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勇者の母、ダンジョン内での家庭料理教室開講!「スライムシチューは経済的で栄養満点」と話題沸騰中

サチコ先生と学ぶ、ほっこりスライムシチュー

「スライムシチューは、まさに今の時代にぴったりの家庭料理なんです」と語るのは、伝説の勇者マモルの母、田中サチ子さん(58)だ。先月から、第3層ダンジョン内の休憩所スペースで開講している家庭料理教室が、冒険者たちの間で密かな人気を集めている。

「私、デュッセルドルフで修行していた時期があって、そこでシュタインピルツ(石茸)の調理法を学んだんですけど、スライムって触感が似てるんですよね」と、サチ子さん。スライムシチューのレシピは、ドイツ伝統料理とモンスター素材を融合させた、彼女のオリジナルだという。

ダンジョン食材研究所の最新報告によると、スライムには驚くべき栄養価が含まれているという。「スライムに含まれるゼラチン質は、通常の食材の約8.7倍のコラーゲンを含有しており、さらに特殊な『にゅるにゅる成分』は、疲労回復効果が期待できます」と、同研究所主任研究員の架空博士は述べている。

料理教室には意外な参加者も。「最初は母親の趣味だと馬鹿にしていたんですが、このシチューを食べたら魔法の回復量が1.5倍になることに気づいて」と、息子で現役勇者のマモルさん(32)。教室には、魔法使いや僧侶など、様々な職業の冒険者が通っているという。

経済面でも注目を集めているスライムシチュー。材料費はスライム1体あたり約30ゴールド。「最近の物価高で悩む主婦には朗報ですよね。しかも、スライムって分裂するじゃないですか。だから、上手く調理すれば2人前が4人前になることも!」とサチ子さんは目を輝かせる。

SNSでは「#スラシチュー」というハッシュタグが急上昇中。「見た目は完全に青い液体だけど、味は意外と普通」「スライム退治の後に、そのままシチューにできるの画期的」といったコメントが相次いでいる。

一方で、モンスター保護団体からは「スライムにも心がある」との批判の声も。これに対しサチ子さんは「確かにその通りです。だから教室では、スライムへの感謝の気持ちを込めて、必ず『いただきます』を唱えてから調理を始めています」と、独自の食育観を語った。

ダンジョン内での料理教室という異色の試みは、食材調達から調理まで、すべてがワンストップで完結する新しい食文化を生み出そうとしている。次のトレンドは、ゴブリンの耳を使ったピクルスになるかもしれない。

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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この記事を書いた人

まいのアバター まい フリーライター/ラジオ愛好家

デュッセルドルフ出身、26歳のフリーランスライター。両親の仕事の関係で5歳から高校卒業まで秋田県で育つ。高校時代は部活に入らず、親の指導で毎日ピアノの練習に励む。上京後、上智大学総合人間科学部社会学科を卒業し、新卒で大手新聞会社に入社。記者クラブを担当しながら現場での取材経験を積むが、より自由な執筆スタイルを求めて1年で退職しフリーランスの道へ。
現在は下北沢徒歩12分という下北沢とは言えないところに住み、愛猫と二人暮らし。休日はラジオを聴きながら散歩するのが趣味。1999年生まれという事実に少しコンプレックスを感じつつも、「マインドはギャルなんで。」を口癖に、独自の視点で軽やかに日々の仕事と向き合っている。

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