
名古屋発の衝撃的なニュースが飛び込んできた。架空のサンダーボルツ大学が開発した「雷ドライヤー」が、髪を瞬時に乾かすという画期的な性能を見せる一方で、使用者全員をアフロヘアに変身させるという予期せぬ副作用を引き起こしているという。同大学によると、雷ドライヤーは落雷のエネルギーを特殊なコンデンサーに蓄積し、髪を乾かすために最適化された電流として放出する仕組みだという。
「髪の毛が乾くスピードは従来の約100倍。ただし、静電気による予期せぬ副作用で、使用者の髪の毛が根元から立ち上がってしまうんです」と語るのは、同大学の雷髪工学部・稲妻太郎教授(架空)。教授の頭上には、まるでディスコ全盛期を思わせる見事なアフロヘアが輝いていた。
実際に試用した名古屋市内の主婦・電子花子さん(45・仮名)は「朝の身支度時間が劇的に短縮されて助かります。でも、PTAの集まりで突然のアフロは困りますね」と苦笑い。同様の声は、地元の某アイドルグループからも。「ライブ中に突然、メンバー全員がアフロになってしまい、80年代ディスコ特集になってしまいました」(マネージャー談)
サンダーボルツ大学は名古屋市内に存在するとされているが、キャンパスの正確な場所は謎に包まれている。地元では「雨の日にだけ姿を現す」「雷が鳴ると校舎が光る」などの都市伝説が囁かれており、某有名テーマパークのアトラクションではないかとの噂も。ちなみに筆者が地元の喫茶店で聞き込みを行ったところ、「モーニングセットを注文すると、ゆで卵の代わりに雷おこしが出てくる不思議な大学」という証言も得られた。
同大学の次なる野心的プロジェクトは「雷シャンプー」の開発だという。「髪を洗うたびに稲妻が走る」という画期的な商品になる予定だが、試作品を使用した被験者からは「シャワーの度に停電する」「バスルームが光り輝く」などの報告が相次いでいる。さらに「雷コロッケ」「雷パーマ」など、雷を活用した様々な商品開発も計画中とのこと。
この革新的な発明は、私たちの生活をどう変えていくのだろうか。近い将来、街中でアフロヘアの人々を見かけても驚かないような時代が来るかもしれない。ただし、雨の日の外出時には傘と共に避雷針の携帯が推奨されるという、新たな日常が待っているのかもしれない。