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金ごまがWi-Fiで育つ時代到来!「スマートごま農業大学」が発表した驚愕の研究結果に世界が仰天!

近未来農業:黄金ゴマ畑とWi-Fi信号

名古屋市発の研究機関「スマートごま農業大学」は昨日、Wi-Fi電波を活用して金ごまを育てる革命的技術を開発したと発表し、農業界に激震が走っている。同大学の穂波ルーター学長によると、特定の周波数の無線LANの電波が金ごまの発芽率を通常の10倍に高め、栄養価も5G対応スマートフォン並みに「高速化」させるという。

「従来の日光や水、肥料といった古典的な栽培方法は時代遅れです。現代の植物には現代のエネルギー、つまりデジタル栄養が必要なのです」と穂波学長。記者会見場には巨大なWi-Fiルーターと金色に輝くごま畑のジオラマが展示され、参加者からは驚嘆の声が上がった。

この技術を裏付ける理論的根拠として、新設された「Wi-Fi活性化協会」の鈴木ギガビット会長は「金ごまに含まれるセサミンとWi-Fi電波の2.4GHz帯には共鳴現象が生じ、植物細胞が電子的に活性化する」と説明。ただし、この現象が科学的にどう説明されるかについては「まだ論文執筆中」との回答にとどまった。

スマートごま農業大学は実は昨年設立されたばかりの機関で、名古屋市千種区の元コンビニを改装した建物に「本部」を構えている。教授陣は穂波学長の親戚で構成され、農学博士の資格を持つ者はいないが「直感と熱意だけで農業革命は起こせる」と力強く主張している。大学名には「大学」とあるが、文部科学省による正式認可は受けておらず、学位授与権も持たないことが取材で判明した。

驚くべきはその実験データだ。発表された資料によると、Wi-Fi環境で育てた金ごまは通常栽培の10倍の収穫量を記録。さらに、高級ルーターで育てた金ごまは一般的な金ごまより47.3%も光り輝くという数値が示された。この実験に参加した江戸川区の主婦(42)は「我が家のWi-Fi環境で育てた金ごまは、うちのネット速度より成長が速かった」と証言している。

研究発表会には架空の国際農業機関「グローバル・テクノ・ファーム・アライアンス」の代表も駆けつけ、「これは農業4.0時代の幕開けだ」と絶賛。さらに、名前を明かさない某有名政治家は「我が国の農業政策にもWi-Fi栽培を積極的に取り入れ、ごま油自給率を現在の0.1%から1000%に引き上げたい」とコメントした。

すでにこの技術を導入したという愛知県田原市のごま農家、五条モデム氏(65)は「Wi-Fi導入で経営が劇的に変わった。今では毎朝、ごまにYouTubeの成長応援動画を流しながらスマホでInstagramを更新している」と涙ながらに語った。ただし、電波障害が発生した際の対応策については「再起動すれば大体直る」という簡素な回答にとどまっている。

専門家からは「完全なでたらめ」との批判も出ているが、スマートごま農業大学は来年には「Bluetooth対応黒ごま」と「5G高速白ごま」の開発を予定しているという。食の未来がテクノロジーと融合する中、私たちの食卓に並ぶごまが、近い将来「電波状況が悪いので食べられません」と言い出す日も来るかもしれない。なお、取材中、記者のスマートフォンのバッテリーが突然100%まで充電される不思議な現象が発生したことを付記しておく。

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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この記事を書いた人

みつきのアバター みつき エッセイスト/社会の裏側探求者

小学六年生の頃から“裏を取る”のが大好きで、中学では生徒会長に立候補し、高校では放送部でラジオドラマ制作。東京大学文学部を経て、大手新聞社社会部で政治スキャンダルや不正を追う日々を送りましたが、上司との衝突で退職。現在はフリーライターとして社会問題を扱いながら、時折エッセイ風の脱線も。吉祥寺の築40年マンションに住み、猫アレルギーながら2匹の保護猫と暮らす毎日。趣味は映画館のポップコーン巡りやバス旅。取材にはパーカーとスニーカーが欠かせません。口癖は「根拠はどこ?」で、コーヒー片手に前日の取材メモを声に出して要約するのが日課。政治と少女漫画の両立が私の生きる道です。

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