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宇宙政党「ギャラクシー党」、地球初の選挙公約に「重力税廃止」を掲げるも、支持者は無重力状態で投票所に行けず全員棄権!

宇宙で浮遊する選挙風刺イラスト

地球初の政治勢力「ギャラクシー党」が衆議院選挙への参戦を表明し、「重力税廃止」という前代未聞の公約を掲げて話題を呼んでいる。同党は銀河系アンドロメダ星雲に本部を置き、これまで300以上の星間で政治活動を展開してきたという。

「地球の皆さん、なぜ重力税を払い続けるのですか?私たちは解放の時が来たと信じています」と、党首のズォーグ・アルファ氏(推定年齢1万2000歳)は記者会見で熱弁を振るった。記者たちが「そもそも重力税って何ですか?」と質問すると、「あなた方は知らないのですか?毎日24時間、足が地面に引っ張られているあの感覚。あれが重力税なのです」と真顔で答え、会場は困惑に包まれた。

選挙戦初日、ギャラクシー党の支持者たちは意気揚々と投票所へ向かった。しかし、彼らの体はなぜか全員無重力状態となり、地面から浮き上がったまま投票所に入ることができなかったという。「私は党の理念に共感して応援しているのに、足が地面につかないんです」と嘆くのは、秋葉原在住の会社員・鈴木さん(28)。投票所の係員も「投票用紙を渡そうとしても、皆さん天井付近を漂っているので手が届かない」と頭を抱えた。

ギャラクシー党の選挙対策本部長を務めるプルート・ベータ氏によると、同党員は普段から無重力環境で生活しているため、地球の選挙システムに適応できていないという。「我々の母星では、思念波による投票が一般的です。紙に印をつけるなんて、石器時代の技術じゃないですか」と地球の選挙制度に不満を漏らした。

同党が掲げる他の公約には「テレパシー通信網の整備」「時空間ワープゲートの各駅設置」「月との国交正常化」などがあり、その実現可能性について疑問の声も上がっている。特に「ブラックホール型ゴミ処理施設」については環境省が「地球そのものが消滅する恐れがある」と警告を発している。

そんな中、選挙管理委員会は「無重力状態であっても選挙権は保障されるべき」として、特別な対応策を検討中だ。候補として浮上しているのが、宇宙飛行士が使用する特殊な筆記用具や、国際宇宙ステーションでの投票システムの流用だ。しかし実現までには時間がかかりそうで、今回の選挙では全支持者が投票できないまま終わる見通しとなっている。

ギャラクシー党の今後について、政治評論家の山田太郎氏は「彼らの公約は地球の常識を超えているが、政治に新たな視点をもたらす可能性もある」と分析する。一方で「重力があるからこそ成り立つ地球の文明を理解していない点は致命的」とも指摘した。

選挙結果が出るまで、ギャラクシー党支持者たちは引き続き投票所の天井付近を漂っている。党本部は「次回選挙までに対策を講じる」としているが、具体案は示されていない。宇宙と地球の政治文化の違いを埋められるか、注目が集まっている。マインドはギャルなんで、宇宙人の前向きさには共感するところもあるけど、やっぱり足は地に着けたいかな。

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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この記事を書いた人

まいのアバター まい フリーライター/ラジオ愛好家

デュッセルドルフ出身、26歳のフリーランスライター。両親の仕事の関係で5歳から高校卒業まで秋田県で育つ。高校時代は部活に入らず、親の指導で毎日ピアノの練習に励む。上京後、上智大学総合人間科学部社会学科を卒業し、新卒で大手新聞会社に入社。記者クラブを担当しながら現場での取材経験を積むが、より自由な執筆スタイルを求めて1年で退職しフリーランスの道へ。
現在は下北沢徒歩12分という下北沢とは言えないところに住み、愛猫と二人暮らし。休日はラジオを聴きながら散歩するのが趣味。1999年生まれという事実に少しコンプレックスを感じつつも、「マインドはギャルなんで。」を口癖に、独自の視点で軽やかに日々の仕事と向き合っている。

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