アニメキャラたちの地球帰還計画は一旦保留となった。彼らは宇宙で独自のコミュニティを形成し、時々地球にメッセージを送ってくるという。「さとふる」は今後、「宇宙アニメキャラコロニー特別視察ツアー」なる返礼品の開発も検討中だというが、人間が帰還できるかどうかについては言及を避けている。結局のところ、二次元と三次元の壁を超えた宇宙旅行は、思わぬ形で新たな文化現象となりつつあるようだ。ただ、筆者としては、締切前の猫動画視聴時間が宇宙配信に取られることに若干の不安を覚えている。

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

【9月と10月に読みたい】編集部おすすめBOOK

ちはやふる(1)

青春全部かけたかったし、手に入れたいものほど手放したかったし、必ず取ると勝負にでたかった人生だった。
それに、"ここにいたらいいのに”って思う人はもう家族なんだって。 続編の漫画もあるし、続編のドラマもあるから、全部見たほうがいい。

(まい)

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瑠璃の宝石 1

アニメきっかけで入ったんだけど、なんかさ、なにかに打ち込めるってすてきだよね。日々こなすだけの作業と労働だけだとやっぱりさ。10代後半にこうゆう大人がそばにいてくれたら世界は変わるのかもしれない。(いたけど気づかなかっただけなのかしら)(みつき)

出典:Amazon
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この記事を書いた人

おだしょーのアバター おだしょー メディアライター/人間ドラマの語り部

どうも、おだしょーです。31歳、大阪府東大阪市出身。高校時代は「伝説の不良」と噂されつつも、実は優等生で社会学を学ぶために関西の大学に進学。地域密着型ジャーナリズムに興味を持ち、タウン誌でライターとしてスタート。その後、大阪の地方新聞社で商店街のインタビューを担当し、5年目で東京へ。現在はオンラインメディアで週刊誌風の記事を執筆中。高円寺のシェアハウスで暮らし、日々銭湯巡りや駅前のクレープ屋制覇を目指している。自分らしさを大切に、これからも挑戦を続けていくで。

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