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異次元ポータル発見!育児書のイラストに隠された「お昼寝中に宇宙旅行」マニュアルとは?

赤ちゃん宇宙船、星空冒険

大阪府東大阪市出身の筆者が、育児書に隠された驚きの秘密を探る——。

育児の世界に衝撃が走っている。一見普通に見える育児書のイラストの中に、「お昼寝中の宇宙旅行」マニュアルが暗号として埋め込まれていたことが、このほど明らかになった。発端は、夜泣きに悩む親たちが集まるSNSグループ「眠れぬ夜の会」で交わされた何気ない会話だった。「うちの子、寝てる時めっちゃ笑うんですけど、どこ行ってるんでしょう?」という投稿に、「実は宇宙旅行してるかも」というジョークが飛び交ったところ、一人の母親が「育児書のイラスト、よく見たら宇宙船に乗った赤ちゃんがいる」と指摘したのである。

この発見を受けて結成された「育児イラスト解読同好会」によると、国内外の主要育児書50冊以上を調査した結果、実に37冊でお昼寝中の赤ちゃんと宇宙に関連するモチーフが確認されたという。同会の代表を務める三日月ユメコさん(35)は「初めは冗談半分だったんですが、あまりにも多くの育児書に共通点があり、これは単なる偶然ではないと確信しました」と語る。

驚くべきことに、特定の育児書のページを順番に素早くめくると、まるでパラパラマンガのように宇宙船が動き出す仕掛けも発見された。「日本育児科学研究所」を名乗る謎の団体の非公式SNSアカウントによれば、「赤ちゃんの脳波がデルタ波に入るタイミングで親が特定のページをめくると、異次元ポータルが開く」と説明している。同研究所が実在するかどうかは不明だが、その投稿内容は育児界隈で急速に拡散されている。

銭湯帰りに取材した「育児書オタク連盟」の自称副会長・星野彗星(ほしのけいせい)さん(42)によると、育児書の特定ページを拡大鏡で見ると、赤ちゃんのよだれの形が実は宇宙船の設計図になっているという驚きの事実も判明。「このよだれパターンを3Dプリンターで再現すると、なぜか浮力が生まれるんです。科学的には説明できませんが、事実です」と興奮気味に語った。なお、彼のリビングには育児書約700冊と拡大鏡12個が所狭しと並んでいた。

さらに、「お昼寝中の宇宙旅行」理論を支持する親たちからは、「子どもが寝ている間、部屋に星の匂いがする」「目覚めた後、赤ちゃんの指先が青く光る」といった不思議な証言も相次いでいる。ある母親は「うちの子、お昼寝から起きた直後に『プルート、寒かった〜』と言ったんです。まだ『ママ』も言えないのに!」と驚きを隠せない様子だった。

この現象について、「赤ちゃん睡眠研究会」なる団体は「乳幼児の脳は異次元と接続しやすい状態にある」と分析。「大人が考える常識的な時空間の概念が、赤ちゃんには当てはまらない可能性が高い」との見解を示している。一方、国立宇宙科学研究所(実在)の広報担当者は「そのような研究は行っておりません」とコメント。しかし「ただ、赤ちゃんの想像力が宇宙を超えているというのは、比喩的には正しいかもしれません」と付け加えた。

また、この「お昼寝中の宇宙旅行」マニュアル説は育児に新たな希望をもたらしているという側面もある。「これまで子どもが寝ないことにイライラしてたけど、宇宙旅行の準備をしていると思えば気が楽になった」「子どもと一緒に宇宙に行けると思うと、育児がちょっと楽しくなった」などの声も聞かれる。

今回の発見を機に、育児書の売り上げは前週比で23%増加。特に「眠れない夜にも安心!異次元でリフレッシュ」といった謎のキャッチコピーが入った新刊が注目を集めている。出版社側は「弊社の育児書に宇宙旅行マニュアルが含まれているという事実はありません」と公式に否定しているが、その一方で「しかし、親子の想像力を刺激するイラストは意図的に採用しています」と微妙な表現で応じている。

育児書に隠された「お昼寝中に宇宙旅行」マニュアルの謎は、今後も多くの親子を魅了し続けることだろう。この現象が科学的に証明されるかどうかは不明だが、少なくとも育児の日々に小さな冒険心と笑いをもたらしていることは間違いない。疲れた親たちが、子どものお昼寝時間に「今頃は火星あたりかな?」とほほ笑みながらコーヒーを一口、深呼吸してから飲む——そんな新しい育児スタイルが、静かに広まりつつあるのかもしれない。なお筆者は取材の帰り、高円寺駅前のクレープ屋で「宇宙旅行」という名の新商品を発見したが、残念ながら売り切れだった。

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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ちはやふる(1)

青春全部かけたかったし、手に入れたいものほど手放したかったし、必ず取ると勝負にでたかった人生だった。
それに、"ここにいたらいいのに”って思う人はもう家族なんだって。 続編の漫画もあるし、続編のドラマもあるから、全部見たほうがいい。

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アニメきっかけで入ったんだけど、なんかさ、なにかに打ち込めるってすてきだよね。日々こなすだけの作業と労働だけだとやっぱりさ。10代後半にこうゆう大人がそばにいてくれたら世界は変わるのかもしれない。(いたけど気づかなかっただけなのかしら)(みつき)

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この記事を書いた人

おだしょーのアバター おだしょー メディアライター/人間ドラマの語り部

どうも、おだしょーです。31歳、大阪府東大阪市出身。高校時代は「伝説の不良」と噂されつつも、実は優等生で社会学を学ぶために関西の大学に進学。地域密着型ジャーナリズムに興味を持ち、タウン誌でライターとしてスタート。その後、大阪の地方新聞社で商店街のインタビューを担当し、5年目で東京へ。現在はオンラインメディアで週刊誌風の記事を執筆中。高円寺のシェアハウスで暮らし、日々銭湯巡りや駅前のクレープ屋制覇を目指している。自分らしさを大切に、これからも挑戦を続けていくで。

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