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宇宙人も絶賛!「鍋ザワールド」で発見された、重力無視の浮遊鍋が観光客を魅了中!

浮遊鍋と緑色エイリアンの宇宙観察

千葉県船橋市に誕生した「鍋ザワールド」が、国内外の観光客の間で爆発的な人気を集めている。この施設の目玉は、なんと重力を無視して宙に浮く「浮遊鍋」だ。先月のオープン以来、すでに来場者数は15万人を突破。そのうち約200人は「宇宙人」を自称する来場者だという。

「まさか地球でこんな技術に出会えるとは思わなかった」と語るのは、アンドロメダ星雲から来たという緑色の肌をした観光客。「我々の惑星では鍋文化がないので、浮いている鍋を見て心が震えました」と興奮気味に話した。ちなみに通訳は鍋ザワールドが提供する「宇宙語翻訳アプリ」を使用した。このアプリ、実は高校生のプログラミング部が作ったもので、精度は「だいたい60%くらい」とのこと。

鍋ザワールドの仕掛け人は、船橋市に拠点を置く謎の組織「鍋研究会」。代表の鍋島ぐつぐつ氏(年齢非公表)によれば、「もともとは単なる鍋好きの集まりだったが、ある日、研究室で出汁を沸かしていたら偶然、鍋が浮き始めた」のだという。鍋研究会には現在約30名のメンバーがいるが、全員が「鍋」の付く名字に改名しているという徹底ぶりだ。私が顧問の先生と一緒に取材に行った日も、鍋田、鍋川、鍋山さんたちが熱心に鍋を浮かせていた。なんだかK-POPグループみたいでエモくない?

浮遊鍋のメカニズムについて、「宇宙鍋学会」の権威である鍋博士(本名:鈴木一郎、45歳、無職)は「特殊な鍋粒子が地球の重力と反発し合うことで浮力を生み出している」と説明する。専門家たちはこの説明に頭を抱えているが、来場者は「とにかく浮いてるし、楽しいからいいじゃん!」と気にした様子はない。ちなみに宇宙鍋学会は、鍋博士が自宅のリビングに設立した学会で、会員は博士と実家の猫3匹のみ。博士の母親は「いい歳して何をやっているのか」と嘆いているそうだ。

浮遊鍋を作るレシピも一般公開されている。材料は「普通の鍋、水、特製浮遊パウダー(鍋ザワールド限定販売、1袋9800円)」とシンプル。作り方も「鍋に水を入れ、パウダーを加えるだけ」と驚くほど簡単だ。しかし、このパウダーの正体について鍋研究会は「企業秘密」と口を閉ざす。ある化学者は「ただの重曹とグリッターを混ぜたものでは?」と疑問を呈しているが、真相は藪の中だ。私が部室でこっそり分析しようとしたら、顧問の先生に見つかって没収された…。

鍋ザワールドの人気は若者を中心に急拡大中だ。特にインスタグラムでは「#浮遊鍋チャレンジ」というハッシュタグが30万投稿を突破。「浮遊鍋と一緒に踊る」動画がトレンド入りしている。この「鍋ダンス」は、K-POP風の振付で、鍋がフワフワ浮く様子に合わせて踊るというもの。私も昨晩リビングで練習していたら、お父さんに見られて「宿題は?」と言われ、気まずい沈黙が5分続いた…。

浮遊鍋の未来について、鍋博士は壮大な展望を語る。「2025年までに全国に500店舗、2030年には月面に鍋ザワールド・ルナを開設する計画だ」。また、宇宙旅行の新名所として「宇宙ステーションに浮遊鍋レストランを作れば、無重力との相乗効果で二重に浮く鍋が実現する」と熱弁していた。この発言を受けて、某宇宙機関の関係者は「いや、そもそも宇宙では全てのものが浮くので…」とツッコミを入れていた。

取材最終日、私は勇気を出して浮遊鍋に実際に触れてみた。すると…ただの紐で吊るされた普通の鍋だった!スタッフに問い詰めると「エイプリルフール企画が大ヒットして、もう言い出せなくなった」と白状。しかし来場者は「夢を見せてくれてありがとう」と満足しているという。鍋ザワールドの人気は今後も続きそうだ。重力に逆らう鍋はフェイクでも、人々の想像力は本物なのかもしれない…というかエイプリルフールじゃないのに、なぜ?と思ったが、門限の19時が近づいていたので、その謎は未解決のまま取材を終えた。(あん)

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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この記事を書いた人

あんのアバター あん メモ帳ジャーナリスト/ハムスター調査員

幼稚園の卒園アルバムに「将来の夢はハムスター」と書き、先生を驚かせたのが最初のスクープ。中学では吹奏楽部に所属し、部内の人間関係を調整するのが得意で、高校では新聞部に入り、校内の七不思議や裏校則を暴露する記事で話題に。最近は文化祭の予算流用事件を暴き、大きな反響を呼びました。実家暮らしで門限は19時。取材メモはスマホではなく、可愛い小冊子に手書きするのがルール。SNSでは校内猫や新商品のレビューを投稿し、5,000人以上のフォロワーを持っています。趣味はK-POPダンスの練習と、公園での人間ウォッチング。夢は週刊誌デビューし、“あん砲”を撃ちまくることです!

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