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宇宙人限定オペラ公演、国会議員全員が「地球代表」として出演決定!その歌声に宇宙も驚愕!?

政治家エイリアン歌劇舞台

宇宙からの突然のオファーを受け、全国会議員465名が「地球代表オペラ歌手団」として、史上初の「宇宙人限定オペラ公演」に出演することが決定した。この前代未聞の公演は、銀河連邦文化交流評議会が企画したもので、地球の政治的代表者たちの「想像を超えた歌唱力」が評価されての抜擢だという。

銀河連邦特使のゾーグ・ビープ氏は「我々は地球の政治家たちの国会中継を傍受していたが、あの独特の声の抑揚や感情表現に芸術的才能を見出した」と語る。特に予算委員会での質疑応答を「素晴らしいデュエット」と評し、本会議での「議事進行に関する動議」の叫び声を「高音域の見事な表現力」と絶賛した。

選考基準について、銀河連邦芸術評価委員長のプルプル星人は「地球では『政治家の話は長い』と言われているが、我々から見れば『息継ぎなしで15分語れる肺活量』は一流のオペラ歌手の条件。また『質問と全く関係ない答弁』という技術は、宇宙では高度な即興演奏として尊ばれている」と説明した。

衆参両院による「歌唱力バトル」も密かに行われ、参議院が「安定感のある中音域と落ち着いた演出」で優勝。衆議院は「情熱的だが時に暴走する演技」と評された。党派を超えた「超党派銀河オペラ実行委員会」も発足し、与野党間の対立も奇跡的に解消されたという。

「私は大阪のおばちゃんから『あんた、話し方がオペラみたいやわ』と言われたことがあるんですが、まさか本当にオペラ歌手になるとは」と語るのは、某党所属の議員。普段は激しい論戦を繰り広げる政党間でも「銀河の平和のため」と練習に励む姿が見られるという。

記者が特別に許可を得て潜入したリハーサルでは、議場とは全く違う姿が。普段は予算案に反対する野党議員が「♪予〜算〜案に賛〜成〜」と高らかに歌い上げる場面や、閣僚経験者が「私の知る限りではお答えすることができません」というフレーズを美しいアリアに昇華させる場面も。

リハーサル中には、「宇宙からの帰りに地方視察に行ってきました」と虚偽の海外出張報告を歌詞に入れた議員が宇宙人スタッフに「その表現は倫理的に問題がある」と指摘される一幕も。また、予算委員会と日程が重なった議員たちが「オペラのほうが大事」と本会議を欠席するという前代未聞の事態も発生している。

公演当日は、銀河系全域から約20万の宇宙人が集結。人間には聞こえない超音波や亜音波も駆使した立体的な舞台に、宇宙人観客からは「地球人の政治家たちがこれほど調和できるとは思わなかった」との感想も。特に本会議での「採決」のシーンを再現した合唱は、「賛成の方は御起立願います」のフレーズを28の異なるハーモニーで表現し、スタンディングオベーションを受けた。

ある議員は「普段は党議拘束があるが、オペラでは自分の感性で歌える自由がある」と涙ながらに語った。別の議員は「宇宙人から『あなたの答弁回避テクニックは芸術的』と褒められ、初めて自分の才能に気づいた」と告白。舞台裏では「選挙区の有権者に見られていないか」と心配する議員に、宇宙人スタッフが「地球には中継していない」と安心させる場面もあったという。

この公演をきっかけに、国会での審議方法も変更される見込みだ。来月からは予算委員会での質疑応答を「オペラ形式」で行うことが検討されており、「政治的対立も美しい音楽に変われば、より建設的な議論になるのでは」との期待の声も。また宇宙人観光客の国会傍聴も解禁され、「地球政治観光ツアー」が早くも満員御礼となっている。そして何より、かつてない議員の出席率の高さが記録されているという。銭湯好きの筆者としては、この公演後に議員たちが「汗を流しに」訪れた銭湯「宇宙の湯」で、彼らの本音を聞けたことも大きな収穫だった。(おだしょー)

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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この記事を書いた人

おだしょーのアバター おだしょー メディアライター/人間ドラマの語り部

どうも、おだしょーです。31歳、大阪府東大阪市出身。高校時代は「伝説の不良」と噂されつつも、実は優等生で社会学を学ぶために関西の大学に進学。地域密着型ジャーナリズムに興味を持ち、タウン誌でライターとしてスタート。その後、大阪の地方新聞社で商店街のインタビューを担当し、5年目で東京へ。現在はオンラインメディアで週刊誌風の記事を執筆中。高円寺のシェアハウスで暮らし、日々銭湯巡りや駅前のクレープ屋制覇を目指している。自分らしさを大切に、これからも挑戦を続けていくで。

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