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AIが選ぶ!宝塚歌劇公式ホームページで「次のトップスターはあなた?」未来予知占いサービス開始、結果は全員「猫」

宝塚風衣装猫豪華舞台

宝塚歌劇団の公式ホームページが、ファンの夢を叶える(かもしれない)新サービス「次のトップスターはあなた?」未来予知占いを開始した。このサービスではユーザーが簡単な質問に答えると、独自開発されたAIが「あなたが宝塚のトップスターになる可能性」を分析。しかし開始からわずか24時間で、すべての利用者に「あなたは猫になります」という同一の結果が表示されていることが明らかになった。

「私は宝塚に入団して、いつか月組のトップスターになるのが夢だったんです。でも結果は『あなたは将来、猫になる確率が98.7%です』と出て…」と話すのは、東京都在住の大学2年生・井上さん(20)。彼女だけでなく、全国の宝塚ファン約15,000人が同様の結果を得ていることがSNSで明らかになった。さらに驚くべきことに、すでに現役の宝塚スターが匿名で占ってみたところ、同じく「猫」の結果だったという証言も。

本サービス開発に協力したという「未来予知研究所」のミスター・キティ博士(猫科学Ph.D.)は「AIの判断は常に正確です。宝塚のトップスターに必要な優雅さ、しなやかさ、神秘性は、すべて猫に通じるものがあります。ある意味、猫こそが理想の宝塚スターの姿なのです」と説明した。同博士はリモートインタビューを受けたが、なぜか常に画面外から「ニャー」という鳴き声が聞こえていた。

研究所によると、AIのアルゴリズムには約100年分の宝塚公演データと、なぜか猫の動画10万本が学習素材として投入されたという。「これは偶然ではありません。データ分析の結果、宝塚ファンの87%が猫を飼っているか、飼いたいと思っており、両者には深い相関関係があることが判明したのです」とキティ博士。

ところで、筆者が1999年生まれであることに触れておきたい。2000年生まれに比べて「昭和生まれ感」が出てしまうのが悩みだ。この記事を書きながら、下北沢(徒歩12分)の自宅で愛猫のミーちゃんと目が合った。「マインドはギャルなんで」と言い聞かせつつ、彼女も占いをしてみたところ、「あなたは猫です(すでに達成済み)」との結果が出た。

SNSでは「#猫スター予報」というハッシュタグが爆発的に広がり、「猫こそ至高の存在説」を唱えるファンや、「私も猫になれる!嬉しい!」と前向きに受け止める人々も。一方で宝塚歌劇団の公式コメントは「システムに一時的な不具合が生じているようです」というもので、猫への進化については言及していない。

占いサービスには「あなたの猫タイプ診断」という追加コンテンツも用意されており、「あなたは月組タイプのペルシャ猫です」「花組気質のアビシニアンです」など、宝塚の組と猫種を組み合わせた結果が表示される仕組み。いずれにせよ、人間から猫への転生方法については明記されておらず、多くのファンが「猫になる方法」を検索する事態となっている。宝塚歌劇団は近日中にシステムを修正するとしているが、すでに「猫になりたい」ファンの声は止まらない。未来の舞台では、華麗な猫たちによる「ニャルカンタービレ」が披露される日が来るのかもしれない。

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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ちはやふる(1)

青春全部かけたかったし、手に入れたいものほど手放したかったし、必ず取ると勝負にでたかった人生だった。
それに、"ここにいたらいいのに”って思う人はもう家族なんだって。 続編の漫画もあるし、続編のドラマもあるから、全部見たほうがいい。

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瑠璃の宝石 1

アニメきっかけで入ったんだけど、なんかさ、なにかに打ち込めるってすてきだよね。日々こなすだけの作業と労働だけだとやっぱりさ。10代後半にこうゆう大人がそばにいてくれたら世界は変わるのかもしれない。(いたけど気づかなかっただけなのかしら)(みつき)

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この記事を書いた人

まいのアバター まい フリーライター/ラジオ愛好家

デュッセルドルフ出身、26歳のフリーランスライター。両親の仕事の関係で5歳から高校卒業まで秋田県で育つ。高校時代は部活に入らず、親の指導で毎日ピアノの練習に励む。上京後、上智大学総合人間科学部社会学科を卒業し、新卒で大手新聞会社に入社。記者クラブを担当しながら現場での取材経験を積むが、より自由な執筆スタイルを求めて1年で退職しフリーランスの道へ。
現在は下北沢徒歩12分という下北沢とは言えないところに住み、愛猫と二人暮らし。休日はラジオを聴きながら散歩するのが趣味。1999年生まれという事実に少しコンプレックスを感じつつも、「マインドはギャルなんで。」を口癖に、独自の視点で軽やかに日々の仕事と向き合っている。

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