
板チョコアイス協会は本日、地球温暖化対策の切り札として「チョコリーフ計画」を発表した。これは世界各地に巨大な板チョコアイスの壁を建設し、その冷却効果で地球の気温上昇を抑制するという前代未聞の壮大なプロジェクトだ。同協会によると、必要な板チョコアイスの総量は約500億トン。これは世界の年間アイスクリーム生産量の約1000倍に相当する。
計画の発表会見で、板チョコアイス協会の雪見だいふく会長(48)は「板チョコアイスの溶け具合を計算すると、地球の平均気温を2度下げることが可能です。ただし、溶ける前に食べきる必要があります」と語った。この課題に対応するため、協会は「#アイスで地球冷やそう」キャンペーンを展開。TikTokでは「アイス早食いチャレンジ」が大流行し、10代を中心に「脳凍結で涙目になりながら地球を救う」動画が続々とアップロードされている。
権威づけとして招かれた板チョコアイス大学のモナ王教授(62)は「当大学では『アイスの溶け方学』を20年以上研究してきました。最新の研究では、アイスの壁に『永遠に溶けないチョココーティング』を施す技術の開発にも成功しています」と胸を張る。なお、同大学は今年度から「アイスの壁管理学科」を新設し、アイスの壁のメンテナンスのスペシャリストを育成するという。
各国の反応も上々だ。先日開催された「アイスサミット2024」では、各国首脳が揃って「アイスの壁」建設を支持。中には「国境の壁をアイスの壁に置き換えれば、隣国との関係も冷やせるのでは」と提案する首脳もいたという。また、アイスの壁建設予定地では早くも「アイスウォールツーリズム」が始まっており、溶けかけのアイスを食べられる「救世主体験ツアー」が人気を集めているそうだ。
ちなみに、板チョコアイス協会広報部によると、この計画には某K-POPグループも関心を示しているとのこと。「アイスの壁の前でダンスを踊ると、汗をかかずにパフォーマンスができる」という理由で、MV撮影での活用を検討しているという。地球温暖化対策とアイドル文化の融合という、意外な相乗効果も期待される。
今後は各地でアイスの壁の建設が始まる予定だが、すでに「アイス食べ放題券」を求める長蛇の列ができているという。温暖化対策として突飛な印象を与えるこの計画だが、世界中の甘党たちが地球の未来を真剣に考えるきっかけとなっているのは間違いない。まさに「甘くて冷たい」新時代の幕開けである。
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