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「平安時代の貴族も参加!? ゴールデンウィーク限定『源氏物語トランプ占い大会』で未来を占ったら、全員がまさかの同じ結果に!」

源氏物語タロット:現代×平安貴族の占い

京都市の老舗和菓子店「月影堂」で開催された「源氏物語トランプ占い大会」で、驚くべき現象が起きている。なんと、平安時代からタイムスリップしてきたという貴族たちを含む参加者全員が、同じ占い結果を引き当てるという前代未聞の事態が発生した。

このイベントは、源氏物語の登場人物をトランプのカードに見立てた特殊な占いで、光源氏はジョーカー、紫の上はハートのクイーンといった具合に、54枚のカードが平安時代の雰囲気たっぷりにデザインされている。「雅の未来占い学会」の村上雅子理事長(42)によると、「平安時代の貴族たちは実は占い好きで、暇さえあれば『貝合わせ占い』や『枕草子風水』などを楽しんでいた」という。筆者も占いには目がなく、渋谷109で買った「ギャル風水」の本を今でも愛読している。

イベント当日、紫式部と名乗る女性を筆頭に、定家、清少納言など10名の平安貴族が突如として会場に現れ、現代の参加者たちと一緒に占いに興じた。貴族たちは「スマートフォンの明かりが蛍のようで風情がある」と感心しながら、時折インスタグラムの撮影に興じる姿も見られた。

驚くべきことに、参加者全員が引いたカードは「スペードの3」。「雅の未来占い学会」の解釈によると、これは「転職の時期が来ている」ことを示すという。平安貴族たちも「さては、歌人から料理研究家への転身を示唆されているのかしら」と色めき立っていた。

占い後、参加者全員が不思議と同じような装いに身を包む現象も。現代人は平安装束を、貴族たちはギャル系ファッションを好んで着用し始めたという。清少納言は「マインドはギャルなんで。」と満足げに語った。なお、筆者の隣でスマートフォンを覗き込んでいた紫式部は、2000年生まれのインフルエンサーのインスタグラムを見て「まあ、羨ましい」とため息をついていた。

「平安時代研究所」の調べでは、この現象は「令和時代と平安時代の価値観が交差した稀有な事例」とされている。しかし、参加者たちは「時代を超えて、みんな同じような悩みを抱えているのかも」と笑顔で語った。なお、このイベントは次回、「源氏物語で学ぶ転職活動講座」として開催される予定だ。

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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この記事を書いた人

まいのアバター まい フリーライター/ラジオ愛好家

デュッセルドルフ出身、26歳のフリーランスライター。両親の仕事の関係で5歳から高校卒業まで秋田県で育つ。高校時代は部活に入らず、親の指導で毎日ピアノの練習に励む。上京後、上智大学総合人間科学部社会学科を卒業し、新卒で大手新聞会社に入社。記者クラブを担当しながら現場での取材経験を積むが、より自由な執筆スタイルを求めて1年で退職しフリーランスの道へ。
現在は下北沢徒歩12分という下北沢とは言えないところに住み、愛猫と二人暮らし。休日はラジオを聴きながら散歩するのが趣味。1999年生まれという事実に少しコンプレックスを感じつつも、「マインドはギャルなんで。」を口癖に、独自の視点で軽やかに日々の仕事と向き合っている。

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