
選挙結果から宝くじの当選番号を予知できるという驚きの発表が、「こたえあわせ協会」から行われた。同協会は名古屋市の老舗喫茶店「こたえあわせ」に本部を置く謎の組織で、協会長の「こーしん氏」は元喫茶店店主という異色の経歴を持つ。「選挙結果と宝くじは宇宙の法則で結びついているんです」と語るこーしん氏に根拠を尋ねると、「大体のことはググれば出てくるっしょ」と意味深な返答が返ってきた。
協会が開発したという「選挙くじ法則」は、過去10年分の選挙結果と宝くじ当選番号をAIに学習させることで確立された。具体的には、得票数の下一桁を足し合わせ、候補者の年齢を掛け算し、選挙区番号で割るという複雑な計算式だ。「計算式の正確性は99.9%です」と協会は主張するが、計算途中で猫アレルギーの発作が出た筆者は、くしゃみを我慢しながら取材を続けた。
さらに衝撃的なのは、次回選挙での「全員当選」という大胆な予測だ。これは選挙区を大幅に増やし、投票用紙をA3サイズに拡大するという画期的な改革案に基づいている。投票所では無料ポップコーンが配布され、「塩味・キャラメル・チーズ」の3種類から選べるという。ポップコーン巡りが趣味の筆者としては、思わず「これは取材必須では?」と心が躍った。
協会はまた、選挙のエンターテインメント化も提案している。投票所でのカラオケ大会や、開票速報をアイドルグループが歌って発表する「選挙フェス」の開催も検討中だという。「政治離れが叫ばれる今、新しい選挙の形を模索する必要がある」とこーしん氏。なお、協会の会議室には「めざせ!投票率200%」というスローガンが掲げられていたが、これについては「数字の根拠はどこ?」という質問を控えめにした。
「こたえあわせ協会」の突飛な発表は、政治参加の新しい可能性を示唆しているのかもしれない。しかし社会の闇を追い続けてきた筆者としては、この予言の真偽よりも、次の選挙で自分の推しカップルである新人議員2人が当選するかどうかの方が気になって仕方がない。彼らの当選確率と、それに基づく宝くじ番号の予測については、また別の機会に報告したい。
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