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無人カフェイン礼拝所、アニメキャラが24時間365日お祈りし続ける新サービス開始!「眠気覚ましの神様に感謝を」

80年代風ロボ:カフェインマン×メカZ

無人カフェイン礼拝所が昨日から全国主要都市でサービスを開始した。この施設では、AI搭載のアニメキャラクターたちが「カフェインの神様」に向かって24時間365日休むことなく祈りを捧げ続けるという、前代未聞のサービスが展開されている。

「朝からずっと眠いんですよね。コーヒーを飲んでも効かなくなってきて…」と語るのは、東京・秋葉原にオープンした1号店を訪れた会社員の山田健太さん(34歳)。彼は礼拝所内で、人気アニメ「モーニングブースト戦士」の主人公「カフェインマン」が独特の祈りの踊りを踊る姿を30分間眺めながら特製エナジードリンクを飲み干した。「笑いすぎて目が覚めました。効果あります」

運営会社「24時間目覚まし製作所」の松本社長(45歳)によれば、このサービスの着想は深夜の居酒屋で生まれたという。「酔っ払って『エナジードリンクに祈ってもらいたい』と言い出したスタッフがいて。冗談のつもりが、翌朝になっても『アイデア良くない?』って盛り上がったんです」

礼拝所内では、全長3メートルの巨大な「カフェイン分子模型」の前で、50体以上のアニメキャラクターが「眠気覚ましの神様に感謝を」と唱えながら、独自の祈りのポーズを繰り広げる。特に人気なのは、80年代の懐かしロボットアニメ「メカコーヒーZ」のキャラクターたちだ。

「あのロボットが『目を覚ませ!目を覚ませ!』って叫びながら360度回転するシーンがツボでした」と笑うのは、深夜バイトの大学生・中村さん(22歳)。「バイト前にここに来ると、不思議と眠気が吹き飛びます。多分、笑いすぎて脳が活性化するんでしょうね」

価格システムも独特だ。入場料は無料だが、滞在時間は「あなたが笑顔でいられる限り」と規定されている。笑顔検知AIカメラが設置され、笑顔が消えるとアラームが鳴り、「あなたの眠気レベルが危険です。追加のカフェインをお勧めします」とアナウンスが流れる仕組みだ。

取材中、高円寺の銭湯「富士の湯」に通い詰める筆者も実際に体験。深呼吸しながらカフェイン抹茶を一口飲んだ瞬間、昭和の特撮ヒーロー「キャプテン・コーヒー」が「眠気怪獣を退治せよ!」と絶叫しながら祈りのポーズを決めた光景に思わず吹き出してしまった。確かに眠気は吹き飛んだが、それは恥ずかしさからかもしれない。

全国カフェイン学会の渡辺教授(架空)は「笑いとカフェインの相乗効果は科学的に証明されています。アニメキャラクターによる祈りが脳内のカフェイン受容体を活性化させる可能性は否定できません」と、根拠不明の持論を展開した。

今後は季節限定の「夏バテ防止祈り」や「年末の忘年会後のしらふ祈り」など、シチュエーションに合わせたサービス展開も予定されているという。松本社長は「将来的には寝坊防止のための自宅用ミニチュア礼拝所も開発中です。目覚まし時計が鳴ると同時に、あなたの推しキャラが祈りだすんです」と意気込む。

「眠気覚ましの神様に感謝を」──。現代社会の睡眠不足問題に一石を投じる、この奇妙なサービスが新たなカフェイン文化を創り出すのか、それとも一時的な珍現象で終わるのか。いずれにせよ、アニメキャラが無休で祈り続ける姿は、私たち自身の休みなき日常を映す鏡なのかもしれない。ちなみに取材後、筆者は興奮して眠れなくなり、夜中に猫動画を3時間見続けてしまったことを付け加えておく。

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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ちはやふる(1)

青春全部かけたかったし、手に入れたいものほど手放したかったし、必ず取ると勝負にでたかった人生だった。
それに、"ここにいたらいいのに”って思う人はもう家族なんだって。 続編の漫画もあるし、続編のドラマもあるから、全部見たほうがいい。

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瑠璃の宝石 1

アニメきっかけで入ったんだけど、なんかさ、なにかに打ち込めるってすてきだよね。日々こなすだけの作業と労働だけだとやっぱりさ。10代後半にこうゆう大人がそばにいてくれたら世界は変わるのかもしれない。(いたけど気づかなかっただけなのかしら)(みつき)

出典:Amazon
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この記事を書いた人

おだしょーのアバター おだしょー メディアライター/人間ドラマの語り部

どうも、おだしょーです。31歳、大阪府東大阪市出身。高校時代は「伝説の不良」と噂されつつも、実は優等生で社会学を学ぶために関西の大学に進学。地域密着型ジャーナリズムに興味を持ち、タウン誌でライターとしてスタート。その後、大阪の地方新聞社で商店街のインタビューを担当し、5年目で東京へ。現在はオンラインメディアで週刊誌風の記事を執筆中。高円寺のシェアハウスで暮らし、日々銭湯巡りや駅前のクレープ屋制覇を目指している。自分らしさを大切に、これからも挑戦を続けていくで。

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